徹底試奏！リードプレイヤー向けマウスピース35本！

2020-10-30

どんなトランペット吹きでも一度は憧れる、天を切り裂くようなハイトーン。今回はそんなハイトーンを当てる際に助けになってくれるかもしれないマウスピースが一挙大集結！工藤正和氏に、徹底的に試奏、比較をしてもらった。

どんなトランペット吹きでも一度は憧れる、天を切り裂くようなハイトーン。今回はそんなハイトーンを当てる際に助けになってくれるかもしれない「サイズ小さめ、カップ浅め、タイトなバックボア」といった傾向を持つジャズ＆ポップス奏者向けマウスピースが一挙30本大集結！　スタジオやミュージカルなどで精力的に活動し、ポップスの現場を知り尽くしたトランペッターである工藤正和氏に、徹底的に試奏、比較をしてもらった。

工藤正和（くどうまさかず）
11968年東京都出身。11歳よりトランペットを始める。1993年東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。北村源三、織田準一の各氏に師事。大学在学中よりフリーランスの奏者として、オーケストラや吹奏楽団、ミュージカルなどの演奏に参加する。卒業後はクラシックのみでなく、ジャズやポップス、ラテンから演歌に至るまで幅広いジャンルで演奏し、アンサンブルやテレビドラマでの楽器指導など、その活動は多岐にわたる。現在は、スタジオワーク、ミュージカル、アーティストのツアーサポートなどを中心に、録音やライブなどで精力的に活動している。

［使用楽器（Ｂ♭管）］
◆Charles Davis : Signature ６パイプ　Ｍボア
◆Schilke : S43HDL-F SP ジョン・ファディスモデル　スターリングシルバーベル
◆Galileo : Jooleo GP
今回の試奏ではCharles Davisをメインで使用し、一部のマウスピースではGalileoも比較のため使用した。

＜評価項目＞
音色の明暗：ブライト↔︎ダーク
音色の傾向：クリア↔︎ウォーム
楽器の抵抗感：少ない↔︎多い
音の立ち上がり：速い↔︎重め
音の抜け感：抜けが良く倍音豊か↔︎芯が太くまとまりがある