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番外編 |大川遥のこれからについて

The Clarinet vol.71

本コーナーは、現在、東京藝術大学に在学し 演奏活動も積極的に行なっている大川遥さんをナビゲーターに、 そして個人工房を営み、専門学校の講師なども務めていた 金澤恭悦氏をご意見番として迎え、 お手入れグッズや、正しいお手入れ方法を紹介していきます。 今回は、大川遥さんが2020年3月に東京藝術大学を卒業されるということで、 番外編として彼女に決意表明(!?)をお願いしました。

2020年3月に藝大を卒業

2020年3月、私、大川遥は東京藝術大学を卒業します。
皆さんは卒業にどんなイメージを持たれていますか。
私は、あっさりしたもんだなあ と正直思っています(笑)。

長く苦しい受験を終え、藝大の合格発表で嬉し泣きした4年前の私は、卒業する時どうしているかなんて想像もせず、大学を出ればどうにでもなるのではないかと思っていました。チョコレートみたいに甘い考えでした(笑)。
幼少期からピアノを習っていたせいか、音楽の授業に特別な感情を持っていました。小学校の入学式で演奏していたブラスバンドを見て「あれに入る!」と言って小学校三年生から始めたクラリネットがすごく好きになり、吹いていて楽しいと感じていました。高校では「吹奏楽がしたい」+「セーラー服が着たい」+「(直感で)ここしか考えられない」という、私の欲(!?)を組み合わせた結果、実技・楽典・ソルフェージュを2か月で押し込んで県立の音楽高校に入学しました。特にクラスでずば抜けた才能があるわけでもなく、でもクラリネットは続けたいなあとふわふわ考えながら高校三年生を迎えていました。
その春に、今でも尊敬する方が地元のコンサートホールに演奏しにきていました。ホールの近くでたまたま見かけて「あ、声かけなきゃ!」と、走って追いかけてレッスンをお願いしました。今思えば怖いもの知らずだとも思うのですが、これが私のターニングポイントになります。

 

大川遥 Haruka Ohkawa



茨城県出身のクラリネット奏者。9歳よりクラリネットを始める。第25回日本クラシック音楽コンクール クラリネット部門高校の部第5位。2018年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVI、セイジ・オザワ松本フェスティバル「子供のための音楽会」に参加。これまでクラリネットを坂本沙織、四戸世紀、藤井一男、伊藤圭、野田祐介の各氏に、室内楽を三界秀実、井上俊次の各氏に、サクソフォンを須川展也氏に師事。茨城県立水戸第三高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科クラリネット専攻卒業見込み。
 



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