[EVENT]3日で変わる。オカリナに没頭する特別な時間
オカリナ ミュージックキャンプ 2026 開催決定!
オカリナを楽しむ仲間が世代や経験を超えて集う「Ocarina Music Camp」。2014年の初開催依頼、第10回という節目を迎える今回は、学びと交流の集大成ともいえる特別な機会となる。開催を前に、オカリナセブンの植田篤司氏、佐藤一美氏、森下知子氏にインタビューを敢行。
七重奏をベースにした大編成アンサンブルや多彩なプログラムを通じて、音楽の奥深さに触れられる3日間は、新たな発見や出会いにつながる時間となりそうだ。
個人から“共に学ぶ場”へ —キャンプ誕生の背景
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皆さんには毎年講師を務めていただいていますが、このキャンプへの思いを教えてください。
植田
2014年にスタートし、2025年の開催で第9回を迎えました。振り返ると、当初はまだオカリナという楽器の認知も十分とは言えない状況でしたが、実際に始めてみると、これほど熱意を持って取り組んでいる方たちがいるのかと強く感じました。参加者の皆さんの真剣な姿に触れる中で、私たち講師もより良い音楽を届けていかなければならないと感じ続けています。このキャンプを継続することが、オカリナを愛する方々の力になればという思いで取り組んできました。
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どのような経緯でオカリナキャンプが始まったのでしょうか。
植田
私たちオカリナセブンが結成して間もないころの2014年から始まりました。
最初のきっかけは、「合宿形式の講習会をやってみてはどうか」というお声がけをいただいたことでした。当時もオカリナを楽しまれている方は多くいらっしゃいましたが、それぞれが個々に楽しんでいるという状況だったように思います。
そこで、オカリナが好きな人たちが集まり、学び合いながら合奏もできる場をつくったら面白いのではないか――そんな発想から、このオカリナキャンプをスタートさせました。
当初は今ほど大きな規模になるとは思っていなかったのですが、予想以上に多くの方にご参加いただき、「新しい仲間ができた」「大人数での合奏ができた」といった声もたくさんいただきました。
そうした反響を受けて「また来年も開催しよう」という流れになり、気がつけば第9回まで続くイベントとなっています。
最初のきっかけは、「合宿形式の講習会をやってみてはどうか」というお声がけをいただいたことでした。当時もオカリナを楽しまれている方は多くいらっしゃいましたが、それぞれが個々に楽しんでいるという状況だったように思います。
そこで、オカリナが好きな人たちが集まり、学び合いながら合奏もできる場をつくったら面白いのではないか――そんな発想から、このオカリナキャンプをスタートさせました。
当初は今ほど大きな規模になるとは思っていなかったのですが、予想以上に多くの方にご参加いただき、「新しい仲間ができた」「大人数での合奏ができた」といった声もたくさんいただきました。
そうした反響を受けて「また来年も開催しよう」という流れになり、気がつけば第9回まで続くイベントとなっています。

七重奏だからこそ生まれる、豊かな響きと表現
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オカリナセブンのこれまでの歩みについて教えてください。
植田
オカリナセブンは、今から約13年前の2012年に結成しました。当時、国内で活躍しているオカリナ奏者に声をかけ、「プロ奏者が集まってアンサンブルをしたらどのような音楽が生まれるのか」を試してみたいという思いからスタートしました。
ちょうどそのころ、イタリアでは七重奏が基本的な編成であるという情報に触れ、それをもとに“イタリアンスタイルのオカリナ七重奏”に挑戦してみようと、メンバーの賛同を得て活動を始めました。
結成後は、2012年の韓国オカリナフェスティバルへの出演を皮切りに、2014年にはカーネギーホールでの演奏、2016年には台湾でのコンサートツアー、そして2019年にはオカリナ発祥の地であるイタリア・ブドリオでの演奏と、国内外でさまざまな経験を重ねてきました。
また近年では、作曲家による委嘱作品にも取り組むようになり、レパートリーの幅も広がっています。現在もさまざまな作品に挑戦しながら、オカリナ七重奏の可能性を探り続けています。
ちょうどそのころ、イタリアでは七重奏が基本的な編成であるという情報に触れ、それをもとに“イタリアンスタイルのオカリナ七重奏”に挑戦してみようと、メンバーの賛同を得て活動を始めました。
結成後は、2012年の韓国オカリナフェスティバルへの出演を皮切りに、2014年にはカーネギーホールでの演奏、2016年には台湾でのコンサートツアー、そして2019年にはオカリナ発祥の地であるイタリア・ブドリオでの演奏と、国内外でさまざまな経験を重ねてきました。
また近年では、作曲家による委嘱作品にも取り組むようになり、レパートリーの幅も広がっています。現在もさまざまな作品に挑戦しながら、オカリナ七重奏の可能性を探り続けています。
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七重奏アンサンブルは他の編成との違いなどはあるのでしょうか。また、その魅力とは?
