THE SAX vol.100

タワレコ! 「Live And Unreleased 」/ The Brecker Brothers

タワーレコードのバイヤーお勧めの1枚をご紹介!

「Live And Unreleased 」 The Brecker Brothers

[KKJ029]Jazzline Records
[曲目]DISC1:Strap Hangin’、Tee’d Off、Sponge、Funky Sea, Funky Dew、I Don’t Know Either、DISC2:Inside Out、Baffled、Some Skunk Funk、East River、Don’t Get Funny With My Money
[演奏]Michael Brecker (Ts)、Randy Brecker (Tp,Vo)、Mark Gray (Key)、Barry Finnerty(Guit)、Neil Jason (Bass,Vo)、Richie Morales(Ds)

 

1980年7月2日、ハンブルグの伝説のライブハウスで行なわれたブレッカー・ブラザーズの未発表ライブ音源2枚組。同年夏、5週間にもわたるヨーロッパツアーを敢行した際に収録されたもの。最強を誇ったコンビネーションの2人、兄ランディのトランペット、弟のマイケルのテナーサックスともに絶好調で、躍動的なリズムが時代のいい空気をたっぷり感じさせてくれる。『ストラップ・ハンギン』で幕を開け、名曲『サム・スカンク・ファンク』も飛び出す。

(文:タワーレコード 馬場雅之)

タワーレコード公式サイト

 

登場するアーティスト
画像

マイケル・ブレッカー
Michael Brecker

1949年3月29日生まれ。兄のランディ・ブレッカー(Tp)と組んだブレッカー・ブラザーズで70年代にセンセーショナルな話題を巻き起こす。以来、フュージョン・シーンの最前線で活躍する一方、多数のポップス系アーティストと共演を重ねる。87年に初リーダー作『マイケル・ブレッカー』を発表。80年代以降はコルトレーン派のテナー奏者としてストレート・アヘッドなプレイでも実力を発揮。人気、実力ともに現在ナンバー・ワン。2001年発表の『ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック』(UCCV-1018)では、バラードを叙情味溢れたプレイで披露した。グラミー賞8度受賞。2007年1月13日、急性白血病により死去。

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