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THE TRUMPET vol.1 付属CDトラックリスト

テレビ、ラジオ、CMなどで耳馴染みのトランペット名曲が目白押し!

THE TRUMPET vol.1の楽譜コンテンツ「トランペットが輝くヒットナンバーにLet’s Try!!」と連動した付属CDには、日本のトッププレイヤー木幡光邦氏による模範演奏で、6つのトランペット名曲が収められている。誰もが一度はどこかで耳にしたことがあるはずのトランペットが印象的なヒットナンバーを1曲ずつ紹介していこう。

 

Track 01. / カラオケ 07.

Feels So Good

 70年代の世界的フュージョン・ブームを象徴する大ヒットナンバー。シングルとして発売されたこの曲は、なんと全米ヒットチャートでトップ5入り。さらに、この曲を収録した同名のアルバムにいたっては、全米2位を記録したというから驚きだ。日本の往年のファンにとってはラジオ番組のテーマ曲としても馴染みのあるものだろう。作曲はチャック・マンジョーネ本人によるもので、彼はこの他にもグラミー賞を受賞した『サンチェスの子供たち』などを手がけており、優れたソングライターとしても評価されている。また、元々はアート・ブレイキーのバンドなどジャズ畑で腕を磨いた実力者でもある。

木幡氏はレコーディングに際して、普段愛用しているものとは違うCuesnon(ケノン)のフリューゲルホルンをこの曲に合わせて用意してくれた。また、木幡氏も演奏アドバイスに書いているように、今回のカラオケでは名演の誉れ高いグラント・ガイスマンのギター・ソロを完全コピー! カラオケに合わせて吹けば気分が盛り上がること間違いなしだ。

 

Track 02. / カラオケ 08.

ルパン三世 愛のテーマ

アニメ版「ルパン三世」のエンディング・テーマとしても親しまれているバラード・ナンバー。作曲はもちろん「ルパン三世」のほとんどの曲を手がけるジャズ・ピアニスト大野雄二だ。水木一郎の歌唱によるヴォーカル版が最も有名だが、その他にもピアノ版やハーモニカの音色を模したシンセサイザーがメロディをとるヴァージョン、さらにEG0-WRAPPIN’の中納良恵が歌ったものと、様々なテイクが存在する。

そして、意外にもこれまでなかったのがトランペット版ということで、木幡氏に初チャレンジしてもらった。この曲だけはマウスピースをマークカリーの5☆に替えて、よりきらびやかな音に。さらにアドリブ部分はハーマンミュートを使ったコルネットで渋くキメてくれた。演奏アドバイスにもあるように「金曜ロードショー」のテーマ『Friday Night Fantasy』や「水曜ロードショー」のテーマ『Wednesday Night』のような哀愁を帯びたロマンティックなイメージで。音域もトランペットにピッタリで気持ち良く吹けること請け合いだ。

  

Track 03. / カラオケ 09.

Cantaloupe Island

現代を代表するジャズ・ジャイアンツのひとりハービー・ハンコックが1964年、マイルス・デイヴィスのバンドに在籍していた時期に発表したアルバム『エピリアン・アイルズ』に収録されたハンコック自身のペンによるブルース・ナンバー。木幡氏が演奏アドバイスで書いている通り、いまやジャズ・セッションの大定番曲でもある。また、1990年代にはジャズ・ヒップホップ・グループのUS3がラップを取り入れてカヴァーしてリバイバル・ヒット。このヴァージョンは日本でもCM曲に使われるほど一世を風靡した。

オリジナル版でコルネットによるリードを取っているのは、ジャズ・トランペットの偉人に数えられるフレディ・ハバード。リズム隊はトニー・ウィリアムス(Ds)とロン・カーター(Bass)という豪華カルテット編成だ。この後、ここにウェイン・ショーター(Sax)を加えてVSOPクインテットが誕生する。木幡氏はXOのアップライトのトランペットにマウスピースがConnの4というセッティングでファンキーにプレイしてくれた。

  

Track 04. / カラオケ 10.&11.

Strasbourg-St.Denis 

1990年に、現代のトランペット界における最重要人物であるウィントン・マルサリスに見出されてデビューしたロイ・ハーグローヴのオリジナル・ナンバー。彼が2008年にリリースしたアルバム「イヤーフード」に収録された一曲だ。ロイ・ハーグローヴは若くしてハービー・ハンコック、マイケル・ブレッカーというジャズ界の大御所たちともグループを組むほど、正統派ジャズ・トランペット奏者として高い評価を受けてきた。その一方でディアンジェロ、エリカ・バドゥ、コモンなど、同世代のR&B/ヒップホップのアーティストとも共演を重ね、ジャズ界に新風を吹き込んでいる。

オリジナルはトランペットとアルトサックスの2管でリードを取っているが、今回はそれを木幡氏がトランペットとフリューゲルホルンのダビングで演奏してくれた。この曲はカラオケも、トランペットだけを抜いたマイナスワンと、フリューゲルホルンも抜いたマイナスツーの2トラックを収録しているので、一人で吹くもよし、パートナーと二人で吹くもよしと、二つの楽しみ方ができる!

 

Track 05. / カラオケ 12.&13.

Bitter Sweet Samba

 ソロ名義では『Rise』の大ヒットも持つハーブ・アルパートが率いるザ・ティファナ・ブラスの1965年作「WHIPPED CREAM & OTHER DELIGHTS(蜜の味〜ビタースウィート・サンバ)」に収録されたナンバー。メキシコ由来の音楽マリアッチとアメリカン・ポップスを融合させた“アメリアッチ”の代表的な1曲とも言える。日本では、古くから深夜ラジオ番組「オールナイトニッポン」のテーマとして、また最近では檀れいが出演するビール飲料のCMソングとしてもお馴染みだろう。アルパートはトランペット奏者としてのみならず、カーペンターズやポリス、ジャネット・ジャクソンなどを輩出したA&Mレーベルの創始者としても音楽界に偉業を残している。

オリジナルは全編を通して2本のトランペットで奏でられているが、今回は木幡氏がそれをダビングで重ねてくれた。この曲もカラオケは、上のパートだけを抜いたマイナスワンと、両方のパートを抜いたマイナスツーの2トラックを収録。演奏アドバイスにもあるように、一人ないし二人で軽快に奏でてみてはいかが!?

 

Track 06. / カラオケ 14.

Somebody Stole My Gal

 曲名を見てピンとこなくても「吉本新喜劇」のテーマと聞けばナットクだろう。日本で作られたオリジナルだと思っていた人も多いのではないかと想像するが、実は1910〜20年代に活躍したアメリカの作曲家レオ・ウッドによるナンバーだ。1918年に作られ、1920年代にテッド・ウィームス楽団やフレッチャー・ヘンダーソン楽団によってレコーディングされた。後にベニー・グッドマンやカウント・ベイシーの楽団もこの曲を取り上げている。

我々が「吉本新喜劇」のテーマとして聴き馴染んでいるヴァージョンは、さらに時代が進んで1950年代にディキシーランド・ジャズのピー・ウィー・ハント楽団が録音したものだ。ピー・ウィー・ハントがトロンボーン奏者なので、目立つパートをトロンボーンが吹いている箇所もあるが、今回その部分は木幡氏がプランジャーミュートを使って吹いてくれた。また、クラリネットによるソロ部分もハーマンミュートを使ったコルネットで置き換えている。いずれにしてもミュートの使用頻度が高い一曲なので、そんな練習にもうってつけだ。

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