THE SAX vol.74 誌上&動画レッスン

人気ナンバー完全攻略レッスン Part 1『ルパン三世のテーマ』Aメロ

サックス吹きなら誰もが「吹きたい!」と思う人気曲に、3回の連載でじっくり取り組む集中講義企画が THE SAX74号よりスタート! Part.1の課題曲は、今秋より30年振りに新テレビシリーズ放送も始まり、再注目を浴びている『ルパン三世のテーマ』。レクチャーしてくれるのは、島村楽器の経験豊富な人気インストラクターなので、初心者の方も気軽にトライしてみよう。こちらでは、島村楽器 川崎ルフロン店 吉田講師に実演レクチャーしていただいたものを、動画でアップ!
今までなかなかカッコ良く決まらなかったあの曲も、本誌の譜例&詳細な演奏解説と合わせて練習すれば、劇的に進化すること間違いなし!


島村楽器 インストラクター紹介
吉田隆広(よしだたかひろ)
東京音楽大学 器楽科 サクソフォーン専攻 卒業。クラシックサックスを中村均氏に師事。室内楽を石渡悠史氏に師事。 Jazz/Fusionを元T-SQUAREの宮崎隆睦氏に師事。

島村楽器 川崎ルフロン店(TEL:044-221-5262) http://www.shimamura.co.jp/kawasaki/
インストラクター紹介ページ http://www.shimamura.co.jp/kawasaki/index.php


【課題曲】『ルパン三世のテーマ』Aメロ
Aメロ全体のアドバイス〜16分音符を感じて、歯切れよく吹こう!

A部分のメロディは、同じメロディが2回繰り返されるので、マンネリ化しないように2回目のAではメロディフェイクしています。フレーズを歌うために、ベンドやリップダウン、装飾音符、ヴィブラート、ハーフタンギングなどの奏法を取り入れました。
メロディは淡々と吹くだけでは全然カッコよくならないので、かなり歯切れよく演奏することを心掛けることが大事です。また、音を伸ばしている時の表現は難しいですが、ここが歌えるかどうかがポイントです。さらに洗練されたプレイを目指すなら、音を適当なところで終わらせないように。吹くべき音の長さを意識して、舌を付けて音を終わらせましょう。

★本誌では、譜例に沿って12のポイントをピックアップし、吉田インストラクターが解説しています!

※誌面POINT_2について:メロディの始まり部分、サックスの高音「ミ」の音は、ピッチが高くなりやすいので注意が必要です。アンブシュアを締めすぎると高くなり、かといって緩めすぎると低くなります。各音に対して正しいピッチで吹けるように、アンブシュアの感覚を掴んでおきましょう。

 

 

 

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