建築とフルート

音楽を家でも楽しみたい方は多くいるはず。お気に入りの音楽専用の部屋で練習や音楽鑑賞を楽しむのは格別なひとときだろう。今回はプロの奏者や読者の方の自慢の自宅、ホールを、建てられた時のこだわりと特徴を一緒に紹介しよう。

ギター奏者の旦那様と、二人のお子さんがいらっしゃるフルート奏者の西村いづみさんの自宅兼スタジオ。昨年の「ビフォーアフター大賞」を受賞した建築士の瀬野和弘さんによって2009年に建てられました。
Breezin Music│http://breezin-music.sub.jp/

万葉集にもその地が謳われている奈良市にある黒髪山。沙本比売伝説の舞台となった由緒ある歴史が息づくこの地に、大阪フィルハーモニー交響楽団首席奏者として長く活躍した高橋成典氏が自宅にホールを作った。
黒髪山音楽ホール フルートアカデミー│http://www.fuecom.com/hall.html

今回ご紹介していただいた黒木亮さんは山形県でクリニックを営むお医者様で、THE FLUTEの読者さん。ジョンダーノ・ホールは音楽好きなクリニックの院長の黒木さんと、チェンバロ奏者の奥様がこだわりを持って建てられたクリニックに併設されたホールで、名前は山形県庄内地方の方言で「上手だね」を「じょんだのぉ」と言うのをもじって命名した。

１.サロン・コンサート第８回、山形交響楽団首席フルート奏者の足達祥治氏と山響客演ハープ奏者の内田奈織さんのデュオ
２.山形交響楽団団員で構成される「山形弦楽四重奏団」が年2回開催している庄内定期演奏会
３.フルート以外にも、様々なアンサンブルの演奏会を開催。山形を中心に活動するピアノ三重奏「トリフォーリオ」
４.サロン・コンサート第20回は、毎年出演して頂いているフルート・クライス代表上坂学氏。通奏低音には仙台フィルチェロ奏者山本純氏を迎えて
５.前田りり子さんが出演したサロン・コンサート第11回。６種類の笛を携えて、演奏の度に使用する楽器の種類、特徴、その時代背景などを丁寧に説明していただき、レクチャー・コンサートの様相を呈した。チェンバロは二段鍵盤フレミッシュスタイルで、トラベルソに合わせてA=415Hzで調律された

くろき脳神経クリニック院長ブログ│http://kurokinc.at.webry.info/

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