渡辺貞夫 17年ぶりに招集したビッグバンドを率いた コンサートの模様がライブCDで登場!
日本のジャズ界を60年以上に亘って牽引し続ける渡辺貞夫が、17年ぶりに自らのビッグバンドを再編し、昨年12月14日にオーチャードホールで行なったコンサートは大きな話題となった。海外から大物リズム・セクションも招いたそのパフォーマンスはビッグバンド・ファンの度肝を抜く最高の仕上がり。そして、その模様がライブCDとして楽しめることになった。完成の手応えを巨匠自らが語った!
(文:熊谷美広/写真:土居政則)
協力:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
全曲オリジナル・ナンバーのビッグバンド・アルバム

プロフィール
渡辺 貞夫
1933年2月1日栃木県宇都宮市生まれ。51年に上京してプロとしての活動を始め、53年に秋吉敏子のグループに参加して注目を集める。61年に初リーダー作をリリース後、バークリー音楽院に留学。70年代からは海外でも活動し、その音楽性は高く評価された。70年代後半からは、フュージョン的なサウンドにもアプローチし、一般的な人気も得る。その後も日本最高のアルトサックス奏者として、現在も精力的に活動を続けている。
CD Information

【VICJ-61736】¥3,000(税別)
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
[演奏]渡辺貞夫(As,Cond)、吉田治/近藤和彦(As)、小池修/今尾敏道(Ts)、山本拓夫(Bs)、
村田陽一/片岡雄三/辻冬樹(Tb)、山城純子(BTb)、西村浩二/佐久間勲/奥村晶/松島啓之(Tp)、ラッセル・フェランテ(Pf)、エドウィン・リヴィングストン(Bass)、ピーター・アースキン(Ds)
[曲目]TOKYO DATING、HIP WALK、TREE TOPS、EPISODE、I’M WITH YOU、 EARLY SPRING、EYE TOUCH、WARM DAYS AHEAD、AIRY、TEMBEA、NOT QUITE A SAMBA、MY DEAR LIFE
次ページにインタビュー続く
・成長したミュージシャンに囲まれてサックスを吹くことに専念
・秋にはイエロージャケッツのリズムを迎えて再びビッグバンドを
・ サックス・セクションの メンバーが寄せた 渡辺貞夫へのメッセージ
渡辺貞夫
Sadao Watanabe
1933年宇都宮生まれ。高校卒業後に上京、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドに参加。バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍。2005年「愛知万博」では世界中から集まった子どもたち400人と、国境や文化を越えた歌とリズムの共演という長年の夢を実現させ、それらの活動は海外へ広がる。2016年4月、オバマ元アメリカ大統領夫妻がホストとなり、ホワイトハウスで開催された「International Jazz Day 2016」に日本を代表して参加。2019年3月、ラッセル・フェランテ(Pf)、ベン・ウィリアムス(Bass)、竹村一哲(Ds)を率い「Sadao Watanabe Quartet」でブルーノートNYに出演。連日満員の聴衆を魅了する。同年、スティーヴ・ガッド(Ds)、ジョン・パティトゥッチ(Bass)、ラッセル・フェランテ(Pf)と共に演奏した模様を収録したライブ盤「SADAO 2019 ライヴ・アット・ブルーノート・トーキョー」をリリースし、CDショップ大賞ジャズ賞(特別賞)を受賞。2020年12月、自身の選曲による2枚組の70周年記念コンピレーション・アルバム「ルック・フォー・ザ・ライト」をリリース。2024年、スタジオ・アルバム「PEACE」を発表、「MUSIC AWARD JAPAN 2025 Best Jazz Album」にノミネートされた。2025年、ライブ・レコーディング作「HOPE FOR TOMORROWをリリース。2026年に音楽活動75周年を迎えて最新スタジオ・レコーディング作「BUT BEAUTIFUL」を発表する。国内のみならず、海外に於いても精力的に演奏活動を行う生涯現役プレイヤーのその姿は、世界中の老若男女に勇気と感動を与えている。













