毎回、プロ奏者に楽器や演奏のこと、さらに吹奏楽などについての質問に答えていただくこのコーナー。今回は学校の吹奏楽部に所属している中高生や、一般吹奏楽団に所属されている方が共感し、思わず「あるある」と言ってしまうような吹奏楽の“あるある”ネタを紹介します。
合奏前とかに、ホールや練習場で各々が一斉に個人練習して いる時しばしば起きるのですが…、ワーッと音が渦巻く状態が、何かの拍子に突然静寂が訪れて皆で笑ってしまうことがある(みなさん経験ないですか?)。
プロになっても、指揮者の指示のあとに「はい!」と大声で 言いそうになる。
みんな音がデカイ。
オーケストラのアレンジ曲で、調が違ってポジションに苦労したこと。 特に『ウィリアムテル』の嵐の部分は泣きました。
キツい。
スタンドを設置しても 立てる曲がなかった。
まあ一般的ですが、吹奏楽部時代に隣で吹く先輩は自分が間違っても隣の私を意図的に見ますので指揮者の先生に“またお前か!” と濡れ衣の怒りを受けたことかな。
課題曲を聞けば、年代がわかる。 そして共感しあえる。
ハーモニーがハマった時のゾクゾク感はたまりません。
曲中、D.S.やCodaがある曲の時、密かに迷子になる。
リハーサル時、伴奏だけだと指定されたにも関わらず、聞き逃してしまい思いっきり旋律を吹き始める。お昼ご飯を食べた後の練習(合奏)では睡魔が襲ってくる。
大音量すぎて自分の音が聞こえない。
オーケストラの曲は 何でも吹奏楽で演奏できると思っていること。
担当楽器で性格がなんとなくよめる…ような気がする。
コンクールでよく聴く、最後の音が変に長い演奏。あれ何ですか? 意味が分かりません。
先天的にある性格の人が運命的にその楽器を選択するという一面と、その楽器に長く触れていると後天的にその楽器に合った性格が形成されるという、“楽器別人格”が存在します。例えばオーボエは“神経質”、トランペットは“目立ちたがり屋”、トロンボーンは“酒飲み”、打楽器は“忍耐強い”などです。
アルメ、ロメジュリ、ダフクロ、マッピ、ベードラ、サスシン……。 いくらでも縮めてくれていいけど、 パーカス(パーでカス)だけはやめてェ~!
4月25日発刊
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