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ランクアップ講座 -コントラバス-

navigator:前田 芳彰

Navigator:前田 芳彰 Y o s h i a k i M a e d a

前田 芳彰

桐朋学園音楽科ディプロマコース出身。85年東京フィルハーモニー交響楽団入団。在団中92年より1年間オーストリア、ウィーンに留学。95年に退団後フリーとしてオーケストラ及びオーケストラの客演首席奏者、室内楽、ソロ、古楽器の演奏など幅広く活動する。01年、東京佼成ウインドオーケストラに入団、現在に至る。佼成ウインド第77回定期演奏会にソリストとして出演。これまでに、檜山薫、小野崎充、アロイス・ポッシュの各氏に師事。
(質問などは、kbmaeda@hotmail.comまで)

個人のレベルアップを図るための基礎練習

◆左手の使い方とポジション◆

コントラバスのポジションの基本的な形はこうなります。(もちろん他の形もありますが、僕はこれです)この形はみなさんできていますか? (写真①)人差し指、中指、小指で半音ずつ人差し指から小指で全音です。

図①をご覧ください。 第6ポジションまでの音が書いてあります。これが、しっかり理解できていると良いですね。譜例①を見てみましょう。 これはハーフポジションから第5ポジションまで半音ごとに上がっていく練習です。

4分音符=80くらいのゆっくりしたテンポで音程を確認しながら進めましょう。慣れてきたら8分音符2つごとにスラーをかけたり、4つごとにスラーをかけたりしてみましょう。第一弦(G線)だけではなく、他の弦でも試しましょう。第一弦では第5ポジションまでで良いと思います。

この練習は指が疲れると思いますので、無理をしないように、疲れたら休んでくださいね。 合奏の間など、少し時間が空いたとき……他の楽器のことをやっている時などにできる指の練習があります。

写真②を見てみましょう。 どこのポジションと固定せずに、ポジションの形を作り、1-2-4-2-1や1-4-2-4などの指をしっかり動かしてみましょう。

【写真①】

ポジション

【写真②】

ポジション

【図①】

ポジション

【譜例①】

譜例

※こちらの記事は、Wind-i vol.6を一部抜粋し掲載しています。

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