The Clarinet vol.71

憧れのプロ奏者はこの組み合わせ!! あなたのセッティング教えてください!

粟生田直樹 / 青山秀直 / 赤坂達三 / 井上幸子 / 川上一道 / 大島文子 / 北村英治 / 熊倉未佐子 / 中ヒデヒト / 橋本眞介 / 藤井一男 / 益田英生 / 宮崎佳彦 / 水越裕二 / 山本正治 / 若林愛
※50音順、敬称略


粟生田直樹

粟生田直樹 Naoki Aouda

東京吹奏楽団
 
A1.
B♭クラリネット:ビュッフェ・クランポン フェスティバル
心地よい抵抗感と、はっきりとした音の輪郭を作ってくれるところが気に入ってます。
A2.
マウスピース:ヴィルシャー 40B
音が気に入っています。なかなかヴィルシャーから離れられません。
リガチャー:Wood Stone 総銀製
安心感がある。無理なく、しっかりとリードとマウスピースを密着させてくれる。
リード:レジェール ヨーロピアンシグネチャー 3〜3½
    バンドーレン V.12 3〜3.5
レジェール:変化が少なく状態が非常に安定している。テンポよく普段の練習ができること。
バンドーレン:当たり外れはあるが、魅力的な音を作れると思う。音色の創作意欲が高まる。
A3.
ニコラ・バルデイルー
A4.
楽器のコントロールが素晴らしいと思います。自由自在に楽器と音楽を操っていて、憧れます!
A5.
リードは、レジェールをメインで使用していたが、ニコラ氏の美しい音に刺激されてケーンを再び育て始めました。
Profile
長野県出身。長野市立柳町中学校吹奏楽専門部にてクラリネットを始める。長野県長野西高等学校、武蔵野音楽大学卒業。大学在学中には学内オーディションに合格し同大学管弦楽団とソリストとして共演、選抜学生による「室内楽の夕べ」に出演。2003年武蔵野音楽大学卒業演奏会・ヤマハ新人演奏会・長野県新人演奏会に出演。2005年第17回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門入選。2009年第20回日本木管コンクールクラリネット部門入選。クラリネットを傳田高廣、山本正治、十亀正司の各氏に、室内楽を甲斐道雄氏に師事。現在、オーケストラ・吹奏楽・室内楽・ミュージカル等で演奏活動中。クラリネット五重奏団「Ensemble Scoville」、木管五重奏「Ensemble Tafel」各メンバー。2008年に東京吹奏楽団に入団し2013年よりコンサートマスターに就任。長野県小諸高校音楽科非常勤講師。

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青山秀直

青山秀直 Hidenao Aoyama

フリークラリネット奏者、クラリネット四重奏団アンサンブル・ソノリテ主宰、大阪音楽大学非常勤講師
 
A1.
B♭クラリネット:H.ヴーリッツァー 100C/S(2018年製)
エーラー式クラリネット特有の音色を持ち、深い響きがすること。低音域から高音域までムラなく均一に鳴り、音程も良いこと。
A2.
マウスピース:H.ヴーリッツァー 3WZ
息の流れがスムーズで豊かな響きが得られること。音色の自由度が大きいこと。エーラー式のマウスピースとしては比較的多く流通していて、選べること。フレンチのリードも使えること。
リガチャー:Pflaumer 紐タイプ
中に芯が入っていて、二層構造になっているところ。ほど良い伸縮性があること。
リード:バンドーレン V.12 3.5、3.5+
どこでも入手可能なこと。
A3.
 カール・ライスター
A4.
 素晴らしいテクニックは言うまでもなく、透明感のある豊かな響きに加え、音から音への変わり目に独特の美しい色あいを持つ素晴らしいレガートを駆使して、理想とする音楽を追求していること。歳を重ねても新しいことへの探究心を持ち、常にアグレッシブな姿勢で音楽と向き合っていること。私が高校生のときに初めてモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲の録音を聴き、プロを目指すきっかけとなった。
A5.
ベルリンに留学し、ライスター氏の演奏を生で数多く聴く機会を得て、録音を聴くだけではわからない特別な響きのイメージを学ぶことができた。さらに、カラヤン・アカデミーにおいてライスター氏の下で研鑽を積んだ当時ベルリン交響楽団首席クラリネット奏者だった四戸世紀氏から、楽器の持ち方や演奏時の姿勢、からだの脱力の方法など演奏上基本となることを一から徹底的に教わった。のちに、ライスター氏に選定してもらった楽器を使用することになり、氏が楽器に求めていることをより深く感じ取ることができた。
Profile
ベルリン芸術大学卒業。在学中より南西ドイツ放送オーケストラ、ベルリン交響楽団、イェーナー・フィルハーモニーなどの客演奏者を務める。現在はリサイタルと録音活動を軸に、ソリスト、室内楽奏者として活動する。大阪音楽大学、大阪府立夕陽丘高等学校音楽科、兵庫県立西宮高等学校音楽科で後進の指導にあたる。クラリネット四重奏団アンサンブル・ソノリテ主宰。

