THE FLUTEオンライン記事:酒井麻生代 “必ず持ち帰る”ライブな日々 最新アルバム発売
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酒井麻生代 “必ず持ち帰る”ライブな日々 

THE FLUTE 165号 | close up 2

ジャズフルーティスト・酒井麻生代さん。このほどニューアルバムをリリースした。2作目となったアルバムは、ファーストアルバムに続き、クラシックの名曲をジャズアレンジした作品を集めたもの。もともとクラシック音楽を学び、後にジャズの世界に飛び込んだ経歴を持つ酒井さんならではの体験談やジャズへの思いなど、率直に語ってくれた。(取材協力:株式会社ポニーキャニオン )

「ささいなことでも、ぜひアドバイスください」

――
とても頻繁にライブ活動をされている印象の酒井さんですが、元気の源は何ですか?
酒井
私は昔からポジティブシンキングなんです。嫌なことがあったとしても、「次に何かいいことが起こるために今日があったんだ」と自然に思うんです。あとは、ヨガをやっていることが体と心を安定させるのに役立っています。 どちらかというと体の健康よりも、心の健康を意識していますね。それが結果的に体のほうにつながっていくと思っているので。それと、忙しくても睡眠はちゃんととるようにしています。
――
ライブ活動を続けていく中で、日々心がけていることがあるそうですね。
酒井
ライブをやったら“必ず何かを持ち帰ろう”と思い、それを実践しているんです。共演した人に必ず「今日の演奏はどうでしたか?」と聞いたり「どんなことを意識してやっていったらいいか、アドバイスをください」とお願いするようにしています。「君はまじめすぎるよ」なんて言われたりしたこともありますけれど(笑)、でもすごく勉強になりますよ。 初めのうちは「大丈夫大丈夫、言うことないよ」なんて言われることが多かったですね。それでも「ささいなことでも、気付かれたことがあれば教えてください」と、しつこく聞いたり(笑)。そのうちに、率直に感想やアドバイスをもらえるようになってきました。そして、そういうときに自分の尊敬する人から言われることは「本当にそうだな」と納得できることばっかりで。 あとは、自分では思いつかなかったようなアイデアを教えてもらったり……ベテランのプレイヤーさんが普段考えていることを教えてもらえたときは、本当に嬉しいし貴重ですよね。そういう人とライブをさせてもらえる限りは、そのチャンスを生かして毎回一つずつ学んでいこうと思っています。
――
某テレビ番組の最後に出てくる「プロフェッショナルとは?」みたいですね!プロ奏者って、何の苦もなくサラッと演奏しているように見えるけれど、素晴らしい演奏は見えない努力の結晶なんですね。当然かもしれませんが……。
酒井
私はジャズを学校で勉強したわけでもないので、今まさに現場で毎日、仕事をしながら学ばせてもらっているつもりでいます。演奏中はお客さんにベストな音楽を届ける、終わったら一人反省会と勉強会です。「ライブをする」ということがジャズだし、それに尽きると思うので、現場で勉強しながら腕を磨いていくことはずっと続けていきたいですね。

※2ページ目は、8月29日に行われた2ndアルバム発売記念ライブのレポートです!

  

プロフィール
酒井麻生代 Makiyo Sakai
11歳よりフルートを始め、山腰直弘氏、中務晴之氏に師事。大阪教育大学 教育学部教養学科芸術専攻音楽コースを卒業。学生時代はクラシックを学び、「全日本学生音楽コンクール」「びわ湖国際フルートコンクール」など多くを受賞。独奏の他、吹奏楽団やオーケストラに所属し演奏活動を行う。2011年、ボストンに短期留学。Fernando Brandão氏などにジャズフルートを師事。2012年にNHK番組の「ジャズライブ神戸」に出演。2013年より、拠点を東京に移し、岡淳氏、グスターボ・アナクレート氏に師事。2016年、初のリーダーアルバム「Silver Painting」にてポニーキャニオンよりメジャーデビュー。


展覧会の絵
展覧会の絵

New Album
「展覧会の絵」
(PCCY-30249)
【価格】¥2,778(税別)

【演奏】酒井麻生代(Fl) 、納谷嘉彦 (Piano, Rhodes) 、俵山昌之 (Contrabass, Ukulele Bass) 、大坂昌彦 (Drs)、小畑和彦 (Acoustic Guitar, Electric Guitar)
【曲目】O mio babbino caro (G.Puccini) 私のお父様、
Pictures at an Exhibition (M.Mussorgsky) 展覧会の絵、
Swan Lake (P.Tchaikovsky) 白鳥の湖、
Fugue in G minor (J.S.Bach) 小フーガ ト短調、
Air on G String (J.S.Bach) G線上のアリア、
Aragonaise from Carmen suite (G.Bizet)
アラゴネーズ「カルメン」組曲より、
Violin Concerto in D Ma-jor (P.Tchaikovsky)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調、
Meditation de Thais (J.Massenet) タイスの瞑想曲、
Farandole from L’arlesienne suite No.2 (G.Bizet)
ファランドール 「アルルの女」第2組曲より、
The Waltz No.9 (F.Chopin) 別れのワルツ


LIVE 
酒井麻生代NEW ALUBUM 発売記念ツアー
8/29(水) 渋谷 JZ BRAT
10/13(土) 豊橋 BUZZLE番地
10/14(日) 滋賀 大津ジャズフェスティバル
10/15(月) 岡山 amusement live cafe tonica
10/16(火) 明石 POCHI
10/17(水) 大阪 ROYAL HORSE
10/18(木) 京都 Baja Bluet
10/19(金) 名古屋 Jazz inn Lovely
12/13 (木) 横浜関内BarBarBar

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