サックス記事 70-80’s  クロスオーヴァー・フュージョンを颯爽と吹こう♪
  サックス記事 70-80’s  クロスオーヴァー・フュージョンを颯爽と吹こう♪
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模範演奏プレイヤー │後藤天太 インタビュー

70-80’s クロスオーヴァー・フュージョンを颯爽と吹こう♪

MUSIC

今号もダウンロード形式でお届けする誌面連動の付録音源。今回のテーマは、70〜80年代に一大ムーブメントを巻き起こした「70-80’sクロスオーバー・フュージョン」。模範演奏とカラオケ音源も配布しているので、次のページから始まる楽譜とアナリーゼを参考に、ぜひ演奏に挑戦しマスターしてほしい。
模範演奏、演奏解説、そして採譜を担当してくれたのは、メジャーアーティストのレコーディングやライブサポート、自身のバンドなどバーサタイルに活躍するサックスプレイヤー後藤天太さん。今回の収録に向けた取り組みはもちろん、プロ奏者になるまでの歩みについても、興味深いエピソードを披露してくれた。
(インタビュー・文:nejisuke)


 

●PROFILE
後藤天太 (Tenta Goto)

奈良県生駒市出身。サックス全般を軸にフルートやクラリネットも演奏する。TV・CM・劇伴・メジャーアーティストのレコーディングやツアー、ライブサポートの傍ら自身のソロ活動やビッグバンドでの活動も行なう。リーダーバンドでは作曲や編曲も担当し、全曲作曲を手掛けた1st Album「Mephitis」をリリース。D’Addario Woodwinds日本公認アーティスト。

●WORKS
〈アーティストサポート(LIVE,REC等)〉YUKI、Aimer、Omoinotake、Da-iCE、SixTONES、Number_i、M!LK、ずっと真夜中でいいのに、山崎育三郎、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、P丸様。、石井竜也、鈴木雅之、BiSH、DA PUMP、新浜レオン、工藤静香、三浦風雅、田中公平、ももいろクローバーZ、中塚武、イガバンBB、BIG HORNS BEE、Jazztronik、etc.
〈劇伴REC参加〉「機動戦士ガンダムU.C.E」「スタンドUPスタート」「ゼイチョー」「下克上球児」「私にふさわしいホテル」「ブルーロック」「ウマ娘」「アイドルマスター」、他ゲームやCM曲多数
〈メディア出演〉「MUSIC STATION」、「MUSIC FAIR」、「輝く!日本レコード大賞」、「SONGS」、「COUNT DOWN TV]、etc.

 

サラリーマンを経てプロ奏者に

自身のリーダーバンドをはじめメジャーアーティストのレコーディングやライブサポートなど大活躍の後藤さんですが、それぞれのバンドでサックスの他、フルート、クラリネットなどマルチに演奏されています。それぞれの楽器はいつごろ始められたんですか?
後藤天太
アルトサックスを始めたのは小学校4年生で、吹奏楽がきっかけです。その後ソプラノも兼任し、中学に入って1年間だけ初めてバリトンを吹きましたが、その後はずっとアルトとソプラノをメインにしていました。実はテナーサックスはプロとして活動し始めてから本格的に吹き始めました。さらにプロ活動開始から3〜4年ほど経った頃、現場で必要になりフルートを始め、同時にクラリネットにもハマってピッコロやバスクラも購入しました。
もともと脱サラ組で、プロになる前に3年ほど会社員をしていたのですが、そのときに貯めたお金で楽器をそろえました。
サックスを始められてから、プロ奏者になるまでの経緯を教えてください。
後藤
サックスを始めてから高校卒業まで、ずっと吹奏楽で演奏していましたが、引き続き吹奏楽強豪の京都の龍谷大学に進学しました。しかし、ここからプロになる道は少し違うかもしれないと感じ、20歳で上京。尚美ミュージックカレッジ専門学校の管弦打楽器学科に入り、原博巳先生と波多江史朗先生にクラシックを学びました。
当時は完全にクラシック志向でしたが、高校時代に『宝島』の伊東毅さんや宮崎隆睦さんのソロをコピーしたり、ペンタトニックを感覚的に使ってアドリブしていたりしてジャズにも興味がありました。そこで、クラシックとジャズを両立できる環境として尚美を選び、校内ビッグバンドではゴードン・グッドウィンのビッッグ・ファット・バンドの曲などをバリトンで演奏しつつ、ジャズは『Confirmation』をコピーした程度という状態でした。
卒業後23〜26歳までは会社員として働きながら宮崎隆睦さん、多田誠司さんにジャズを師事。クラシックのコンクールに挑戦しつつバンドでライブハウスに出演するなど、進路を模索していました。安定した生活に慣れ始めた頃、「このままではいけない」と退職を決意。2年間で音楽一本を目標に音楽学校メーザーハウスへ入り直し、沢井原兒さんに2〜3年徹底的に学び、猛練習しました(笑)。その結果、卒業後には演奏で生計を立てられるようになり、現在につながっています。
その後、プロになってしばらくしてスタジオワークに偏りかけてた時に、ちゃんとジャズをやりたくて山田穣さんにも3年ほど教えていただきました。
 

>>次のページへ続く
・転機になった日本武道館での公演
・原曲から逃げず、誠実に向き合う演奏
・後藤天太さんによる演奏解説


【収録楽曲・掲載楽譜】
[B♭譜] 『Spain』
[E♭譜] 『Little Linda』
[E♭譜] 『Twilight In Upper West』
[E♭譜] 『Still Be Bop』
[E♭譜] 『Rise』 ※定期購読者特典ボーナストラック

 

 
 

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