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赤坂達三

赤坂達三 Tatsuzo Akasaka

元エリザベト音楽大学教授、現在ソリスト
 
A1.
  B♭クラリネット:ヤマハ CSVM
ホールの遠くまで表現が届くところ。
A2.
マウスピース:バンドーレン 5RVライヤー
自分らしい音が出せる(笑)。
リガチャー:Wood Stone 純銀製ピンクゴールド
これは最高だと思います。良く鳴る。
リード:ダダリオ レゼルヴ・クラシック 3.5+
素材が良い。+の中から慎重に選ぶとかなり良い。
A3.
フィリップ・ベロー
A4.
彼は天才。テクニックも素晴らしく、しかも音楽的でもあり、人間的にもとても素晴らしい。
A5.
特にないです。ジャック・ランスローから、君は5RVライヤーが合ってると言われたことくらいかな~。
Profile
国立音楽大学で学んだ後、パリ国立高等音楽院のクラリネット及び室内楽を1位で卒業。パリ・ポールデュカ音楽院、ヴェルサイユ国立音楽院もそれぞれ1位で卒業。トゥーロン国際音楽コンクール3位(クラリネットで国際音楽コンクール連盟加入のコンクール上位受賞は日本人初)、日本木管コンクール1位。日本クラリネットコンクール1位無し2位、パリ国際コンクール1位など輝かしい受賞歴を持つ。国際クラリネット協会のパメラ・ウェストン女史から“40年来の偉才”と絶讃され、その最高の技術と深い音楽性は高い評価を得ている。リサイタルでの活躍はもちろんのこと、国内外の主要オーケストラやゲヴァントハウスをはじめとする著名な弦楽カルテットとの共演は数え切れない。定期演奏会にも多数招かれている。ソロアルバムはソニー、ビクター、マイスター等から多数リリースされている。

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井上幸子

井上幸子 Sachiko Inoue

常葉大学短期大学部音楽科准教授
 
A1.
B♭クラリネット:ヨーゼフ MK10(グラナディラ、モパーネ)、
バックーン モバ(CGカーボン)
ヨーゼフ:音程が大変取りやすく、頭で思った音楽がそのまま再現される。ピアノとの演奏、室内楽、オーケストラで使用。
モバ:楽に大きな音がムラなく鳴り、大人数を束ねるような吹奏楽のコンミス、吹奏楽バックの協奏曲ソリスト、クラリネット・アンサンブルのトップ奏者の時などで使用
A2.
マウスピース: Play Nick Nommos B2
息をまとめやすく、音色も作りやすい。タンギングも楽。
リガチャー:JLV プラチナ、MOMO 真鍮縦・平原モデル・ハート
JLV:厚めのしっかりしたリードや、どんなリードにも合わせやすい。
MOMO:音をまとめてしっかり響かせたい時に最強の力を発揮する。
リード:マダム・ギース 3 ¾
質が良くほぼすべてのリードが使える
A3.
 カリ・クリーック
A4.
北欧フィンランドを代表するスーパープレイヤーで、自分の師匠の1人。拡がりのある自由な音色が魅力。古典から現代曲、民俗音楽、ジャズ、クレズマー、どんなスタイルの音楽も独自のスタイルで吹きこなす奏者で、多くのことを学んだ。
A5.
レッスンで教わった基礎を大切にした。基礎といっても、ヴィブラートのかけ方や、リードを自在に扱うための息の入れ方など、普通の角度からまた違った基礎を教わり、自身の表現の幅が拡がった。
Profile
北海道教育大学札幌校芸術文化課程卒業、シベリウス音楽院首席修了、ロッテルダム音楽院首席修了。第9回HIMESコンクール第2位。第2回ラハティ木管コンクール第2位。第1回国際バスクラリネットコンクール第3位。第1回ロッテルダム国際芸術音楽家コンクール優勝。平成18年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。Kuhmo'z代表。浜松フィルハーモニー管弦楽団奏者、常葉大学附属橘高等学校吹奏楽専攻特任講師、常葉大学短期大学部音楽科准教授。