森下
オカリナ七重奏は、オカリナ発祥の地であるイタリアで生まれた編成です。オカリナは音域が比較的限られている楽器なので、3人や4人といった少人数でもアンサンブルは可能ですが、どうしても音域の不足や低音の弱さといった課題が出てきます。
その点、七重奏ではそれぞれの音域を補い合い、重ねることで豊かな響きを生み出すことができます。表現の幅がぐっと広がり、さまざまな楽曲に対応できる柔軟性の高さが大きな魅力です。そうした可能性を体現する編成として、私たちも七重奏に取り組んでいます。
その点、七重奏ではそれぞれの音域を補い合い、重ねることで豊かな響きを生み出すことができます。表現の幅がぐっと広がり、さまざまな楽曲に対応できる柔軟性の高さが大きな魅力です。そうした可能性を体現する編成として、私たちも七重奏に取り組んでいます。

20人〜50人で奏でる —大編成アンサンブルの魅力
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キャンプの魅力について伺います。オカリナセブンは七重奏(7人)編成ですが、キャンプではその七重奏をベースにパート分けが行なわれるのでしょうか。
森下
第4回から講師として参加していますが、毎年、経験もレベルも異なる多くの方が集まります。その中で印象的なのは、参加者同士が自然と教え合い、支え合いながら成長していく姿です。講師が教えるだけでなく、受講者同士の関わりの中で刺激を受け、互いに高め合っていく。その光景に、私たちも大きな感動をもらっています。人と人との関係性の中で音楽が深まっていく場であることが、このキャンプの大きな魅力です。
植田
もう一つの魅力は、普段なかなか体験できないスケールのアンサンブルです。編成はオカリナ七重奏をベースにしていますが、実際には20名〜30名、多いときには50名規模で演奏します。音域ごとに役割を分け、ソプラノからコントラバスまで幅広い楽器を用いることで、まるでオーケストラのような豊かな響きが生まれます。本来7人で構成される七重奏を、より大きなスケールで体験できる点は、このキャンプならではの特徴です。さらに、参加者同士が交流を深め、オカリナを通じてつながっていくことも大きな魅力です。そしてもう一つ、合宿ならではの楽しみとして「食事がおいしい」というのも欠かせませんね。そうした体験も含めて、このキャンプの価値だと感じています。
佐藤
3日間オカリナに集中して取り組むことで、確かな手応えや成長を実感できるのも魅力です。また、オカリナセブンの講師陣それぞれが持つ個性や技術、人柄も魅力の一つです。講師陣も常に新しい表現や情報を取り入れているため、音楽に対する視点が広がる場でもあります。また、全国や海外から集まる参加者との出会いを通じて、音楽をきっかけに長く続くつながりが生まれることも少なくありません。そうした意味でも、このキャンプはかけがえのない場だと感じています。
ハーモニーと技巧、両面から磨く課題曲構成
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キャンプの課題曲には、どういった選曲意図込められていますか?
森下
このキャンプでは、七重奏の作品を通して幅広い音楽性と演奏技術を学んでいただくことを大切にしています。そのため、ハーモニーを重視したゆったりとした楽曲と、テンポが速くテクニックを求められる楽曲の、対照的な2曲に取り組む構成にしています。
一方では音の重なりや響きをじっくりと感じ、もう一方では指やタンギングの技術を磨く。両面からアプローチすることで、総合的な演奏力の向上につながるように考えています。
一方では音の重なりや響きをじっくりと感じ、もう一方では指やタンギングの技術を磨く。両面からアプローチすることで、総合的な演奏力の向上につながるように考えています。
世代も経験も超えて共に成長する —参加者が生み出す力
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参加者にはどのような方が参加されていますか?
佐藤
毎回、本当に幅広い年齢層の方にご参加いただいています。30代の方から、80代の方までいらっしゃるのがこのキャンプの特徴ですね。
年齢や経験を超えて、お互いに助け合いながら取り組んでいる様子は、とても微笑ましく感じますし、印象的でもあります。参加されている皆さんに共通しているのは、「もっと上手くなりたい」という強い気持ちを持っていることです。
その熱意は行動にも表れていて、朝早くから自主的に練習場所に集まり、パート練習を重ねている姿もよく見られます。以前、たまたま立ち寄った練習室で、ほぼみなさんが集まって合奏している場面に出くわしたことがあり、とても驚きました。そのときは、そのまま指揮をさせていただいたこともあったほどです。
このように、年齢やレベルに関わらず、音楽に向き合う姿勢が自然と周囲に良い影響を与え合っている、そうした空気感も、このキャンプならではの魅力だと感じています。
年齢や経験を超えて、お互いに助け合いながら取り組んでいる様子は、とても微笑ましく感じますし、印象的でもあります。参加されている皆さんに共通しているのは、「もっと上手くなりたい」という強い気持ちを持っていることです。
その熱意は行動にも表れていて、朝早くから自主的に練習場所に集まり、パート練習を重ねている姿もよく見られます。以前、たまたま立ち寄った練習室で、ほぼみなさんが集まって合奏している場面に出くわしたことがあり、とても驚きました。そのときは、そのまま指揮をさせていただいたこともあったほどです。
このように、年齢やレベルに関わらず、音楽に向き合う姿勢が自然と周囲に良い影響を与え合っている、そうした空気感も、このキャンプならではの魅力だと感じています。
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楽器経験の違いや、参加者の方の年代にも幅があります。どのように感じていますか。
