HAPPY CLARINET CONTEST 入賞者インタビュー

以下の質問に答えていただきました。

Q1. 入賞を聞いたときの率直な感想は?
Q2. コンテストでの演奏曲目は? コンクールではどんな思いで演奏されましたか?
Q3. HAPPY CLARINET CONTESTの雰囲気など、どんな印象を持たれましたか? 
Q4. 現在、どんな活動をしていますか?
Q5. どんなプレイヤーを目指していますか? やってみたい企画や活動について教えてください。

第4位
福井 萌さん

福井萌

A2
ドナトニ作曲のクレールを演奏しました。
クラリネットの無伴奏作品はいくつか演奏してきましたが、取り組むべき作品と分かっていながらも、難易度がかなり高いためになかなか手が伸びなかったこの作品を、自粛期間のひとつの課題として取り組み、コンクールでも選曲しました。

A4
フリーランスとして吹奏楽やオーケストラの客演、ソロ、室内楽などの演奏活動をしています。今年はコロナの関係で活動ができませんでしたが、素敵な奏者の方々とQuintetto REGALOという木管五重奏を組んでいます。この先コロナが落ち着いてきて、様々な土地から自由に安心して集まれるようになりましたら、演奏活動を再開していく予定です。

A5
様々な考え方、感性、趣味嗜好が溢れている社会で、少しでも誰かの心に寄り添える音楽を発信できたら…と思いますが、今自分が思い描く“一人前”の演奏家になることが大きな大きな最初の目標です。

 
[Profile]
北海道苫小牧市出身。10歳よりクラリネットを始める。東京藝術大学音楽学部、同大学院修士課程卒業。卒業時に同声会賞、アカンサス音楽賞を受賞し、同声会新人演奏会に出演。第44回、45回芸大室内楽定期演奏会に出演。第9回日本クラリネットコンクール第2位(1位なし)。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2018in東京第1位。第15回クラリネットアンサンブルコンクール一般部門第1位、併せてグランプリ賞受賞。第87回日本音楽コンクール第3位。第30回日本木管コンクール入選。2013年小澤征爾音楽塾に参加。2019年日演練新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズにて札幌交響楽団とリーツのクラリネット協奏曲を共演。これまでにクラリネットを水谷若奈、黒岩真美、三界秀実、伊藤圭、山本正治の各氏に、室内楽を岡本正之、小畑善昭、伴野涼介、有森博、山本正治、和久井仁、伊藤圭の各氏に師事。

 

>次のページは第5位の木寺紗都さん。

<前へ      1   |   2   |   3   |   4   |   5      次へ>      


クラリネット ブランド