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川上一道

川上一道 Ichido Kawakami

山形交響楽団首席クラリネット奏者、山形県立山形北高等学校音楽科非常勤講師、 山形大学地域教育文化学部客員准教授
 
A1.
B♭クラリネット:ヤマハ CSG
ほど良い抵抗感があり、音の輪郭がクリアなところが気に入っています。響きも広がらず、全音域まんべんなく良い響きで演奏できるところも魅力の一つです。B♭クラリネット以外はC管がシュヴェンク&セゲルケ、E♭管がビュッフェ・クランポンのトスカ、バセットクラリネットはシュヴェンク&セゲルケ、ほかにヴーリッツァーのリフォームドベーム(1973年製造のB♭&A、1980年製造のB♭&A)も使っています
A2.
マウスピース:ヴィルシャー 40B
息をしっかり吹き込んでも、音色を保てるところがお気に入りのポイントです。ただ、このモデルはもう造られていないので、次のマウスピースをどうするか決めあぐねているところです。
リガチャー:Wood Stone 総銀製ピンクゴールド
明るい音色で、発音もしやすいところが気に入っています。
リード:バンドーレン V21 3.5、Wood Stone Premium Classic 3 ½
音色をコントロールしやすく、リード全体が均一に振動する感じが気に入っています。
A3.
カール・ライスター、マルティン・フロスト、ザビーネ・マイヤー、アルフレート・プリンツ、
エルンスト・オッテンザマー
A4.
ライスター:とてもピュアで温かみのある音色をお持ちで、クラリネットを始めたころからの永遠の憧れです。
フロスト:音楽表現がとても個性的で、何より自由自在に楽器を操っている演奏は、とても憧れます。
ザビーネ:とても華やかな音色で、音楽表現がとてもドラマティックに感じるので。
プリンツ:どっしりとした響きで、聴けば聴くほど、味わい深い感じがするので。
エルンスト:芯のある音色で、とてもアカデミックな演奏をされるので。
曲や作曲家によって好きな音色は変わります。
A5.
近づけるために意識したことは、とにかく徹底的によく聴いて、演奏スタイルをよく覚えるようにしました。
Profile
沖縄県出身。沖縄県立芸術大学音楽学部卒業。2007年同大学大学院修士課程修了。「山本賞」受賞。第81回日本音楽コンクール・クラリネット部門 第1位、及びE.ナカミチ賞受賞。「JTが育てるアンサンブルシリーズ」に出演。アフィニス夏の音楽祭に参加。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団、アフィニス祝祭管弦楽団&山形交響楽団と共演。クラリネットを狩俣裕、与那嶺優子、新垣亜貴子、横井操、村井祐児、川畑真一の各氏に師事。現在、山形交響楽団首席クラリネット奏者。山形県立山形北高等学校音楽科非常勤講師、山形大学地域教育文化学部客員准教授。

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大島文子

大島文子 Ayako Oshima

クラリネット奏者、ハートフォード大学ハート音楽院准教授、ニューヨーク州立ハーチェス大学講師、 ジュリアード音楽院講師ほか
 
A1.
シュヴェンク&セゲルケ モデル1000(モパネ)
音色のあたたかさと音程の取りやすさ。ダイナミックレンジの広さ。そして音が遠くまで届くところ。
A2.
マウスピース:バンドーレン D6ジャーマンモデル(シュヴェンク&セゲルケのリモデル)
息の通りが良く、ラクに吹けるところ。コントロールもしやすく、ほど良い抵抗感があり、開きもちょうどいい感じです。
リガチャー:Wood Stone サテン金メッキ
音色が好みで、スタッカートがしやすい。鳴りが良く、音の抜けもいいところ。
リード:Wood Stone Premium Classic 3½+
あたたかい音色が一番の魅力です。
A3.
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリニスト)
A4.
クライスラーの音色に近づきたいと思った理由は彼の作品を演奏したかったということもありますが、その演奏と聴衆を感動させることができる音色に魅了されました。私のデビューアルバムにもクライスラーの曲を収録しています。
A5.
 音の保ち方や抜き方、フレーズの作り方、アーティキュレーションや音楽の解釈とスタイルがその演奏家の音色を作っていると考えているので、その一つ一つをなぞろうと思いました。今でもクライスラーの演奏を聞いて彼の歌い回しに感動しています。
Profile
桐朋学園大学音楽科を卒業後、アメリカ、イーストマン音楽院に留学。その後、第2回日本管打楽器コンクール第2位、第55回日本音楽コンクール第1位、第17回ベオグラード国際コンクール第3位などを受賞。1989年、カザルスホールでのリサイタルを皮切りに、日本各地で数多くのソロリサイタルを行なう他、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等とコンチェルトを共演する。これまでに数多くのCDをリリース。2005年より、毎年夏に北軽井沢において姉の直子とミュージックセミナーを開催。2012年にクラリネットアンサンブル「NYリコリッシュ・アンサンブル」を結成。現在、ジュリアード音楽院講師、ニューヨーク州立パーチェスカレッジ音楽院助教授及びコネチカット州のザ・ハート音楽院で教授を務める。 2017年9月より音楽と食を通じさせた「Good Taste」をコンセプトにした、Wa (和)コンサートシリーズをニューヨークで開始、デジタル音楽会評サイト“New Yrok Art”において絶賛を博す。

