「アルト・サクソフォーンのためのフランス音楽小品集」雲井雅人

THE SAX vol.95 l Disc Review【CLASSIC 】
「アルト・サクソフォーンのためのフランス音楽小品集」雲井雅人

「アルト・サクソフォーンのためのフランス音楽小品集」雲井雅人

【BMCD-2005】¥3,240(税込)B-Music
[演奏]雲井雅人(Sax)、仲地朋子(Pf)
[収録曲]アンリ・トマジ:コルシカの歌、ジャック・イベール:交響組曲「放浪の騎士」より「黄金時代」、ジャック・イベール:アリア、ノエル・ギャロン:エッソール、ウジェーヌ・ボザ:アリア、ウジェーヌ・ボザ:ゆりかごの歌、ウジェーヌ・ボザ:子供の夢、ジャニーヌ・リュエフ:シャンソンとパスピエ、ジャニーヌ・リュエフ:メロペア、ピエール・ランティエ:シシリエンヌ、ジェルメーヌ・タイユフェール:3つの舞曲「新しきシテール島」からの抜粋〜パヴァーヌ〜ノクチュルヌ〜ギャロップ、ジャン=ミシェル・ダマーズ:アリア、アンドレ・シャイユー:アンダンテとアレグロ、フェルナン・ウーブラドゥ:民謡の主題による叙唱と変奏、アンリ・トマジ:バラード

自ら監修・解説も手がける人気シリーズの第4弾はフランス音楽小品集

本邦クラシックサックス界のレジェンド雲井雅人が演奏とともに監修・解説も手がけるクラシック名曲集シリーズの第4弾が登場。第1弾が「ラクール 50のやさしく段階的な練習曲」、第2弾が「フェルリング サクソフォンのための48の練習曲」、第3弾が「アルト・サクソフォーンとピアノのためのクラシック名曲集」と、ラクール、フェルリング、ミュールと続いてきたが、今回は氏が30代の頃から温めてきた企画がついに実現したものだという。サクソフォーンという楽器にとって所縁の地であるフランスで作曲された、20世紀に現れた名プレイヤーの美しい音色に触発されて生まれた小品や練習曲を集めた選曲。それらを美しい音色と素晴らしい表現力で聴かせてくれる。

登場するアーティスト

雲井雅人
Masato Kumoi

国立音楽大学を経てノースウェスタン大学大学院修了。第51回日本音楽コンクールおよび第39回ジュネーヴ国際音楽コンクールで入賞した。1984年東京文化会館小ホールでリサイタル・デビュー。2012年ハンガリー・ソルノク市立交響楽団、2013年「香港国際サクソフォン・シンポジウム」、2014年「シンガポール木管フェスティバル」などで協奏曲を演奏。2016年インディアナ大学にてオーティス・マーフィー教授のサバティカルリーブにともなう客員教授を務める。2017年アメリカ海軍ネイビー・バンドのサクソフォン・シンポジウムに招待されて演奏とマスタークラスを行う。同年、準・メルクル指揮、国立音楽大学オーケストラとドビュッシー「ラプソディー」を共演。2018年NASA(北アメリカサクソフォーン評議会)に雲カルとして招待され演奏とマスタークラスを行なう。2005年と2014年「サイトウキネン・フェスティバル in 松本」に参加。
ソロCDに「サクソフォーン・リサイタル」、「ドリーム・ネット」(バンドジャーナル誌特選盤)、「シンプル・ソングズ」(レコード芸術誌特選盤)、「アルト・サクソフォーンとピアノのためのクラシック名曲集」、「トーン・スタディーズ」(レコード芸術誌特選盤)、「ラクール:50のやさしく段階的な練習曲」、「リベレーション 我を解き放ち給え」などがある。雲カルCDに「ソングス・フォー・ザ・カミング・デイ」、「マウンテン・ロード」、「むかしの歌」、「レシテーション・ブック」、「チェンバー・シンフォニー」などがある。大室勇一、フレデリック・ヘムケの各氏に師事。
「雲井雅人サックス四重奏団」主宰。国立音楽大学教授、相愛大学客員教授、尚美学園大学講師。