サックス記事

かわさきジャズ2021

2021年9月17日(金)〜11月14日(日)

今年も「ジャズは橋を架ける」を合言葉に
開催される都市型フェスティバル

世界に名だたるコンサートホールであるミューザ川崎をはじめとする音楽ホールやライブハウス、さらに音楽大学など市内に様々な音楽施設をかかえる「音楽のまち」神奈川県川崎市。その地域全体を大きなステージと捉えた大型ジャズ・フェスティバルが「かわさきジャズ」だ。もはや川崎の秋を彩る恒例のイベントとして定着し、昨年もコロナ禍による難しい状況の中でも安全対策を万全にとって成功を収めている。今年もこの音楽フェスの開催が近づいてきた。川崎市の特徴である「多様性」と「コラボレーション」を活かし、音楽を通じて地域に橋を架けることを目指す約2か月。ここではサックス奏者が出演するイベントを中心に見どころを紹介していこう。(協力:かわさきジャズ 2021実行委員会 事務局)

[会場]ミューザ川崎シンフォニーホール/カルッツかわさき/ラゾーナ川崎プラザソル/新百合トウェンティワンホール/昭和音楽大学ユリホール/クラブチッタ/川崎市アートセンター/ほか川崎市内各所
[問合せ]かわさきジャズ実行委員会 事務局 info@kawasakijazz.jp

去る7月12日にはミューザ川崎シンフォニーホールで、川崎市長の福田紀彦氏(右端)も臨席のもと、出演者であるピアニスト&シンガーの宮本貴奈(中央)やジョニクロのメンバー(後列)の演奏も交えた記者発表会が行なわれた

 

しんゆりJAZZストリーム DAY1
10月30日(土):新百合トウェンティワンホール


岡崎正典(Ts)

かわさきジャズ2021音楽公演プログラムの幕開けを飾るのは、〈しんゆりJAZZ ストリーム DAY1〉。若手からベテランまでの実力派4組が出演するが、本誌的な注目は岡崎正典(Ts)が実兄の岡崎好朗(Tp)とタッグを組む岡崎ブラザーズ。小曽根真のNo Name Horsesをはじめ多くのビッグバンドでも共演する二人がフロントに立つステージには、期待で胸ふくらむところだ。

 
 

しんゆりJAZZストリーム DAY2
10月31日(日):新百合トウェンティワンホール


浜崎 航(Ts,Ss,Fl)

ヴォーカルからジャズ・クラリネットまでと多彩な4組のアクトが登場する〈しんゆりJAZZストリーム DAY2〉。ここでの注目は浜崎航(Ts,Ss,Fl)が公私とものパートナーである松本 茜(Pf)のトリオと共演する浜崎 航 with 松本 茜トリオだ。アメリカのジャズフェスにも出演経験のある気心の知れたメンバーとともに、浜崎の存在感のある音色と説得力のある演奏が冴え渡ること必至だ!

 
 

Project M〜名曲をジャズで
11月9日(火):ラゾーナ川崎プラザソル


米澤美玖(Ts)

本誌でもお馴染みの才色兼備を誇る人気プレイヤー米澤美玖(Ts)が、同世代の若手奏者と結成したProject Mが登場する〈Project M〜名曲をジャズで〉。すでに3枚のアルバムもリリースし、スマッシュ・ヒットを記録している彼らが、マイケルやクラプトンといった洋楽から、往年のJ-P0Pヒット、さらにはアニメの名曲までをジャズ・アレンジで披露すれば盛り上がること間違いなし!

 
 

しんゆりJAZZスクエア vol.51
〜あの人気だったムード・サックスのサム・テイラーが蘇る!

11月12日(金):川崎市アートセンター アルテリオ小劇場


右近 茂(Ts)

かわさきジャズの新たな会場となる川崎市アートセンター アルテリオ小劇場との連携公演となるのが〈しんゆりジャズスクエア vol.51〜あの人気だったムード・サックスのサム・テイラーが蘇る!〉。スイングからモダンまで現代的な感覚とトラディショナルなイディオムがハイレベルで融合したテナーマンとして知られる右近 茂(Ts)が、ムード・テナーの帝王サム・テイラーを吹くという楽しみなプログラムだ。

 
 

KW50 渡辺香津美「KYLYNが来る」
11月13日(土):ミューザ川崎シンフォニーホール


渡辺香津美(Guit)
Photo by Yosuke Komatsu(ODD JOB LTD.)
本多俊之(As,Ss)

 

今年デビュー50周年を迎えた世界的ギタリスト渡辺香津美。その華々しいキャリアの中でも坂本龍一らと組んだスーパーバンド「KYLYN」での活動は特筆すべきものだ。その「KYLYN」の名を冠したスペシャルな公演が〈KW50渡辺香津美「KYLYNが来る」〉。今回は幅広い世代のメンバーを集めてのステージだが、その中に当時のメンバーでもあった本多俊之(As,Ss)が名を連ねているのが嬉しいところ!