サックス記事

All about Jazz Tenor Giant SONNY ROLLINS

アーティスト研究:ソニー・ロリンズ

THE SAX 75号の表紙を飾ってくれた、生ける伝説のテナー巨人ソニー・ロリンズ。
当時の巻頭Cover Storyのインタビューを読んだ方々には、80代半ばという年齢を迎えても未だ現役のプレイヤーとしてジャズ界に君臨する、正真正銘のレジェンドの凄みを感じてもらえたことだろう。
そのロリンズが、2019年の9月7日に89歳の誕生日を迎えたことを記念し、偉業と魅力に改めてフォーカスしていこう。


● 次のページに続く
・ソニー・ロリンズが歩んだ 紆余曲折という名の王道
・今なお自分の演奏に不安を抱いている──それが素顔のロリンズ
・順風満帆な1950年代半ばから一転して2度の雲隠れ
・いっそう逞しくなった姿が記録された「橋」で完全復帰
・ジャズ史のど真ん中に位置する ロリンズの交友関係
・半世紀以上のキャリアからセレクトしたソニー・ロリンズ名盤10選


登場するアーティスト

1930年9月7日、ニューヨーク生まれ。7歳の頃、ルイ・ジョーダン(as)のレコードを聴きサックスに興味を抱く。9歳でピアノを、また11歳でアルト・サックスを始め、高校時代にテナー・サックスへ転向。ハイスクールではジャッキー・マクリーンやケニー・ドリューらとバンドを組んだ。1950年からはマイルス・デイヴィスのグループに参加。翌51年には『ソニー・ロリンズ・ウィズ・ザ・モダン・ジャズ・カルテット』でデビューした。56年には歴史的名盤『サキソフォン・コロッサス』を録音。その歌心溢れるプレイが多くのファンを獲得し、ジャズ界での地位を確立した。また同年、『テナー・マッドネス』でジョン・コルトレーンと共演。以降、『ニュークス・タイム』『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』など多くの名盤を発表した。60年代にはアバンギャルド、70年代にはフュージョン寄りのアプローチを行なうなど常に音楽の可能性を追求し、ジョン・コルトレーンと並ぶジャズ・サックスの巨人として讃えられている。

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