フルート記事
ミヤザワフルート新工場潜入レポート!!

「フルートってなんかいいよね?」と思ってもらいたい

昨年12月に、長野県駒ヶ根市に工場を移転したミヤザワフルート。新工場は一体どんな場所にあり、どのようにフルート製造を行なっているのだろうか? その秘密を探るべく、移転したばかりの新工場に潜入してきました!

 

前工場の5倍以上という広大な敷地。その横には小川が流れており、野生の猿を見かけることもしばしばあるんだとか!

新築ということですべてがキレイ! 食堂はちょっとした演奏会もできる多目的なスペースとして作られたそう。

会議室の窓からは南アルプスの山々が! こんな風景を見ながら打ち合わせできるのは羨ましい!

工場内はとにかく広い! 今後も様々な機械設備の導入を見越しているそうだ。

 

①管体・頭部管の加工セクション

セクションリーダーの富永翔太さん

ここはNC加工機を使って、ボディ(上管と下管)のトーンホールをカールさせたり、頭部管のリッププレートの穴を加工するセクションです。それぞれの工程をNC加工機ごとに分けて作業、最終仕上げは手作業で行ないます。

 
 

②台座・ポストのセクション

セクションリーダーの山口真奈加さん

前工程で上がってきた管体に、台座やポストをはんだ付けで取り付けるセクションです。上管と下管で担当がそれぞれ分かれて作業していて、台座やポストの位置を正確に取り付けています。

 
 

③鍵作り/半製品のセクション

セクションリーダーの筒井悠さん

予め組んだ半製品のキィを合わせていく「コマーシャルモデル」のラインと、バラバラの部品をイチからロウ付けして造り上げていく「ハンドメイドモデル」の2つのラインに分かれています。ハンドメイドは、パイプの長さの調節もヤスリを使用して手作業で削るため、技術力が求められます。

 
 
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