佐藤
他の講師ともよく話していますが、このキャンプには楽器経験の浅い方から長く続けている方まで、本当に幅広い層が集まります。そして経験豊富な方が自然と初心者の方を支え、励ましながら、全体のレベルを引き上げていく。そうした流れができているのが大きな特徴です。若い方や海外からの参加もあり、世代や地域を超えて交流が生まれているのも印象的ですね。
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初めて参加される方は期待とあわせて多少の不安もあるかと思います。その点についてはいかがでしょうか。
佐藤
最初はやはり緊張されている方が多いですね。レッスンでも少し固くなってしまう様子が見られることもあります。ただ、不思議なことに2日目の夜を過ぎ、3日目になるころには、皆さん表情が大きく変わっていきます。
以前、難しいフレーズに一生懸命取り組んでいた方が、最終日の発表でしっかりと演奏しきったことがありました。その瞬間、思わず私も涙が出てしまって、ご本人と一緒に喜び合ったことをよく覚えています。
初めて参加される方は不安もあるかと思いますが、同じ楽器をされている方々ばかりですので、安心して参加していただければと思います。
以前、難しいフレーズに一生懸命取り組んでいた方が、最終日の発表でしっかりと演奏しきったことがありました。その瞬間、思わず私も涙が出てしまって、ご本人と一緒に喜び合ったことをよく覚えています。
初めて参加される方は不安もあるかと思いますが、同じ楽器をされている方々ばかりですので、安心して参加していただければと思います。

経験を問わず、新しい自分に出会える3日間
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どのような方におすすめしたいですか。
植田
どんな方にもご参加いただきたいですね。とくに「普段はアルトC管しか吹いていないので、他の楽器は少し不安」という方にも、ぜひ一歩踏み出していただけたらと思います。
このキャンプでは、小さなソプラノC管から大きなコントラバス管まで、さまざまな楽器に触れることができます。普段とは違うパートに挑戦しながらアンサンブルを体験することで、新しい発見や自分の可能性に気づくきっかけにもなるはずです。
そうした意味でも、経験にとらわれず、少しでも興味のある方にはぜひ参加していただきたいですね。
このキャンプでは、小さなソプラノC管から大きなコントラバス管まで、さまざまな楽器に触れることができます。普段とは違うパートに挑戦しながらアンサンブルを体験することで、新しい発見や自分の可能性に気づくきっかけにもなるはずです。
そうした意味でも、経験にとらわれず、少しでも興味のある方にはぜひ参加していただきたいですね。
佐藤
これまでの積み重ねはありますが、初めての方にもぜひ来ていただきたいですね。「オカリナ七重奏って何だろう?」という方でもまったく問題ありません。
このキャンプは、さまざまな経験を持つ方がそれぞれの形で学び、楽しめる場ですので、初めての方に向けた内容もご用意しつつ、楽器経験を積まれている方にもきちんと応えられるプログラムにしていきたいと考えています。
このキャンプは、さまざまな経験を持つ方がそれぞれの形で学び、楽しめる場ですので、初めての方に向けた内容もご用意しつつ、楽器経験を積まれている方にもきちんと応えられるプログラムにしていきたいと考えています。
森下
この3日間は、オカリナだけに集中できる特別な時間になります。日常の忙しさから少し離れて、じっくりと楽器に向き合う―そういう時間は、なかなか得られるものではありません。オカリナが好きな方であれば、経験に関わらず、きっと得るものがあると思います。思い切ってこの“オカリナ漬け”の時間を体験していただけたら嬉しいです。
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第10回に向けてメッセージをお願いします。
植田
10回目というのは一つの大きな節目です。これまで積み重ねてきた経験を生かしながら、オカリナの魅力をより深く引き出せるキャンプにしていきたいです。
初めての方も、これまでご参加いただいている方も、それぞれにとって特別な時間になるはずです。ぜひご参加ください。お待ちしています。
初めての方も、これまでご参加いただいている方も、それぞれにとって特別な時間になるはずです。ぜひご参加ください。お待ちしています。
森下
10回目ということで、これまで積み重ねてきた経験の集大成のような回になると思います。私たち自身も講師として関わりながら多くを学ばせていただき、その分、年々お伝えできる内容もより深く、濃いものになってきていると感じています。
この10回分の蓄積を、ぜひ次回のキャンプで私たちと一緒に体験していただけたら嬉しいですね。
この10回分の蓄積を、ぜひ次回のキャンプで私たちと一緒に体験していただけたら嬉しいですね。
佐藤
第10回という節目だからこそ、より特別な内容をお届けしたいですね。メンバーには少し大きなことを言っていると思われるかもしれませんが(笑)、とびきり楽しい回にしたいと思っています。
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ありがとうございます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
第9回目(2025年)
第8回目(2024年)
第7回目(2023年)
第6回目(2019年)
第5回目(2018年)
第3回目(2016年)

※2020〜2022年はコロナ禍のため休催
Ocarina MUSIC CAMP 2026
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