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Gear Report│アキヤマフルート
秘密のトンネルとは!? アキヤマフルートの新たな頭部管
[この記事の目次]

往年の名器が持っていた音色や響きを、現代の楽器で再現する──。そんな発想から、19世紀当時の銀食器やトレーを溶かし、巻管でのフルート製造にこだわるアキヤマフルート。実は、今密かに話題になっているのが、アキヤマフルートの6種の頭部管だ。それぞれ異なるリッププレートを採用し、歴史的名器の思想を反映したものから現代的なものまで、単なる吹きやすさではなく、“どんな音楽を目指すのか”という部分にまで踏み込んだ設計となっている。今回は、それぞれのモデルの違いや、巻き管へのこだわり、そして話題の“秘密のトンネル”について、代表の秋山好輝氏に話を伺った。
ターボエンジンを積んだ頭部管!?
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秋山さんが展開されている6種類の頭部管について、それぞれのコンセプトを教えてください。
秋山
クラシック、トラディショナル、モダン、ルイ・ロットタイプ、オールドパウエルタイプ、オールドヘインズタイプの6種類あり、違いは主にリッププレートの形状です。
クラシックはどちらかというとドイツ系で、オーソドックスな吹奏感です。トラディショナルはクーパー系に近いですね。操作性と音色のバランスが良くて、西洋人に好まれるタイプです。モダンは完全に現代型。今の主流に近い考え方で、とにかく大きな音が出せます。その点から「吹きやすい」と思われがちだけど、本当は扱うのが難しい頭部管。
パウエルタイプは、操作性が良くて綺麗な音が特徴。ヘインズタイプは、ヘインズらしい音色の魅力があって、扱いやすい。日本人には、ヘインズタイプが一番合うかもしれないですね。
ルイ・ロットタイプは、音色がものすごく魅力的。だけど扱うのが相当難しい。それを少し解消しているのが、歌口の裏側につけた“秘密のトンネル”です。このトンネルをつけたことで、ものすごく吹きやすくなりました。
クラシックはどちらかというとドイツ系で、オーソドックスな吹奏感です。トラディショナルはクーパー系に近いですね。操作性と音色のバランスが良くて、西洋人に好まれるタイプです。モダンは完全に現代型。今の主流に近い考え方で、とにかく大きな音が出せます。その点から「吹きやすい」と思われがちだけど、本当は扱うのが難しい頭部管。
パウエルタイプは、操作性が良くて綺麗な音が特徴。ヘインズタイプは、ヘインズらしい音色の魅力があって、扱いやすい。日本人には、ヘインズタイプが一番合うかもしれないですね。
ルイ・ロットタイプは、音色がものすごく魅力的。だけど扱うのが相当難しい。それを少し解消しているのが、歌口の裏側につけた“秘密のトンネル”です。このトンネルをつけたことで、ものすごく吹きやすくなりました。
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とても評判が良いと伺っていますが、なぜトンネルをつけようと思ったのですか?
秋山
実は、以前ランパルの楽器を見た際に、このトンネルのようなものが付いていたんですよ。それを参考にして製作してみたら、予想以上に効果が大きかった(笑)。
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具体的にどう変わるのですか?
秋山
まず、かなり吹きやすくなります。そしてダイナミクスレンジが広がるので、表現の幅もより広がります。車でいうところの“ターボエンジン”を積んだような感覚です。試奏された方はとても驚かれますね。特にルイ・ロットタイプの頭部管との相性は抜群にいいです。
音だけでいえば、トンネルなしのほうが魅力的と思う方もいると思います。でも操作性を考えると、圧倒的にトンネル付きのほうが楽だと思いますよ。指導者としても著名な奏者の方が「こんなに楽だと学生が練習しなくなる」って言っていましたから(笑)。
音だけでいえば、トンネルなしのほうが魅力的と思う方もいると思います。でも操作性を考えると、圧倒的にトンネル付きのほうが楽だと思いますよ。指導者としても著名な奏者の方が「こんなに楽だと学生が練習しなくなる」って言っていましたから(笑)。
秘密のトンネル
トンネル有り
トンネル無しこのように歌口の裏側に溝がある“トンネル”。これだけで大きく変わるというから不思議だ。このトンネルの有無はどのモデルでも好みで選べるそうだ。
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6つのモデルの違いは、リッププレートの形状の違いとおっしゃっていましたが、具体的にはどう違うのですか?
秋山
一番は唇を当てる部分の形状ですね。幅も違うし、カーブもそれぞれかなり違います。例えばトラディショナルは、クーパーが標準的に使っていたプレートに近い。モダンは、ラファン系の今主流のタイプですね。ルイ・ロットタイプは、見たらかなり独特な形状なのがわかりますよ。
アキヤマフルート頭部管の特徴
6種類の頭部管の特徴を、バフ掛け前のリッププレートとともに紹介しよう。
クラシック
ドイツ系のニュアンスを持つ、重厚でオーソドックスな吹奏感。トラディショナル
クーパー系を思わせる、西洋的な響きと操作性を両立したモデル。モダン
現代的なニーズに対応した、パワフルで反応の速いモデル。ルイ・ロット
豊かな色気と深みある音色が何より魅力のモデル。オールドパウエル
操作性に優れ、まとまりのある綺麗な音色が特徴のモデル。オールドヘインズ
ヘインズ特有の音色と扱いやすさを兼ね備えたモデル。
【問合せ】株式会社アキヤマフルート 東京都練馬区大泉町3丁目36‐4 TEL:03‐5905‐0817
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