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北村英治

北村英治 Eiji Kitamura

ジャズクラリネット奏者
 
A1.
B♭クラリネット:ヤマハ Finesse
幅広い音色が自在に出せる(1本でジャズとクラシックの吹き分けが可能です)。
A2.
マウスピース:ヤマハ 6CM
吹きやすく、自由自在に音色を変えられる。
リガチャー:自作 Eijiモデル
Silver950のシングルスクリュー。自分で吹きながら調整して作るのでバランスと響きは良い。一体型の壊れにくい構造が自慢。
リード:ダダリオ レゼルヴ・エヴォリューション 3
柔らかい音色で吹きやすい。低音から高音までのバランスが良い。ばらつきが少ないので、使わずに捨てるリードがない。
A3.
名手が多すぎて書ききれません。
A4.
名演奏は音色と表現が一体化して生まれるので「これが最高の音色」というものはないと思います。クラシックに比べ自由な部分が多いジャズの場合は「美しくない音」が個性的な魅力になる場合もあります。
ベニー・グッドマン:セルマーを吹くと「セルマーの良い音」、クランポンを吹くと「これぞクランポンの音」といった具合で、美しい音色で吹いていた。
バディ・デフランコ:ルブランを吹いていた時代よりヤマハを吹くようになってからのほうが音が暖かくなったと思う。生音は本当に気品がありました。
A5.
若いころ、練習のためにビッグネームのマネをして吹いた経験はありますが、音色もフレーズも「物真似」は無意味と悟りました。自分の体型と体力に合った楽器を選び、自分が「良いと思える音色」を出せるように練習を重ねる日々を送っています。
Profile
1929年東京生まれ。慶応大学在学中に、クラリネットを学び、1951年南部三郎クインテットでプロデビュー、54年自己のバンドを結成した。57年文化使節として来日したベニー・グッドマンとジャムセッションを行なう。バディ・デフランコや、リー・コニッツも研究する一方、ジャズ伝統のデキシーも自分のものとし、幅広い音楽家に成長。1977年モンタレージャズ祭(米国)に招かれ大好評を博し、1994年まで連続18回と1996年に出演。1991~2000年、L.A.インターナショナル・ジャズパーティをビル・ベリーと共同企画し、このイベントでの演奏は「ジャズクラリネット界の沈滞を救った男(米国評論家レオナード・フェザー)」と評された。2011年〜2014年、毎年5月に開催されるノリッジジャズパーティー(英国)に連続出演し、アルバムリリースの数はすでに100を超えている。日本国内ではテレビ、ラジオ出演、各地でのジャズ祭、コンサート、ディナーショウ、ジャズクラブへの出演と共に、中高生、社会人の吹奏楽団やビッグバンドへの指導も手掛けている。2007年4月29日に旭日小綬章受章。

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熊倉未佐子

熊倉未佐子 Misako Kumakura

ジャズクラリネット奏者
 
A1.
B♭クラリネット:セルマー・パリ シグネチャー
洗足音大の学生時に谷口英治師匠に選定していただきました。音色、吹奏感、音程など、すべてにおいて私の好みのクラリネットで気に入っております。
A2.
マウスピース:バンドーレン B45
鳴りが良く、吹きやすい。無理なくしっかり息が入るので余計な力がいらない。長時間のソロも比較的疲れにくい。
リガチャー:Wood Stone 総銀製(メッキなし)
音色と吹奏感が好みなので使用しています。
リード:Wood Stone Premium Classic 2½
厚さが薄めのものでも硬いリードを探していた際に見つけて以来、ずっと好んで使用しております。比較的ヘタらず長持ちするのと、発音がクリアなところがお気に入りです。
A3.
北村英治さん
A4.
中学生のとき、初めて生で聴いたジャズクラリネット奏者が北村英治さんでした。当時の私は、一音聴いただけで涙が出そうになるくらい感動したのを今でもよく覚えています。あたたかみ、包容力があり、ひとたび曲が始まればスッと音楽にのめり込んでしまう魅力あふれる音色で、何より圧倒的な音楽のパワーを感じました。
A5.
北村さんが常々おっしゃっている通り、楽しんで演奏することを忘れないようにしています。私も、幸せな音色は幸せな心から生まれるものと信じ楽しく演奏し続けたいと思います。
Profile
ジャズを子守唄に、6歳でピアノ、9歳でクラリネットに出会う。洗足学園音楽大学音楽学部 ジャズコース クラリネット専攻。学部では谷口英治、中村誠一、川嶋哲郎に師事。第35回浅草ジャズコンテストバンド部門銀賞、ソリスト賞受賞。2016年4月 北村英治米寿記念コンサート(サントリーホール大ホール)以来、北村英治と共演を重ねている。現在、日本のジャズ史上初の女性クラリネット奏者として多様な活動の場を広げている。

