「凱旋─アドルフ・サックス国際コンクール 優勝記念凱旋コンサートLIVE」齊藤健太

「凱旋─アドルフ・サックス国際コンクール 優勝記念凱旋コンサートLIVE」斎藤健太
【CACG-0299】¥2,750(税込)カフアレコード
[演奏] 齊藤健太(Sax)、AKI マツモト(Pf)、松元宏康(Cond)、ブリッツフィルハーモニックウインズ
[収録曲]J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より アルマンド、コルニオ:牧歌と田園風舞曲、マントヴァーニ:霧雨の白熱、デュクリュック:ソナタ 嬰ハ調、グラズノフ:サクソフォーン協奏曲 変ホ長調、カーペンター/ベティス/ハモンド:サクソフォンとバンドのための 青春の輝き
今号より始まった新連載「サックス・アンサンブル道場」の執筆者 齊藤健太氏とAKIマツモト氏によるアルバム。コンクールの凱旋記念として、今年1月に文京シビックホール 大ホールで行なわれたコンサートのライブ盤だ。あたかもオリジナル作品のようなJ.S.バッハの『無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番』。サクソフォニストにとって重要レパートリーであるグラズノフでは、最大限にサックスの魅力を引き出し、かつAKIマツモト氏との精巧なアンサンブルを聴かせてくれる。そして極めつけはブリッツフィルハーモニックウインズとの『青春の輝き』。美しい音色に思わず引き込まれてしまう演奏。どの曲も完成度の高い内容で、ライブ盤ならではのエネルギーも感じられる。サックスという楽器の可能性をこれまで以上に実感できるアルバムだ。
齊藤健太
Kenta Saito
1992年東京都足立区生まれ。洗足学園音楽大学を、優秀賞を受けて卒業。東京藝術大学別科修了。サクソフォンを金井宏光、二宮和弘、須川展也、池上政人、林田祐和、室内楽を池上政人、有村純親、ジャズサクソフォンを佐藤達哉、MALTAの各氏に師事。第31回および第34回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門で第3位に入賞。2019年にはベルギーで開催された、サクソフォン界で最も権威のあるコンクール「アドルフ・サックス国際コンクール」において、日本人として17年ぶりとなる第1位を獲得。および新曲賞受賞。2020年6月にはCAFUAレコードより「凱旋」をリリース。現在は洗足学園音楽大学の非常勤講師として後進の指導にあたるほか、Saxophone Quintet “Five by Five”のメンバーであり、ブリッツフィルハーモニックウインズのコンサートマスターを務めている。














