サックス記事 モダンジャズの名曲をしなやかに吹く♪
  サックス記事 モダンジャズの名曲をしなやかに吹く♪
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模範演奏プレイヤー 江澤 茜 インタビュー

モダンジャズの名曲をしなやかに吹く♪

MUSIC

今号もダウンロード形式でお届けする誌面連動の付録音源。今回のテーマは絶対に押さえておきたいモダンジャズのスタンダードナンバーだ。模範演奏とカラオケ音源もダウンロードで配布しているので、楽譜とアナリーゼを使い、ぜひマスターしてさまざまな機会に披露してほしい。
模範演奏、演奏解説、そして採譜をしてくれたのは、精力的な演奏活動で注目を集めている本格派アルティスト江澤茜さん。本誌初の登場で、2月にリリースされたアルバム「I Still Don’t Know」についてや、理論的な楽曲の演奏解説など詳しく語ってもらった。
(インタビュー・文:nejisuke)


 

●PROFILE
江澤茜 (えざわ あかね)

東京都出身。中学入学と同時に吹奏楽部に入部し、サックスを始める。在学中に聴いたザ・グレン・ミラー・オーケストラの演奏に影響を受け、ジャズに興味を持つ。昭和音楽大学ジャズコースを優等賞得て卒業。2019年には西オーストラリアで行われたPerth International Jazz Festivelにてリーダーバンドで参加し、好評を得る。2021年に自身の1st album「Thaw」をリリース。2026年に2nd作「I Still Don’t Know」を発表。第10回ちぐさ賞優秀賞を受賞。サックスを近藤和彦、碓井雅史の各氏に師事。

 
 CD Information
 
 

「I Still Don’t Know」 江澤茜&デヴィッド・ブライアント

【TMB-001】¥3300(税込) Tombo Records

 
 Live Information

[日程]3月15日(日)13:00open 14:00start 
[会場]下北沢No Room For Squares
[出演]江澤茜(As)、 David Bryant(E.Pf)、粟谷巧(Bass)、Gene Jackson(Ds) 

[日程]3月24日(火)18:45open 19:15start 
[会場]六本木Alfie
[出演]小沢咲希(Pf)、佐藤敬幸(As)、江澤茜(As)、粟谷巧(Bass)、柳沼佑育(Ds) 

[日程]4月15日(水)18:00open 19:00start 
[会場]吉祥寺SOMETIME
[出演]久米雅之(Ds)、江澤茜(As)、加藤友彦(Pf)、石川隆一(Bass)

 
 

緻密なアンサンブルとインタープレイが魅力のアルバム

2月18日発売の「I Still Don’t Know」では、2人の緻密なアンサンブルとインタープレイによって、サックスとピアノの濃密な対話が繰り広げられています。ピアノのデヴィッド・ブライアントさんとの息もぴったりですね。
江澤茜
ありがとうございます。デヴィッドとサックスとピアノのデュオについて、「普段どんなアルバムを聴いているの?」という話をしたことがあるんですが、一番よく聴くのはスタン・ゲッツ&ケニー・バロンだよね、と。もちろん、それがデュオの王道的な一つの形だと思います。ただ、他にもデイヴ・リーブマンとリッチー・バイラーク、ウィル・ヴィンソンのデュオのアルバムなどを参考にしたいね、という話もしていて。そういった作品は、ピアノが伴奏に回るというよりも、お互いに一つの空気感を作り上げながら、アドリブの掛け合いそのものがアンサンブルになっていく。その感覚を大切にして、このアルバムも作りました。
いわゆる「アルトがメロディ、ピアノがコンピング」という構図ではない、お二人ならではの相乗効果が印象的です。
江澤茜
そうですね。デヴィッドから、「いつもアドリブをしているというより、サックスも時にはコンピングに回るような意識で」とアドバイスをもらいました。デュオは二人だけなので、音を作り上げていく難しさもありますが、初めて一緒に演奏したとき、不思議とその難しさを感じなかったんです。良い意味で、とてもイージーに感じた。それはデヴィッドが瞬時にいろいろ考えてフォローしてくれたからだと思いますし、ハーモニーやコンピングのリズムが自然に噛み合っていた感覚もありました。その瞬間ごとに変化していく流れを、お互い楽しめている気がします。
江澤さんのオリジナル5曲と、デヴィッド・ブライアントさんの1曲はいずれも美しいメロディが印象的です。一方、3曲収録されたスタンダードの中でも、『How Deep Is the Ocean』は、二人のコール&レスポンスから始まるスリリングな展開が印象的でした。
江澤茜
ライブでも何度か試してきた形で、最初にテーマを演奏せず、あるモチーフから発展させていく構成です。どちらか一人がソロを取るというよりも、二人で同時にアドリブを展開していく、そういうスタイルをデュオのコンセプトとして、形にしてみたいと思って取り組みました。

>>次のページへ続く
・本格派ジャズメンとしての歩み
・ロジカルな楽曲解説
・江澤茜さんによる演奏解説


【収録楽曲・掲載楽譜】
[E♭譜] 『Star Eyes』
[E♭譜] 『I Remember Clifford』
[E♭譜] 『いつか王子様が』
[E♭譜] 『バードランドの子守唄』
[E♭譜] 『Desafinado』 ※定期購読者特典ボーナストラック

 

 
 

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