加藤明久のクラリネット何でもQ&A

第18回「“愛情あふれる回答”by アッキー」

楽器を吹くとき、のどが鳴る(鼻に息が通り抜ける)音がするんですが、先生に相談したら、これがロング・トーンor音が出ない理由だと言われ、悩んでいます。どうしたら治るのでしょうか。

だいぶ前のことだが、某音楽雑誌で同じ質問を見かけたことがある。回答者が東京クラリネット・アンサンブル仲間の稲垣征夫氏でことクラリネットに関しては右に出るものがいない、というほど博識な稲垣センセが、この時ばかりは返答に窮していたのを妙に記憶している。
さて、同じ質問を問われた今、やはり良い答えが一発で出てこない。実際にそのような状態を見てみないと判断できないし、また、見たからといって簡単に解決できる問題でもなさそうである。……[続きはこちらから!!]

加藤明久

Akihisa Kato

クラリネットを大橋幸夫、浜中浩一の両氏に師事。 1983年、国立音楽大学卒業。その年より制定された矢田部賞を受賞。 第53回読売新人演奏会などの新人演奏会に出演。 第16回民音室内楽コンクール第1位入賞。 1984年、第1回日本クラリネット・コンクール入賞。 1985年、第35回ミュンヘン国際コンクール木管五重奏部門でファイナリスト。 1988年、欧日音楽講座にて初のビュッフェ・クランポン賞を与えられる。第2回日本クラリネット・コンクール入賞。 1990年、NHK交響楽団に入団。 2019年、NHK交響楽団を退団。 2019年より昭和音楽大学教授、武蔵野音楽大学非常勤講師。

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