THE SAX vol.114│Disc Review【CLASSIC】

「舞踏会の手帖」鈴木広志、東涼太、上運天淳市

「舞踏会の手帖」鈴木広志、東涼太、上運天淳市

【ZIP-0065】¥3,080
ZIPANGUレーベル
[演奏]鈴木広志/上運天淳市/東涼太(Sax)
[収録曲]Henry Purcell:メアリー女王のための葬送音楽より 行進曲、上運天淳市:Golden Flog、Francis Poulenc:Valse、Kurt Weill:ユーカリ・タンゴ、鈴木広志:建築組曲、上運天淳市:tukutaka、Jean-Philippe Rameau:ロンド形式のミュゼット、上運天淳市:メスカリン/ジャカランダ/springspring、John Dowland:Come Again、鈴木広志:白夜のリンゴ、Camille Saint-Saëns:死の舞踏

 

サクソフォン奏者・鈴木広志、東涼太、上運天淳市によるトリオ「Avant-Première(アヴァン・プルミエ)」は下北沢のジャズバー「LADY JANE」で誕生した。
アヴァン・プルミエは、2011年の初出演から毎回オリジナル曲や編曲レパートリーを初演している。サクソフォンの特殊奏法をさりげなく使用しながら直感で音を描く鈴木広志のオリジナル曲、リズムの本能に迫る沖縄出身 上運天淳市の自作曲、東京藝術大学を首席で卒業した東涼太の厳格なクラシック音楽の編曲レパートリーが立体的に繰り広げられる。バグパイプさながらに終始循環呼吸で演奏されるラモーやクープラン、コロナ禍を経てユートピアを想うクルト・ワイル『ユーカリ・タンゴ』や、骸骨も墓場から飛び出すサン=サーンスの『死の舞踏』などを収録。
このアルバムのプロデュースは同店オーナーで数々の著書やイベント企画、CDプロデュースを行なう下北沢の重鎮、大木雄高。

 

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