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─偉大な作曲家が遺した愛しきフルート音楽─

音楽の父 バッハを探求する



バッハは宮廷や司教座のある大聖堂のような大きな教会に属していたため、行事や礼拝用に曲を多数書いていました。
その曲の中には数秘術や幾何学的なメッセージが秘められています。そして音楽家を大勢輩出したバッハの家系や作品に隠された知られざるミステリーも興味深いものです。
127号ではフルートを吹く人にとっては欠かせないバッハの歴史、楽曲分析、作品の真作・偽作のミステリーなどをお届けします。

 

音楽家の一族 バッハ家を知る
一口にバッハと言っても、その数は相当数に上がります。J.Sバッハは8番目の末っ子として生まれ、20人もの子どもを授かります。家系はほとんど音楽家で、多くの子孫が曲を残しました。このコーナーでは音楽家一家バッハの家系を掲載しています。

 

ヨハン・セバスチャン・バッハの年表
J.S.バッハは1685年にドイツ・アイゼナハに生まれ、1750年にドイツ・ライプツィヒで死去しました。誌面では簡単にバッハの足取りをお届けしています。

 


250有余年の時を超えて楽譜が語るミステリー|有田正広

J.S.バッハの作品として親しまれている7つのフルートソナタ。しかしその半数は偽作と言われています。なぜ偽作なのか、本当に偽作なのか、真作なのか?

そのミステリーを日本の古楽器界をリードする有田正広氏に解説してもらいました。
・BWV1035(ホ長調)の謎
・BWV1031(変ホ長調)は本当に偽作なのか
・BWV1020(ト短調)は真作ではない!?

 

 

膨大なバッハの作品から「私が感じるバッハの魅力」|福永吉宏
京都・バッハ・ゾリステン主宰を務める福永吉宏氏が、バッハの魅力を存分に語ってくれています。
フルート単独の作品だけでなく、フルートが使われている楽曲の紹介も掲載。

 

G線上のアリア|関根雅裕

 

フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030|大嶋義実

解説したバッハの魅力を実践! 初級者編は現在バッハ生誕の地、ドイツでフルート教育に携わる関根雅裕氏が解説するG線上のアリア(正式名:管楽器組曲第3番 ニ長調 BWV1068 第2番「アリア」)を掲載。なぜ正式名とは違う「G線上のアリア」と呼ばれるのかという謎からアナリーゼ入りの楽譜まで掲載しています。
中・上級者編にはバッハのソナタの中でも特に難易度の高いフルートとオブリガートチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030を用意しました。ピアノ(チェンバロ)パートとの関わり、細かい解説を掲載しています。

 

 ○○風フレーズにチャレンジ!|多久潤一朗
バロックの楽曲は装飾音符やトリルなどを自由に入れて、自分だけの即興性をアピールできます。では、巨匠たちはどのように装飾を入れて、それにはどんな理由があったのでしょうか。
マグナムトリオで活躍中の多久潤一郎氏が解説してくれました。

 

LYNXのEnsemble Style 「フーガの技法」より第1番
前回からスタートした新連載LYNXのEnsemble Styleは、今回バッハ特集ということで、代表曲の『「フーガの技法」より第1番』を取り上げました。
LYNXのEnsemble Style ページはコチラ

 








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