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中ヒデヒト

中ヒデヒト Hidehito Naka

スタジオミュージシャン
 
A1.
B♭クラリネット:ビュッフェ・クランポン エリート
細部まで繊細な表現ができる。軽やか。倍音の豊かさ。見た目の美しさ。
A2.
マウスピース:バンドーレン M30ライヤー
明るくマイク乗りが良い。クラシック以外の音楽にも使える。
リガチャー:ビュッフェ・クランポン純正品(シルバーの2本締め)
素材の音がする。響きをじゃましない。良い意味で雑音を消さない。
リード:バンドーレン V.12 3.5
コシがあるが細かく表現できる。
A3.
ミシェル・ポルタルとポール・メイエ
A4.
ミシェル・ポルタル(セルマー・パリ)、ポール・メイエ(ビュッフェ・クランポン)両者ともこれこそフランスの響き。品格や粋さ、紳士的でエスプリあふれる音色。
A5.
特になし。とにかくCDをよく聴いて、留学中は生でコンサートをたくさん聴いた。
Profile
東京藝術大学卒業後、渡仏、パリ地方国立音楽院にて学ぶ。2009年よりサイトウキネンオーケストラ及び水戸室内管弦楽団に参加している。作曲、編曲家として音楽制作に取り組み、近年ではクラシックバレエ、日本舞踊、パフォーマーと舞台を創作している。2018年より自身のプロデュースによるコンセプチュアルなサロンコンサート「日曜日の音楽会」を開催中。毎回テーマやゲストを変えて「室内楽」に取り組んでいる。またスタジオプレイヤーとしては日本を代表する作曲家達の指名を受けTVドラマ、CM、映画、アーティストのCD等年間250本を超えるプログラムに参加。クラシックに留まらずジャズ、ワールドミュージック、ポップスなど現在メディアから毎日自身の演奏が流れている。アーティストのサポートとしてライブやTV収録にも参加。ナカオンガク企画主催。 ホームページ https://nakahidehito.com/

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橋本眞介

橋本眞介 Shinsuke Hashimoto

名古屋音楽大学准教授、エリザベト音楽大学講師
 
A1.
B♭クラリネット:ヤマハ SEアーティストモデル
全音域で均一の太い芯を持ち自由な吹奏感。
A2.
マウスピース:バンドーレン B40ライヤー
いい抵抗感にスムーズな息の流れ。リードとのマッチングも良い。
リガチャー:GF-System Gold Line
リードの振動が本体によく伝わる。
リード:ダダリオ レゼルヴ・クラシック 3.5
左右が均等である。マウスピースとのマッチングが良い。豊かな倍音を持つ。
A3.
 ハロルド・ライト氏
A4.
ぼやけず、くっきりとした輪郭と芯を持った音。フォーカスされたクリアなダークサウンドに彼の奏でる音楽が高まった時にかかる自然なヴィブラート。
A5.
リードのセッティングやソロ曲だけではなく、オケ中で吹いている彼の演奏をよく参考にしました。
Profile
香川県出身。高松第一高等学校音楽科、武蔵野音楽大学を卒業後、シエナウインドオーケストラを経て、広島交響楽団に入団。NHK-FM洋楽オーディション合格。NHK-FMリサイタル出演。1995年よりロータリー財団奨学生としてドイツ国立リューベック音楽大学に留学、クラリネットをザビーネ・マイヤー教授に師事。同大学修了試験を最高点で卒業。 1997年帰国し同楽団に復帰。以後、NHK交響楽団等主要オーケストラに首席客演奏者として出演。ソリストとしては1992年〜2016年に渡り度々広響とモーツァルトの協奏曲等を共演。現在、名古屋音楽大学准教授、活水女子大学客員教授、エリザベト音楽大学、明和高校音楽科、同朋高校音楽科各非常勤講師、ヤマハオフィシャルクラリネットアーティスト、日本クラリネット協会理事、広島クラリネットアンサンブル主宰、なにわオーケストラルウィンズ、CrazyClassixメンバー。

