「教則本っていっぱいあるけど、どれから手をつければいいかわからない……」というそこのアナタ! 今回は様々な吹奏楽団体で活躍しているプレイヤーのみなさんにオススメの教則本を教えていただきました。この機会に、「教則本食わず嫌い」から脱却しませんか?
A1 加藤克朗「フルート教本」ドレミ楽譜出版社
A2 フルート初心者でもわかりやすく、1から始める人でも基礎から身につきます。私もフルートを始めた時にこの教本にお世話になりました。
A1 金野紗綾香「レベルアップ! フルート」ヤマハミュージックメディア
A2 ……えっと、私が書いております(^_^;)
A1 M.デボスト「フルート演奏の秘訣 練習ノート」音楽之友社
A2 「フルート演奏の秘訣」に付随している本。様々なリズム・アーティキュレーションパターンがあり、毎日飽きずに練習することができる。
A1 ヒンケ「オーボエ入門のための基礎練習」全音楽譜出版社など
A2 オーボエ奏者は誰しもが経験する教本。順番にではなく、自分 のやりたいところからやっていくのもアリ。僕は「レガート」のページをゆっくり丁寧にやるのが好きです。後半の音階ブロックも必須。
A1 バジル・クリッツァー「吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室」学研パブリッシング
A2 アレクサンダーテクニークについてわかりやすく書いてあります。こちらに書いてあることが実践できるようになると、どんな教本を使っても上達に繋がります。
A1 ジャック・ランスロ「25のエチュード」Transatlantiques
A2 曲になっていて楽しく練習できますし、スタッカートやアーティキュレーションなどわかりやすいです。はじめは簡単な曲ばかりですが、後半はもう少し踏み込んだ曲想になり、やりがいがあります。
A1 R. アイヒラー「クラリネットのためのスケール」国立音楽大学
A2 他の楽器に比べて実際の使用音域が広いクラリネットはまんべんなく全音域を吹けるようになることが必要です。この教本はその広い音域を音階やアルペジオを使って練習できるようになっています。。
A1 ジャック・ランスロ「クラリネットの初歩(エチュードのまえに)」ビュッフェ・クランポン
A2 副題にあるように、エチュードやスケールを始める前におすすめです。ゆっくり繰り返しているうちに自然と指の動きがスムーズになっていくと思います。