サックス記事

ビッグバンド最前線 BIG BAND SAX Now and Then

THE SAX vol.66 特集1 | BIG BAND SAX Now and Then

ジャズの創成期とも呼べる1920年代に、世界中を席巻するほどのブームを巻き起こしたスウィング・ジャズ。それを演奏する形態として確立されていったのがビッグバンドだ。100年に及ぶほどの歴史を持ち、伝統を守りながら発展を遂げてきた、稀有なジャンルとも言えるビッグバンドにおける、サックスパートの役割と演奏テクニックを今回は紹介している。

ビッグバンドの基礎知識 活躍したサックス奏者たち 名盤

まずは、2ページでわかるビッグバンドの基礎知識から。ビッグバンドの発展史、ビッグバンドの花形サックス奏者、聴いておきたいビッグバンド名盤、という3つのコラムを用意。

 

YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTから巣立ったスタープレイヤーたち

日本におけるビッグバンド人気の高さを語るときに忘れてはならないのが「YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST」。第45回大会の開催も間近に迫る、このジャズ学生にとっての“夏の甲子園”で、かつて青春を燃やし現在トッププレイヤーとなっているサックス奏者は数多い。その顔ぶれと出身ビッグバンドを一挙紹介。

 

吹奏楽からビッグバンドへ

大学のビッグバンド・サークルのなかには、中学、高校時代に吹奏楽を経験している部員が数多い。昨年の「YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST 第44回大会」優勝の早稲田大学「ハイ・ソサエティ・オーケストラ」もその例外ではなく、サックスセクションのほとんどが元吹奏楽部員。そんな彼らに吹奏楽とビッグバンドの違いについて座談会形式で語ってもらった。

 

SHOBI Jazz Orchestraオーディションに潜入!

大学のクラブ活動とは違って、授業としてビッグバンド演奏を学び、プロとしてのビッグバンド・ライブを経験することができるのが、音楽専門学校だ。そのなかでも尚美ミュージックカレッジ専門学校のSHOBI Jazz Orchestraは、ハイクオリティな演奏レベルに定評がある。レギュラー・ビッグバンドではなく、毎年メンバーを選抜するリハーサル・ビッグバンドである、SHOBI Jazz Orchestraのオーディションの現場に潜入した。

 

ビッグバンド奏法のスキルアップ術

去る4月下旬の同時期に、特別編成された2つの豪華ビッグバンドがライブを行なった。凄腕サックスセクションを擁するBlue Note Tokyo All Star Jazz OrchestraとNintendo Special Big Bandだ。その公演の模様をレポート。

 

ビッグバンド奏法のスキルアップ術

そして、ビッグバンドにおけるサックス演奏のスキルアップ術を1stアルト、2ndテナー、3rdアルト、4thテナー、5thバリトンという5つのパートごとにレクチャー。指南役はBATTLE JAZZ BIG BANDのリーダーとしてもお馴染みの吉田治氏だ。学生時代とプロになってからを含めて、ビッグバンドのすべてのサックスパートを経験済みの氏ならではの視点でアドバイスしてくれている。また、日本が世界に誇る小曽根真(Pf)率いるNO NAME HORSESのサックスセクション5人にはアンケートを敢行。パートごとの楽しさや難しさを伝えてくれた。
本特集を読めば、ビッグバンドのサックスを吹いて聴いて、もっと楽しめること請け合い!