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藤井一男

藤井一男 Kazuo Fujii

クラリネット奏者、NSO主宰
 
A1.
B♭クラリネット:ヤマハ SE アーティストモデル
SE系の最上級機種で、私が作りたいとメーカーに提案したモデルでもあります。思い入れが強いということもありますが、すべてにおいてトッププレイヤーも満足できる楽器です。
A2.
マウスピース:Play nick Nommos B2
自分でテーブル部分を削っています。全体的にはダークな傾向の音色で、高音が明るすぎない。ほど良い抵抗感で、タンギングがしやすい。タンギングしても音が崩れない。
リガチャー:O.N.O  GP
このリガチャーの開発協力プレイヤーです。パワフルなところ、そしてラクに軽く吹けるのではなく、ほど良い抵抗感があってしっかり吹けるところ。しかし、重いという感じではない。
リード:バンドーレン V.12  4.5
4.5を3.25くらいまで削っています。それにドリームリードと同じ加工をしています。最近は3.25や3.5を使っていたのですが、昔、V.12の4.5を吹いていて、そのころに戻そうと考えて、これにしました。V.12は音が広がっていくところが気に入っています。
A3.
今はマルティン・フロスト
A4.
音色に変化があり、表情がある。ずば抜けたテクニックがあり、ほぼ完璧に吹くプレイヤー。ウェーバーを吹いても上手いし、インプロビゼーションもできるし、ありとあらゆるテクニックができる。しかも、ほぼ失敗しないという、すごいプレイヤー。
A5.
憧れというわけではないので、彼の音色を目指すことはしていません。自分の理想の音色に近づけるためには、ただひたすら理想とする音色のイメージを浮かべて、それに合うような吹き方やリードを選びます。アンブシュア、息の入れ方など、ちょっと加減するだけで音色は変わります。
Profile
国立音楽大学首席卒業、武岡賞受賞。皇居桃華楽堂にて御前演奏を行なう。第41回日本音楽コンクール第2位入賞。2年間NYへ留学し、ニューヨークフィル首席クラリネット奏者スタンリー・ドラッカー氏に師事。全国各地でソロ・室内楽等の演奏活動を行ない、リリースCDは多数。また、ヤマハ在籍時より、ヤマハクラリネットSE、SE-V、SE-Vmaster そして最高峰のSEV-Master KFの開発をリードしてきた。普及・啓蒙活動にも積極的に取り組んでおり、40年以上に亘り全国各地で開催しているクラリネットセミナーでの指導法には定評がある。さらにここ数年はクラリネット奏者としてのみならず、これまでの演奏経験を生かした指揮活動をするなど、幅広い活動を展開。現在の日本のクラシック界を代表するクラリネット奏者の一人であり、常に挑戦し続け新しい音楽の方向性を切り開いているアーティストである。

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益田英生

益田英生 Hideo Masuda

ジャズクラリネット奏者
 
A1.
B♭クラリネット:セルマー・パリ サンルイ
音が硬質ではっきりとしたアーティキュレーションでの演奏ができること。ビッグバンドでも音が埋もれることなく演奏できます!
A2.
マウスピース:バンドーレン B45 プロファイル88
開きが広いのでヴィブラートもかけやすく、また音色も雑味のある感じをつくりやすい。またプロファイル88の性格なのか、通常のものより音もまとまりやすい印象。
リガチャー:シルバースタイン ゴールド
音域に関係なくムラなく鳴らせる。リードが良く鳴ってくれるのが魅力です。
リード:リゴッティ ゴールド 3½
はっきりとした明るい硬質な音が魅力のリード。それでいてサブトーンも出しやすく、よい雑味もありジャズをプレイしやすいリードの一つ。
A3.
ベニー・グッドマン、ケン・ペプロウスキー、ピート・ファウンテン
A4.
ベニー・グッドマンの明るくて抜けの良い華やかな音。ケン・ペプロウスキーの軽やかな、そして魅力的なサブトーンの音。ピート・ファウンテンのような艶やかで遊び心のある音。それぞれ甲乙つけがたく魅力的です。
A5.
楽器やセッティングでは真似しきれない、もしくは真似たくても真似できないところがほとんどですから、コピーしたり、同じ曲を演奏してみたりなど、演奏面から近づいてみています。
Profile
島根県浜田市出身。中学生のとき吹奏楽部にてクラリネットを始める。その後、高校生まではクラシック一辺倒だったが、来日していたベニーグッドマン楽団の演奏を聴き、ジャズに目覚める。東京コンセルヴァトアール尚美 ジャズポピュラー学科に入学するが一年で中退。その後、ジャズクラリネット奏者の谷口英治氏に師事。1999年、『吉祥寺ジャズコンテスト』において、グランプリならびにオーディエンス賞を受賞。2005年の『国際クラリネットフェスト』においては、ブラジルのクラリネット奏者 ウドソンノゲイラ・クインテットのメンバーとして参加。本場のショーロやサンバなどのブラジル音楽に強い影響を受ける。現在は都内を中心に演奏活動を行なうほか、YAMAHAの講師および指導スタッフとして、教材作成や作編曲、楽譜監修、講師の育成にもたずさわっている。「ブラック・パイド・パイパーズ」リーダー。

