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シルキーの魅了[前編]
新時代を切り拓く ザ・シルキー・ファイブ
[この記事の目次]
シルキーに惹かれた国内トップレベルのオーケストラ奏者たちが、シルキーサウンドを求めて結集し、トランペットアンサンブルの新たな形を発信する「ザ・シルキー・ファイブ」。このコーナーでは歴史的トランペットメーカー「シルキー」のシリーズ連載前編として、ザ・シルキー・ファイブにインタビューを敢行。彼らの言葉とその活動を通して、シルキーの魅力を紐解いていこう。
※内容はTHE TRUMPET vol.7発刊(2020年10月)当時のものです。予めご了承ください。
笑顔を伝えるシルキー・ファイブ

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そんなシルキーのトランペットだけを使った「ザ・シルキー・ファイブ」ですが、アンサンブルとして大切にしているコンセプトや魅力は?
田中
コンセプトかぁ……。やっぱりみんなの笑顔ですかね?(笑)
一同
笑
田中
でも冗談抜きで、笑顔で演奏できる、笑顔で練習できることが一番だなと思っていて、そこがシルキー・ファイブをやっていて楽しいところです。長くやっていますが、常に笑顔が絶えません。これがコンセプトになるか分かりませんが、自分たちが楽しくやって、それがお客さんにも伝わって聴いてもらえるのが一番かなと。グローバルさんがこうやってメンバーや楽器を用意してくれて、皆がいてこれだけのことができている。ある種自己満足な部分もあるかもしれないけど、僕らが楽しめればお客さんにもきっと伝わると僕は思っております。
松山
私はみんな個性やキャラクターがあって、他にはないグループかなと思います。私たちの演奏を観に来てくれたお客さんから「みんなそれぞれの個性があるけど、それがピタっと合うのを聞いて、改めていい団体だと思いました」と言っていただきましたが、私もキャラが濃いというか……強い団体だなと思います(笑)。
一同
笑
―
みなさんのキャラクターをイメージで例えると?
田中
オーラとか見えるの?(笑)
松山
見えない(笑)。でも色で例えるなら敦さんは赤ってイメージですね。
一同
あー赤ね。持ってるもんね(笑)。
松山
川田さんは……黄色かな。
一同
カレー色!(笑) カレー好きだもんね。
松山
内藤さんは青。
内藤
よく言われるね。
松山
田中さんは……紫?
田中
紫いいねぇ〜(笑)
―
なんか戦隊モノみたいですね(笑)
一同
ゴレンジャー(笑)。
―
なるほど(笑)。そうしたキャラクターの違いもシルキー・ファイブの見どころですね。
松山
そうですね。それぞれの個性を壊さず、主張しつつもアンサンブルできるところが魅力ではないかなと思います。

