プレイヤーに聞きました！ ランパルの魅力

ここではプレイヤーにアンケートを実施しました。ランパルの音楽の魅力にぜひ触れてください。

白戸美帆 Miho Shirato
宮城学院女子大学を経て、パリ国立地方音楽院及びオルネイ・ス・ボア音楽院を満場一致の一等賞を得て卒業。びわ湖国際フルートコンクール、日本フルートコンヴェンションコンクール、仙台フルートコンクールにていずれも第１位。仙台フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団と共演。現在、宮城学院女子大学音楽科、非常勤講師。

「テレマン：無伴奏フルートのための12の幻想曲」
【COCO-73082】日本コロムビア
［収録曲］テレマン：無伴奏フルートのための12の幻想曲

1. 惹かれたランパルの演奏
「テレマン：無伴奏フルートのための12の幻想曲」
音色の明快さ、軽快で鮮やかで完璧なタンギング、流れるような音楽に惹かれました。

2. ご自身の演奏にランパルの影響があると思われる部分は？
私は留学中にパトリック・ガロワ先生のもとで学び、帰国後に工藤重典先生に師事しました。大学在学中は山元康生先生や瀬尾和紀先生に師事しており、エコール・フランセーズの伝統に触れながらフルートを学んできました。 先生方とのアンサンブル経験から、それぞれの個性を尊重しつつも自分の音楽を貫き、感性をぶつけ合い生まれる音色、音楽、感情などを演奏者自身が感じ、それを生きた音楽として発信する魅力、それもランパルの伝統かなと感じます。
私も倍音に富んだ明るく華やかな音色を日々研究しつつ、そのパッションを大切に演奏しています。

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