サックス記事

Pop Musicシーンとアーティスト

では現代においてはどうだろうか? ポップスの間奏でサックスソロが入る楽曲は80年代や90年代に比べると少なくなったように思われる。その要因の一つには、打ち込みによる楽曲制作が一般的になったことと、それに拍車をかけるように打ち込みのビートでリズムを強調する“R&B”という音楽が日本でも一般化し、生音に変わって打ち込みがポップスでも多用されるようになったことが挙げられるのではないだろうか。
また、iPodやYouTubeの普及により音楽業界全体の収入が大きく減ってしまったことも大きな要因の一つとして挙げられるかもしれない。

しかしポップスにおけるサックスがなくなったのかというと決してそうではない。2000年代に入っても、ケツメイシ、HY、orange pekoeなどの“名サックス間奏”に代表されるように、サックスを用いて楽曲にアクセントをつけたり、ブラスアレンジで生の雰囲気を出す際に多用されている。

このように日本のポップスシーンを陰で支え続けるスタジオミュージシャン。その業界の中心で活躍を続け、数々の名間奏フレーズを残してきた竹上良成と、現在多くのアーティストのレコーディングやツアーで活躍する庵原良司の対談を、THE SAX 42号で掲載。実際のスタジオ現場話からポップスシーンにおけるサックスの移り変わり、そしてスタジオ裏話までを赤裸々に語ってもらっている。
そして本誌への楽譜掲載リクエストが最も多かったフジテレビ系列の人気音楽番組「僕らの音楽」のオープニングテーマを完全採譜。この曲を吹いている竹上良成による収録秘話も掲載している。

 

 

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