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シルキー・ファイブ内では、音楽的な役割もそれぞれあるのですか?
高橋
役割は……特にないですね(笑)。シルキーを使う五人が集まり、特殊管も含めていろんな楽器を駆使して演奏するのを皆さんに楽しんでもらう。それが全員の役割ですね(笑)。
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内藤さんや川田さんにとって、シルキー・ファイブの良いところは?
内藤
僕が使ってるシルキーの特殊管は相当古いんですよね。20年くらい使っていますが、シルキーはその歴史の中で崩れていない一貫したアイデンティティがある。個性が強いのにまとまりがあるという僕らとシルキーは同じような共通項があるので、無駄なことを考える必要がなく、自分たちが思い描いた音楽を突き詰めれる点が良いなと思います。
川田
みんながまだ話していないことで言えば、グローバルさんの協力も大きいですね。楽器の細かい箇所のオーダーにも素早く対応してくれて、次の練習に問題なく使えるようにしてくれるので本当に助かってます。それに僕にしてみれば高校生のころから見てきたスタープレイヤーとご一緒させていただいてて、伸び伸びやらせてもらってます。シルキー・ファイブは僕の心のオアシスです(笑)。
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リーダーの高橋さんから見て、シルキー・ファイブの魅力は?
高橋
みんな育った環境や年齢も違います。その中で、笑顔で1つの音楽を作り上げていく過程は世代や性別を超えて、みんながリスペクトしあってます。個性があって当たり前ですし、それが音楽の魅力につながると思ってます。それにさっき話に挙がりましたが、川田くんが悩んでいることは僕らも経験してきたことなので、励ましたり、支えることもできるのがこのグループの良さだと感じています。
またトランペットアンサンブルとしてハーモニーを考える上で、高音を吹くのに向いている楽器、下を吹くのに向いている楽器、ソロ向けのものやアンサンブルするもの、色々ありますが、シルキーは個性を立たせつつ、それでいてしっかりハーモニーしてくれる特徴があります。アンサンブルを作る際に、何番を吹くかなどの役割を固定しなくても楽器が応えられる。これはシルキーだからこそできることで、楽器が違っていたらそうもいかないと思います。そこもシルキー・ファイブの魅力と感じています。
またトランペットアンサンブルとしてハーモニーを考える上で、高音を吹くのに向いている楽器、下を吹くのに向いている楽器、ソロ向けのものやアンサンブルするもの、色々ありますが、シルキーは個性を立たせつつ、それでいてしっかりハーモニーしてくれる特徴があります。アンサンブルを作る際に、何番を吹くかなどの役割を固定しなくても楽器が応えられる。これはシルキーだからこそできることで、楽器が違っていたらそうもいかないと思います。そこもシルキー・ファイブの魅力と感じています。
こんな時代でも楽しいことはきっと見つかる

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そんなザ・シルキー・ファイブですが、来年1月から演奏会を予定されていますね。昨今のコロナ禍は、音楽家にとっても本当に厳しい状況を生んだと思います。その中でもコロナとの付き合い方を学び、ようやく演奏会が開ける段階まで来ました。来年の演奏会は笑顔を取り戻す、ひとつの希望にもなると感じていますが、みなさんから演奏会に向けたメッセージをいただけますか?
高橋
我々もやはり自粛を余儀なくされて自宅から出れない日々がありました。久しぶりにシルキー・ファイブのリハをした時は、壁に張り付くくらいのソーシャルディスタンスを保ちましたが(笑)、みんなの笑顔を見れたときはとても嬉しかったし、笑うことを思い出しました。「初心に戻る」ではないですが、トランペットを通して楽しいことつらいこと、色々なこと経験し、乗り越えてつづけてこれたことを思い起こしました。今回は様々な想いで演奏していますので、きっと聴きに来られたかたにも同じような想いを届けることができると思うし、間違いなく “元気”になって帰っていただけると思います。
内藤
こういう状況だからみんな暗くなってしまうし、僕らも初めての経験で苦しい思いをしましたが、こんな時でも視野を広くもっていれば楽しいことはきっと見つかる。僕にとってもシルキー・ファイブは楽しい場所です。そんな姿を見て、みなさんも楽しんでいただけるように僕らも頑張りたいと思います。
松山
行ったことのない場所にも今回は行きますのですごく楽しみです。トランペットをやっているかたはもちろんですが、そうでないかたも楽しませたいと思っております。コロナの影響がこれ以上酷くならないことを願いながら、私たちも頑張りますので、応援よろしくお願いします。
川田
この状況でオンラインコンサートが増え、地方でもコンサートを聴きにいく機会は減ってしまいましたが、なんとか状況がこのまま上向いて、“生”のシルキーサウンドをぜひ聴きにきていただけたらなと思います。
田中
どの年代のかたに来ていただいても老若男女問わず、楽しんでもらえると思います。こうした期間になりますが、コロナ対策もしっかりとしてリハーサルに取り組み、きっと良いものを皆様にお届けできると思いますのでぜひお越しください!


















