クラリネット記事
音楽界に大きな影響を与えたアンサンブル 42年の歴史に有終の美を飾る

東京クラリネットアンサンブル ファイナルコンサート

2020年1月22日 ルーテル市ヶ谷センター(東京) [出演] 加藤明久、藤井一男、小倉清澄、佐川聖二、木村健雄、中村めぐみ、新井清史、稲垣征夫、吉田記子、福島伸夫(Cl)

[演奏曲] ドヴォルザーク:スラブ舞曲 作品72-7、スラブ舞曲 作品72-2、グランドマン:バガテル、カプリス、シューベルト:「ます」より、ロジャース:ブルールーム、ベネット:クラリネットラプソディー、スターク:タクミズブギ、ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、バッハ:シャコンヌ
アンコール R.カーペンター:トップ・オブ・ザ・ワールド

1978年に結成し、常に日本のクラリネットアンサンブルをリードしてきた東京クラリネットアンサンブルが、結成42年で活動を停止することを発表。この日が最後のコンサートとなった。結成以降、全国各地でのコンサートやNHK-FMへの出演を続ける一方、1988年からは「華麗なるクラリネット・アンサンブルの世界」のタイトルで11枚のアルバムを続々と発表。その録音は全国の学校の吹奏楽部はもちろん、一般のクラリネット愛好家たちにも格好のお手本となっている。また収録曲の楽譜は、アルソ出版からシリーズ楽譜として発売されている。
メンバーの10人は、全員が日本を代表する演奏家や音楽大学の教師、指揮者として知られている人物ばかり。本番15分前には会場はすでに満員となった。

 

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・コンサートレビュー(後半)
・東京クラリネットアンサンブルとは

 

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