サックス記事

「ロリンズ・イン・ホランド」Sonny Rollins

THE SAX vol.103

タワーレコードのバイヤーお勧めの1枚をご紹介!

「ロリンズ・イン・ホランド―1967 スタジオ・アンド・ ライヴ・レコーディングス」Sonny Rollins

【KKJ1046】Resonance
[曲目][CD1]Blue Room、Four、Love Walked In、Tune Up、Sonnymoon for Two、Love Walked In、Three Little Words、[CD2]They Can't Take That Away From Me/Sonnymoon for Two、On Green Dolphin Street/There Will Never Be Another You、Love Walked In、Four
[演奏]Sonny Rollins(Ts)、Ruud Jacobs(Bass)、Han Bennink(Ds)

 

90歳を迎えて、リヴィング・レジェンドとして今なお現役のテナーサックス奏者ソニー・ロリンズの完全未発表録音。1967年にオランダでレコーディングされたスタジオ録音とクラブなどでのライブ音源を収録した2枚組。ドラムスにはオランダの名ジャズ・ドラマー、ハン・ベニンクが参加。スタンダード・チューンを中心に、サックストリオ編成でピアノがない分、自由度の高いソロをロリンズ節で豪快に聴かせている。

(文:タワーレコード 馬場雅之)

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登場するアーティスト

1930年9月7日、ニューヨーク生まれ。7歳の頃、ルイ・ジョーダン(as)のレコードを聴きサックスに興味を抱く。9歳でピアノを、また11歳でアルト・サックスを始め、高校時代にテナー・サックスへ転向。ハイスクールではジャッキー・マクリーンやケニー・ドリューらとバンドを組んだ。1950年からはマイルス・デイヴィスのグループに参加。翌51年には『ソニー・ロリンズ・ウィズ・ザ・モダン・ジャズ・カルテット』でデビューした。56年には歴史的名盤『サキソフォン・コロッサス』を録音。その歌心溢れるプレイが多くのファンを獲得し、ジャズ界での地位を確立した。また同年、『テナー・マッドネス』でジョン・コルトレーンと共演。以降、『ニュークス・タイム』『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』など多くの名盤を発表した。60年代にはアバンギャルド、70年代にはフュージョン寄りのアプローチを行なうなど常に音楽の可能性を追求し、ジョン・コルトレーンと並ぶジャズ・サックスの巨人として讃えられている。