サックス記事 「Sue Ann〜アントニオ・カルロス・ジョビンへのオマージュ」小野リサ
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THE SAX vol.125│Disc Review【BRASIL】

「Sue Ann〜アントニオ・カルロス・ジョビンへのオマージュ」小野リサ

MUSIC

「Sue Ann〜アントニオ・カルロス・ジョビンへのオマージュ
小野リサ

¥3,520
【UCCJ-2255】ユニバーサル ミュージック
[演奏]小野リサ(Vo)、林正樹(Pf)、渡辺貞夫(Sax)
[収録曲]おいしい水、メドレー ウェイヴ / ソ・ダンソ・サンバ / ワン・ノート・サンバ、あなたのせいで、あなたを愛してしまう、バラに降る雨、スー・アン、ア・フェリシダーヂ、ヴィヴォ・ソニャンド、白と黒のポートレイト、ソ・チーニャ・ヂ・セール・コン・ヴォセ、あなたなしではいられない、想いあふれて

ピアノとデュオで奏でる、愛おしき永遠のメロディ。小野リサによる待望のジョビン名曲集がリリースされた。本誌でもお馴染みの渡辺貞夫が3曲でゲスト参加している一枚だ。
唯一無二の温もりと清涼感あふれる歌声で、日本のブラジリアン・ミュージック・シーンを牽引する小野リサ。近年は日本のみならず、他のアジア圏でも大きな人気を博している。
6年半ぶりとなるニュー・アルバムは、プロデュースも務めたピアニスト・林正樹とのデュオ編成での録音で、テーマは2027年1月に生誕100周年を迎えるボサノヴァの創始者アントニオ・カルロス・ジョビンのソングブック(小野リサがジョビン集を発表するのは19年ぶり)。“デュオ”という、お互いの息づかいまで聞こえるような親密で、かつ即興性も感じさせるサウンドを通じて、ジョビンの名曲のエッセンスを新鮮に聴かせる作品だ。
1960年代に日本にボサノヴァを紹介したサックス奏者の渡辺貞夫が3曲でゲスト参加。小野リサが9歳の頃にブラジル・サンパウロで初めて出会い、2025年4月に開催されたフェス「築地ジャム 2025」のバックステージで久しぶりの再会を果たした二人の記念すべき初レコーディング共演は、日本のボサノヴァ史において記念碑的な共演と言える。ライナーノーツは作家の村上春樹が執筆。

 

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