サックスで輝く人気名曲昭和〜平成のJ-POPミディアム〜バラードをしなやかに吹こう♪
今回のテーマは、80~90年代を彩ったミディアム&スローテンポのJ-POPバラード。時代を超えて心を揺さぶるエモーショナルなメロディは、今なお色褪せることなく、多くの人の心に響き続けている。誌面連動のダウンロード付録では、模範演奏とカラオケ音源を収録。次ページの楽譜アナリーゼと併せて、名バラードの演奏に挑戦してほしい。
模範演奏、演奏解説、採譜を担当してくれたのは、自身のバンド活動をはじめ、ライブ、レコーディング、アーティストサポート、SNSなど幅広いフィールドで活躍するサックスプレイヤー榎本有希さん。今回収録した楽曲の演奏ポイントはもちろん、音楽との出会いやサックスを始めたきっかけなど、自身の歩みについてもたっぷり語ってもらった。
(インタビュー・文:nejisuke)

●PROFILE
榎本有希 (YUKI ENOMOTO)
1996年1月21日生まれ。大阪出身。幼少期よりエレクトーンをはじめる。テーマパークで見たエンターテイナーに憧れ、京都橘高校吹奏楽部に入部。大阪音楽大学短期学部ジャズコースに進学。古谷光広氏、横山貴生氏に師事。卒業後、2020年1月に自身のオリジナル曲を収録した1stアルバム「moonlight」をリリース。2021年12月に自身の2ndアルバムとなる「TwinkleWorld」をTrilogic Productionよりリリース。音楽雑誌では特集記事カラー4ページ掲載される。2025年5月にはサックスとピアノのデュオミニアルバム「In Dreams」をリリース。同年に配信シングル『618』もリリース。自身のアーティスト活動からサポート演奏まで精力的に活動中。
●Live Information
“YUKI ENOMOTO GROUP” Anniversary Live 04
[日程]10月26日(月)Open 18:30 Start 19:30
[会場]JZ Brat SOUND OF TOKYO 渋谷
[出演]榎本有希(Sax)、森本隆寛(Gt)、太田卓真(Pf)、Johnhori(Ba)、竹内大貴(Ds)
エレクトーンからサックス、そしてマーチングの名門校へ
中学校でも吹奏楽部に所属していましたが、それほど強豪校ではなく、自由にサックスを吹いていました。高校では吹奏楽の強い学校へ進学したいと思っていたところ、通っていたエレクトーン教室の先輩が京都橘高校吹奏楽部に進学されたことを知り、その勧めもあって私も京都橘高校に進学しました。
ところが、入学して初めてマーチングの名門校だと知りました(笑)。しかも私はサックスではなくカラーガードを担当することに。身長が高かったことに加え、「歩きながらサックスを吹くと変なクセがつくかもしれない」と思ったこと、そして何より、先頭で旗を振る姿の格好良さに惹かれたんです。座奏ではサックスも吹いていましたが、学校ではマーチングが中心だったので、ほとんど旗を振っていましたね。
卒業後は大阪音楽大学短期大学部ジャズコースのサックス専攻へ進学しました。ただ当時は、音大に行くか、憧れていたブライダルプランナーを目指すか最後まで迷っていたんです。そんな時、ブライダルプランナーをしていた友人のお姉さんから「しんどいからやめたほうがいいよ」と言われて、「あぁ、そうなんや。じゃあ音大に行こうかな」と(笑)。その頃はプロを目指して音大へ進んだというより、純粋にサックスを続けたいという気持ちでした。
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・恩師 古谷光広氏との出会い、そしてプロサックス奏者へ
・楽譜に書けない音符は吹いてはいけない
・榎本有希さんによる演奏解説