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宮崎佳彦

宮崎佳彦 Yoshihiko Miyazaki

ジャズクラリネット奏者
 
A1.
 B♭クラリネット:ビュッフェ・クランポン RC
重すぎず軽すぎない抵抗感と重量感が気に入っています。
A2.
マウスピース:バンドーレン B40
無理なく楽に音を出せる抵抗感が気に入っています。
リガチャー:GF-System Gold Line
入れた息が無駄なく音に変わっているように思える点が気に入っています。
リード:ダダリオ
   グランドコンサートセレクト エヴォリューション アンファイルド 3
ヴィブラートがかけやすい点が気に入っています。
A3.
Kenny Davern
A4.
Kenny Davernは理想というよりは好きなプレイヤーです。pp~ff、低音域~高音域、どんな音にでも音の説得力を感じ、簡単なフレーズでも歌うように吹くのが魅力です。未だにどうやって吹いているのかわからない音の出し方もあり、初めて聴いたときはとても衝撃を受けました。
A5.

何度も音源を聴いて、コピー(音源に合わせて一緒に吹く)を何度も繰り返し行ないます。

Profile
“聞いて楽しい、心地よい音楽を”を信念に、スイングジャズ、デキシーランドジャズなど、いわゆるトラディショナルジャズといわれる1940年代までによく演奏されていた曲、スタイルをベースに演奏をしている。クラリネットを谷口英治、サキソフォンを右近茂、各氏に師事。モダンジャズについて研究しつつも、以前より興味をもっていたスイングジャズの研究にも力を入れる。第33回浅草ジャズコンテスト ソリスト賞受賞。

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水越裕二

水越裕二 Yuji Mizukoshi

アンサンブルユニット「Fevbre(フェイブル)」、新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団 各メンバー
 
A1.
B♭クラリネット:ヤマハ YCL-CSGⅢ
ヤマハにはCS系とSE系という2系統のクラリネットが存在しますが、CS系は「クリアで伸びのある音色・遠達性に優れる」というコンセプト。そのCS系の最高機種として君臨するCSGⅢは、それらのコンセプトに加えて、より明るい音色、より倍音もあり、またダイナミックレンジの幅もさらに広がり、より自由な表現が可能になったところが気に入っております。ちなみに私はクラリネットを始めたときから一貫してヤマハのCS系を使用してきましたが、これは私の最初の師匠であり、CS系の開発に携われた元N響の内山洋先生の影響も大きかったです。また、これまで師事してきたすべての先生方に共通する教えが、特に「息」を大事にすることでした。良い音色や表現ももちろん大事ですが、まずはスピードのあるしっかりした「息」を楽器に入れてきちんと響かせられること。その教えに見事にマッチしていたのがまさにCSでした。よりしっかりと息が流れ、クリアで芯のある明るい音色は、私にとって唯一無二のクラリネットと言っても過言ではないです。なお、CSGⅢの力をさらに発揮させるため、バレルはO.N.Oバレルを使用しております。
A2.
マウスピース:ダダリオ レゼルヴX15E
息がよく流れるがまとまりもあり、柔軟性も非常に良いところが気に入っております。倍音が多く、音色も明るいのがとても良い。また、最後まで人の手が加わらない、世界初の完全機械生産による高い均一性で、個体差が少ない点も良いですね。
リガチャー:未回答
リード:ダダリオ レゼルヴ・エヴォリューション 3
リード全体が良く響き、様々なアンブシュアにも対応し、そして柔軟性もあり、また音像を遠くに感じることができる印象です。とにかく何よりも、一箱の当たりが多い点が気に入っております。
A3.
ディーター・クレッカー
A4.
私はこれまで3人の先生から教えを受け、そのすべての先生の音色が理想ではありますが、強いて挙げるならばディーター・クレッカー先生でしょう。テクニックもさることながら、先生の明るくて健康的な音色が一番の理想です。すでに先生はお亡くなりになってしまいましたが、生前は世界的な奏者としてだけでなく、学者としても18〜19世紀を中心とする様々な楽曲の研究をし、それらの楽曲から膨大な数の録音を残してくれました。今でも先生の録音はCDショップ等で見かけますので、是非皆さんにも聴いてほしいですね。
A5.
実際にドイツの音楽大学で師事し、様々な教えを受けました。クレッカー先生と、のちに師事したヴィットマン先生も同じ考えでしたが、リードはとにかく軟らかい番手を使うよう強く勧めておりました。私がドイツ留学していた当時は、基本的に軟らかいリード(2半や3)を使うプレイヤーが、他にも多かったように思います。リードや口元に頼らず、お腹・身体で音を作るという考え方でしょうか。
Profile
東京音楽大学付属高等学校を経て、東京音楽大学およびドイツ国立フライブルク音楽大学卒業。現在は、各地で精力的にコンサート活動するほか、各種CD・ゲーム音楽等の録音や曲集の執筆・監修も務める。またプライベート・レッスンをはじめ、 各地の楽器店でのクリニック、バンド指導、コンクール審査等、後進の指導にもあたる。 クラリネットをこれまでに、内山 洋、ディーター・クレッカー、イェールク・ヴィットマンの各氏に師事。

