トランペット 記事
ジャズ・クラークでスキル・アップ!

Clark〜Third Study

vol.08の特集から好評につき連載化したジャズ&ポップス界の重鎮プレイヤー小林正弘氏が考案したオリジナルのウォームアップ・メニュー「ジャズ・クラーク」。今回もハーバート・リンカーン・クラークによる「テクニカル・スタディーズ」通称「クラーク金管教本」と小林さん制作のジャジーなバックトラックを使って楽しくエクササイズしていこう! 伴奏トラックは本号の付属ダウンロード音源として用意している。Let’s Practice!!

*スマートフォンなどで、譜例が切れて表示されるときは、横にスクロールしてください。

アルペジオ(分散和音)のトレーニングである"Third Study"。元書に記載されているのはメジャーキーの[I-IV-V]だけです。

マイナーキーに置き換えると[VIm-IIm-III7]

マイナーキーの[トニック-サブドミナント-ドミナント]です。
管楽器は単音楽器ですので、一人でハーモニーを奏でられません。
アルペジオを練習することによってハーモニー感を養いましょう!
最初の音、次の音、次の音、次の音。
すべての音が響いて残っているイメージで吹いてください。
[Variation]では一つのキーの中で9つのコードをあてがってジャズっぽいコード進行にアレンジしてあります。
こんな感じのコード進行はクラシックのエチュード[Charlier][Bitsch]にも出てきます。
まずはバッキングトラックを聴き、各箇所の響きをしっかりと感じてから、ゆっくりのテンポで練習しはじめ、最終的にはオケに合わせてワン・ブレスで吹ききれるように。アーティキュレーションは最初の3つのキー、C・F・Gに記載されている吹き方がお勧めです。

全12Keyは次のページへ!

 


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アダム・ラッパ(Adam Rapa)来日決定!!

2022-10-21

大久保管楽器店内にて、アダム・ラッパによるLOTUSトランペット&マウスピースのデモンストレーション演奏

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~みんな悩んで上手くなる!

この季節は爽やかな風に乗せて
シティポップを吹こう♪

音源連動:演奏by牧原正洋

カバー:ザ・シルキー・ファイブ

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