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THE TRUMPET vol.8 | 付属ダウンロード音源 レコーディング

トランペット吹きにとっての憧れのナンバーを付属CD[模範演奏+カラオケ]連動で楽譜掲載。ONLINEでは楽曲紹介を掲載。CD音源も試聴できます!

Track No.1〜4  [Score  B♭譜 模範演奏・演奏アドバイス:小林正弘]

[Track No.1]
Just the Two of Us
グローヴァー・ワシントンJr.

Just the Two of Us

アルトサックスのデヴィッド・サンボーンやテナー・サックスのマイケル・ブレッカーと並び称されるクロスオーバー/フュージョンを代表するサックス奏者であるグローヴァー・ワシントンJr.。先の二人とは違ってアルト、テナー、そしてソプラノと曲によってフレキシブルに持ち替えるのが彼のスタイルで、あのケニー・Gにも大きな影響を与えています。
グローヴァーの代表曲とも言えるこの曲のオリジナルは、R&B歌手ビル・ウィザースをフィーチャーしたヴォーカル・チューン。トランペットで吹かれることは滅多にないナンバーですが、小林正弘氏がメロディ部分の譜割などに工夫を凝らして最適なアレンジを施してくれました。アドリブパートも含めて、メロウに歌うトランペットは絶品です!

 

[Track No.2]
Route 101
ハーブ・アルパート

Route 101

本誌では創刊号の『Bitter Sweet Samba』、vol.03の『Fandango』、vol.04の『Rise』、そして前号の『Magic Man』と4度にわたり付属音源で楽曲を取り上げているハーブ・アルパート。このコーナーですっかり常連となっているフュージョン・トランペットの象徴的スター奏者のナンバーをやはり今回も取り上げることにしました。
さて、今回のナンバーは、先述の『Fandango』を収録したアルバム「Fandango」に収められている楽曲です。『Fandango』や『Rise』『Magic Man』と同じく、本人が登場するウイスキーのテレビCMに使用されたことが印象に残っている往年のファンも多いでしょう。小林さんがダブリングの録音技術を駆使して、雰囲気バッチリに仕上げてくれました。

 

[Track No.3]
My One and Only Love
ガイ・ウッド

My One and Only Love

フランク・シナトラを始め多くのジャズ・シンガーにより歌われてきたロマンティックなバラード。トランペットでもクリス・ボッティなどが演奏しています。さらに、映画『リービング・ラスベガス』の中ではロック・シンガーのスティングが歌ったヴァージョンがフィーチャーされるなど、ジャズの世界に留まらないポピュラー音楽の大スタンダードとなっています。
今回カラオケの制作も担当してくれた小林正弘氏が参考にしたヴァージョンは、米国ジャズ界およびスタジオ・シーンで長年ファーストコールとして活躍してきたボビー・シューが、メトロポール・オーケストラと共演した際の演奏です。流麗なストリングスのアレンジに乗って、小林さんがゆったりとしたメロディをムードたっぷりに歌い上げてくれました。

 

[Track No.4]
Love for Sale
コール・ポーター

Love for Sale

『You Be So Nice to Come Home to』『Night And Day』『Begin the Beguine』など、数多くのスタンダード・ナンバーを生み出した作詞作曲家のコール・ポーター。この曲は1930年にポーターがミュージカル「The New Yorker」のために書き下ろしたナンバー。多くのカバーがありますが、トランペットで最も有名なのはマイルス・デイヴィスがキャノンボール・アダレイの名義を使って発表したアルバム「サムシン・エルス」収録のテイクでしょう。
そのマイルスや、バディ・リッチのビッグバンド版など、トランペッターには印象深いヴァージョンが幾つかあるこの曲ですが、今回はそれらとは全く違うアレンジを小林さんが用意してくれました。お得意のファンキーなホーン・アレンジを施し、ド派手な仕上がりに!ゲストのサックス竹上良成氏によるソロも聴きものです。

 

 

Track No.5  [Score  B♭譜 模範演奏:籠谷春香]

[Track No.5]
美女と野獣
アラン・メンケン

籠谷春香

この曲のみ、第33回 日本管打楽器コンクール トランペット部門で第1位となった日本クラシック界期待の若手トランペット奏者、籠谷春香さんによる演奏です。vol.5とvol.6に続いて3度目の登場で、伴奏も同じく彼女の東京音楽大学時代の同級生でもあるギタリスト五十嵐紅が担当してくれました。
ディズニー映画の音楽を多く手がけている巨匠アラン・メンケンの代表作とも言えるナンバーです。同じくメンケン作の『アラジンのテーマ(ホール・ニュー・ワールド)』を歌ったデュエットの名手ピーボ・ブライソンが、同曲でのレジーナ・ベルから当時まだ大ブレイク前のセリーヌ・ディオンにパートナーを替えて歌って大ヒットとなりました。華やかな音色の籠谷さんによる演奏をお楽しみください。

 

 


 

小林正弘
小林正弘(こばやし・まさひろ)
1956年、東京生まれ。国立音楽大学中退。キャンディーズのバックバンド「MMP」、1979年に「宮間利之& ニューハードオーケストラ」に1年間在籍。退団後は、大学の大先輩・数原晋のサイドマンとしてスタジオワークを始め自身のホーンセクションでも数多くの作品に参加。1980年代後半よりサックス奏者・小池修らと共に自己のホーンセクションで数多くのスタジオワークやサポートワークに参加する。1994年にはフュージョンバンドSourceを結成。1997年に初めてのアルバム「Source」をリリース、音楽雑誌「ADLIB」(アドリブ)の読者人気投票でその年の「最優秀新人バンド賞」を受賞した。1998年にバンドKicksを結成、翌1999年11月にはアルバム「Kicks」をリリース。また2001年にはボサノヴァ系バンド「Nouvelle-B」を結成。Big Horns Beeの小林太氏は実弟。
 

 

 

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