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プロ奏者がオススメする指掛けグッズ

The Clarinet 56号 特集

The Clarinet 56号の特集「たかが親指、されど親指、右手親指で演奏が変わる!?」では“右手親指”について取り上げているが、その中でプロ奏者には右手親指に負担をかけないために、どんな工夫をしているのか、またどんなグッズを使っているのか答えていただいた。
ここでは誌面に登場したプロ奏者がオススメする指掛け関連グッズを紹介! 右手親指に悩んでいる方がぜひ参考にしてほしい。

Question

指掛けに関するグッズで「これはオススメ!」というものは?

池田めぐみ Megumi IkedaTADウィンドシンフォニー/SPICY4

池田めぐみ

ホームセンターで売っているシリコンチューブを切ってサムレストに使っています。滑らないし、切って配れるし(笑)、安くておすすめです。

 

梅本貴子 Takako Umemoto関西フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者

梅本貴子

サックスで使用されている、バードストラップの紐をゴムに変えて使用しています。首にあまり負担がかからず、楽器を支えられる気がします。

 

大城涼子 Ryoko OhshiroTAD Wind Symphony /フリーランス

大城涼子

自作のストラップは素材に工夫をしています。首にあたる部分は皮や用途に合わせて色々な素材を使っています。一番重要なのは楽器を吊る部分が紐ではなくゴムだということ。ゴムは髪の毛を結ぶ時に使うものと同様ですが、強度(伸び具合)と太さが重要です。あまり柔らかい(伸びやすい)のではなく硬めのしっかりしたものを使っています。楽器をストラップだけに預けるのではなく、柔軟性を持たせ、自分でもある程度支えながらも親指や腕の負担を減らすという役割を果たします。

 

熊倉未佐子 Misako Kumakuraクラリネット&バスクラリネットプレイヤー

熊倉未佐子

私は、「奏法が正しければそれほど痛くないのでは?」という考えなので、最初から指掛け在りきで工夫をすることより、まず、きちんと正しく楽器を構えることが重要だと思います。痛くなってしまう腕や指の問題を先に解決する。それでも難しい時にアイテムに頼るべきではないでしょうか?

 

幸野あかね Akane Kohnoジャズクラリネット奏者

幸野あかね

クッションもストラップも使わない派なので姿勢が悪くならないように(猫背や前屈みにならないように)気をつけている。

 

桜井真理 Mari Sakurai クラリネット・ソルフェージュ講師

桜井真理

座って練習するときや長時間のリハーサル時は、クラリネットのベルを膝(膝と膝)の間に置いて少し右腕の負担を軽減したりしても良いですね。

 

品川秀世 Hideyo Shinagawa広島交響楽団クラリネット奏者/広島文化学園大学講師

品川秀世

B.AIRのサムレスト。抜群に響きが増します!

 

俵千瑛子 Chieko TawaraJazz Clarinet player

俵千瑛子

東急ハンズなどで売っている直径5mmくらいのホースを短く切ってから取り付けるとクラリネットの指掛けの高さをあまり変えずにすみ、なおかつ滑り止めになるのでよくやっていました。また、指掛けのどのあたりに親指の支えを持っていくかを研究しました。手の大きさにもよると思うのですが、私の場合関節の骨の部分で支えるのがベストです。

 

辻本美博 Yoshihiro Tsujimoto
エンタメジャズバンド『カルメラ』メンバー/奈良県天理市PR大使

辻本美博

現状、ぼく自身は使わない派ですが、女性や、子どもの中には、クラリネットの重みでも、負担になる人もいるのではないかなと。そんな方は、B.AIRのクラリネットストラップを試してみる価値が大アリかと。

 

豊永美恵 Yoshie Toyonagaクラリネット奏者

豊永美恵

長時間の演奏による痛みや、滑り止めのために肌に近い素材の「バンドエイド タコ・ウオノメ保護用(足の指用)」を使用しています。

 

古川邦彦 Kunihiko Furukawa
フリーランス/東京セレーノバスクラリネットアンサンブル【木炭】リーダー

古川邦彦

自然体。まずは自分にとってどういう状態が自然体で体に負担がかかりにくいのか、演奏に適しているのか意識するといいと思いました。ストラップはそういう意味で人によってはヒントになり得るかもしれません。

 

益田英生 Hideo Masudaジャズクラリネット奏者

益田英生

親指の滑り止めに、熱帯魚などの水槽に使うゴムホースを1.5cmくらいに輪切りにしまして、それをサムレストに取り付けると良いです。僕は、とある医療器具のゴムホースを切ってサムレストに付けていますが、親指が吸い付くように安定するのでとても助かっています。

 

松尾依子 Yoriko Matsuoザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団

松尾依子

サムレストクッションや、市販のストラップに付属している革のジョイント(楽器本体と親指の間に挟む形になるもの)などは、直接管体に触れて振動を吸収してしまい、楽器の響きが悪くなる場合があります。そのためストラップに付属している革は使用せず、管体にストラップ自体が触れないように使用できる工夫をしています。

 

水野美香 Mika Mizunoフリー奏者

水野美香

つい先日「B.AIRバードストラップ+リング付サムレスト」を試奏させていただきました。本来の響きや動きを抑制せず、自然に演奏できるストラップだったので、今後是非とも試してみようと思っています。

 

宮崎佳彦 Yoshihiko Miyazakiジャズクラリネット奏者

宮崎佳彦

グッズではないのですが、手首を振る準備運動がおすすめです。練習の間にもこの運動をすることで、無駄に力を入れてしまっている部分の力を抜くことができます。

 

山口由夏 Yuka Yamaguchi国立音楽院講師/TAD Wind Symphony

山口由夏

ビュッフェ・クランポンの以前のタイプ。最近の楽器の指掛けは4段階にしか高さを変えられず、上下にしか動きませんが、以前のものは左右にも動きます。また、幅が広すぎるのも自由が利かなくなり指や腕を痛める原因になっているのでは、とも思います。親指の長さや曲がり具合は人それぞれなので、左右にも動いてくれる物が大変ありがたいです。

 

若林愛 Megumi Wakabayashi木管五重奏カラフル

若林愛

バードストラップはおすすめです。ひもの太さやプレートを変えるだけでも吹奏感や音色が変わります。








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