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第4回 |赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!? 〜年譜・おしゃべり〜

The Clarinet vol.10より転載 (2002年9月20日発売)

本誌の創刊から1年が経とうとする2001年、7号より連載「赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!?」はスタートしました。クラリネットをはじめたきっかけや、師匠田中保人さんとの出会い、音大入学、留学からプロになるまでの道のりを、ご本人の趣味やおしゃべりを交えながら軽やかな口調で語っています。全10回の連載をどうぞお楽しみください。


スキューバダイビングにハマってます!


連載当時のプロフィール画像より

今や趣味を通り越してライフワークとなっているスキューバダイビング。始めてまだ半年ですが、すでに60本を越えました。リゾートで仕事している人は別とし、半年で60本はなかなかのペース。中には本数だけを自慢にしているダイバーもいらっしゃるそうですが、私の場合スキルの方もダイブマスターに差し掛かっています。それを取った後はすでにインストラクターに進むことができます。一応プロになろうとしているわけ。
ある日、インストラクターが私にぼそっとつぶやいた言葉がありました。「プロになったら誰も助けてくれませんよ。」私は「ほ~、なるほど」、演奏家にしても、直接命に拘ることではないけれど通じるものがあるなぁ……と思いました。どんな職業でも客がいるのが一番だなぁ、なんて考えつつ。知り合いの外科医は無事故で1万回オぺをやったとおっしゃっていましたが、客=患者?となると病気にはなりたくないので、何でもサポートされる側が一番とは言えませんが、なにしろ一万回のオペとは凄い。ベテランでなく、超がつく超ベテランです。ある超ベテランインストラクターが3000本潜ってやっと一人前になった気がすると言っていましたが、果たして私は何本のコンサートで演奏しただろうか……なんてことが一瞬にして頭をよぎる。アマチュア時代の発表会から数えていたわけではないけれど、約千数百回かな。これは、楽器の種類や職場やジャンル(もちろんキャリア)によってかなり異なるでしょうが、特別多くも少なくもないと思います。
読者の皆さんの中には、まだる程度人前で演奏された記憶を正確に思い出せる方々もいらっしゃるはず。いつ、どこで、何を演奏して、どんなだったか? ログ付けしていかれたらいかかでしょうか。きっと将来的に良い思い出になりますよ!

 


ハマり出すと止まらないのも私の性格。海はいいですよ〜

  >次のページに続く


赤坂 達三 (あかさか たつぞう)
1964年東京生まれ。国立音楽大学で学んだ後、渡仏。87年パリ国際音楽コンクール第1位、91年トゥーロン国際音楽コンクール第3位、日本木管コン クール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。テレビ、ラジオにも多数出演、99年春のNHK連続テレビ小説『すずらん』主題曲を吉田美奈子とデュエット、大きな反響を呼ぶ。CDにはゲーデ・トリオと録音した『ブラームス、モーツァルト:クラリネット五重奏曲』(02年)など多数リリース。世界的に演奏活動を展開し、エリザベト音楽大学で教授を務める。

次回更新もお楽しみに!

毎月、15日頃更新




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