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ランクアップ講座 -パーカッション-

navigator:伊坂 浩嗣

Navigator:伊坂 浩嗣 H i r o t s u g u I s a k a

伊坂浩嗣

埼玉県出身。埼玉栄高校、東邦音楽大学卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコース修了。ディプロマフレッシュコンサート2006、第60回ミッドウエストバンドクリニック等に出演。2013年、ソロリサイタルを開催。吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテスト等の審査員を務める傍ら、各地で後進の指導にあたる。百瀬和紀、河野玲子、渡辺由美子、A. ミッターマイヤーの各氏に師事。TADウインドシンフォニー所属。日本打楽器協会会員。

楽しくできる基礎練習 -個人のレベルアップのために-

特に、中・高生にとっては、“感性、身体能力、テクニックを、バランスよく養っていくことが大切です。様々な練習メニューがあるかと思いますが、五感を働かせ、体感しながら練習することが、レベルアップのための秘訣になるかと思います。それを踏まえ、打楽器奏者にとって大切になる“リズム感・テンポ感”を身につけましょう。

 

◆リズム感を養う練習◆

・左右のバランスを整えながら、まずは一つひとつのリズムを抜き出して練習しましょう。リズムに言葉を入れて、歌いながら練習することも忘れずに
・長い音符のときは肩までしっかり動いていたのが、細かい音符では手首や指に意識が移り変わっていきます(脱力と弾みを意識)。また、この練習はリズム感を養うだけでなく、1つ打ち(加速・減速)、ティンパニや鍵盤楽器などの響く楽器のロールの奏法にも繋がっていきます。

◆4大リズム◆

1. 声のみではっきり歌う!(リズムの表情を感じて)
2. 足踏みをしながら歌う!(テンポを体で感じて)
3. 声+足踏み+演奏!(手順に注意して、感触を確かめながら)

*練習の工夫
・表情のわかりやすい言葉をはめる
・1つのリズムを繰り返し練習してから繋げる
・①→④→②→③のように順番や拍数を変える
・足踏みを8分音符に変える、など……

 

◆リズムを楽しみながら左手強化(右手)◆

利き手でないほうの手は、音量が弱くなったり、力が入ったり、思うように動かないことがありますね。利き手よりもじっくりと向き合って、意識的な練習をしましょう!(日常生活でも意識して使うと良いかもしれません)。

◆ラテンのリズムを使って◆

・手は顔のあたりではっきり叩き、
・①~④まで、一つひとつを練習したら、①~②、③~④をそれぞれ2回ずつ繰り返しながら進行してみてください(慣れてきたら①の足、②の手、③の足、④の手を2分音符に変えて練習)。

切り替えはスムーズにできましたか? 手と足が入れ替わるだけでかなり感覚が変わりますね。フットワークよく、楽しみながら行ないましょう。コパカバーナやマンボ、あるいは校歌など……歌いながらリズムを取ることができますか? ぜひチャレンジしてみてください!



※こちらの記事は、Wind-i vol.7を一部抜粋し掲載しています。

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