サックス記事 多田誠司、新宿ピットインでの ライブ収録によるスガダイローとの第2弾をリリース!
[1ページ目│記事トップ
THE SAX vol.82

多田誠司、新宿ピットインでの ライブ収録によるスガダイローとの第2弾をリリース!

ARTIST

ピアニスト、スガダイローとの前作「We See!!」リリースから2年の月日を経て、第2弾「残照」をリリースした多田誠司。多忙なスケジュールの 合間をぬって、レコーディングやツアーの手応えを大いに語っていただいた。

ピアニスト、スガダイローとの前作「We See!!」リリースから2年の月日を経て、第2弾「残照」をリリースした多田誠司。多忙なスケジュールの合間をぬって、レコーディングやツアーの手応えを大いに語っていただいた。(インタビュー全文はTHE SAX 82号に掲載)


ーー
ダイローさんと一緒にやることによって、一作目とはまた違う新たな発見はありましたか?
多田
一緒に活動をやっていく中で、去年のツアーの後くらいにダイロー君から「また新しい展開が見えてきましたね」と言われたんです。前作のときはダイロー君のスタイルに負けまいとする気持ちもあって、そこで余分な力が入っている曲もあったかなと。でも活動を続けていくうちに、僕は僕で、僕のいいところを出さないとダメだなと気が付いたんですね。それで、ちょっと肩の力を抜いて演奏するようになったら、それがいい結果に結びついた。なので、1作目と聴き比べたら違いがかなり分かると思いますよ。
ーー
読者にメッセージをお願いします
多田
ライブ盤ならではの、臨場感や熱量を感じていただければと思います。ダイローファンの人にも、僕の今までのファンの人にも聴いてもらいたい。異種格闘技みたいな言い方をよくされるんですけれど、その中に2人に共通する部分があれば会話というのは十分成り立つし、その会話がかなり面白いものになりうるんだという、つまり予定調和だけではない、ジャズ本来のやりとり、2人しかいないからこその本音のぶつけ合いを、このライブ盤でもぜひ楽しんでほしいです。
多田誠司 スガダイロー DUO 残照 LIVE           CD
CD Information
『残照』Live Recording at 新宿PIT INN
多田誠司(As, Fl)、スガダイロー(Pf)
[曲目]黒坊主参り候、Back Ground Music、残照、Alabama Song、Funkallero、Warm Woods、Come Rain Or Come Shine、Fire Waltz

 

LIVE Information
★2017ツアー第2弾! 多田誠司&スガダイロー

5月11日(木) 金沢リバーサイド(Tel. 076-216-5622)

5月12日(金) 新潟ジャズフラッシュ(Tel. 025-224-4518)

5月13日(土) 酒田ラッシュライフ(Tel. 0234-22-3303)

5月14日(日) 長岡クックテールくぼた(Tel. 0258-36-3055)

5月25日(木) 水戸コルテス(Tel. 029-291-3095)

5月26日(金) 仙台リラクシン(Tel. 022-223-1106)

5月27日(土) 山形ノイジーダック(Tel. 023-633-6506)

5月28日(日) 天童らぐたいむ(Tel. 023-654-8075)

 


多田誠司 スガダイロー DUO 残照 LIVE CD
多田誠司とスガダイロー
Profile
Profile 多田誠司(ただせいじ)
1960年、香川県高松市生まれ。岡山大学入学と同時にJAZZ研究会に入部。20才の時Alto Saxに転向する。大学卒業後、就職のため地元に帰り、セミプロの立場で中四国・京阪神のライブハウスで活動するが、JAZZへの情熱を捨て切れず、1988年上京。都内ライブハウスで活動を開始する。1990年に村田浩(Tp)&The BOP BAND、1993年末には、キングレコード主催、『日本ジャズ維新ジャム』のレコーディングに参加。以後も、猪俣猛、大西順子、日野皓正、佐藤允彦、Phil Woodsなど国内外のトップミュージシャンとの共演を経て、現在では自身のバンドを中心にアルバム制作、ライブツアーなど精力的な活動を続けている。また演奏活動の他、洗足学園音楽大学などで後進の育成にも力を入れている。

〈レコーディングに使用した楽器〉
本体:Yamaha 82Z アンラッカー/ネック:スターリングシルバーネック E1 /マウスピース:奥津サックスマウスピース(ヴィンセント・ヘリング モデル) /リード:ダダリオ ファイルド3H / リガチャー:Wood Stone シルバー

 

サックス