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山本正治

山本正治 Masaharu Yamamoto

東京藝術大学名誉教授、武蔵野音楽大学特任教授、日本クラリネット協会会長
Photo:Akane Shindo
A1.
B♭クラリネット:ビュッフェ・クランポン プレスティージュ、ディヴィンヌ
音色の変化をコントロールしやすいと思います。ドイツのオーケストラにいた時にBuffet CramponのRCを使っていたのですが、僕のイメージの音が作りやすいです。
A2.
マウスピース:バンドーレン ブラックダイヤモンドBD5
音の響きの倍音の量が少ないのか柔らかい響きがする気がします。ピッチが低めなのでスロートトーンが上ずりにくい。反面、音の芯がボケやすいので息のスピードのコントロールが大事です。
リガチャー:バンドーレン レザー
音の響きに柔軟性が作りやすいので。
リード:バンドーレン V21 3.5または3.5+
マウスピースのBD5に合っていると感じる。
A3.
Wenzel Fuchs、Ricardo Morales
A4.
Wenzel Fuchsはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者で何回か一緒に演奏しましたが、音色、音の均一性、また音楽の柔軟性は素晴らしいです。
Ricardo Moralesはフィラデルフィア交響楽団の首席奏者です。サイトウ・キネン・オーケストラで一緒に演奏していますが、楽器のコントロール、正確さは抜群です。
この二人、アメリカ、ドイツのオーケストラの奏者という違いがありますが、新しい時代の奏者だと思います。
A5.
上記二人の奏者ではありませんが、ドイツのオーケストラにいた時ドイツ的な音に近づけるために、マウスピースやリードを削ったりしていました。今僕が使っているBD5とVandorenリードV21は、ドイツ的なイメージの音が出しやすいです。この前Ricardo Moralesと一緒に演奏した時、BD5を使っていました。
Profile
東京芸術大学卒業。北西ドイツ音楽アカデミーでヨスト・ミハエルスに学び、ソロイスト国家試験に最優秀の成績で合格。第41回音楽コンクール第1位。コルマー国際室内楽コンクール、木管楽器三重奏部門第2位(フランス)。元ドュッセルドルフ交響楽団(ライン・ドイツ・オペラ)ソロ・クラリネット奏者。元新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者。日本クラリネット協会(J.C.S.)会長。東京藝術大学名誉教授、武蔵野音楽大学特任教授。

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若林愛

若林愛 Megumi Wakabayashi

木管五重奏カラフル代表、ビュッフェ・クランポン契約講師
 
A1.
B♭クラリネット:ビュッフェ・クランポン ディヴィンヌ
音色に深みがあり、テクニックの面でも跳躍がしやすいことに驚き、今年(2020年)1月にこの機種に買い替えました。
A2.
マウスピース:ダダリオ レゼルヴ・エヴォリューション
息が入りやすいのですが、ほど良い抵抗感もあり、音をまとめやすいところを気に入っています。
リガチャー:ヤナギサワ ヤニーシクス
アルトサックスとB♭クラリネットの兼用モデル。適度な抵抗感があり、今まで吹いてきた中で一番吹きやすいリガチャーでした。音も艶やかになります。
リード:ダダリオ レゼルヴ・クラシック 3
軽い吹き心地ながら音色をしっとりまとめることもはっきりとさせることもでき、表情をつけるときに柔軟に反応してくれるリードだと思っています。
A3.
フローラン・エオー
A4.
演奏、音色のキャラクターのバリエーションの豊富さがすごいです!
何枚もCDを持っていますが、モーツァルトのコンチェルトでは純粋な音色で美しい演奏を、ピアソラのCDでは色気と情熱的な演奏。コンサートにも行きましたが、レ・ボン・ベックでは茶目っ気にさらにエンターテイメントを追求した魅せ方に、何人もエオーさんがいるのでは!? と思わせるような柔軟な演奏スタイルと表現力を大尊敬しています。
A5.
エオーさんの色気のある音色の表現としてヴィブラートをかけたときの音の抜きや処理の仕方の美しさ。かける場所の区別が美しいのでよく聴いて研究しています。
Profile
洗足学園音楽大学を優秀賞を受賞し卒業。第五回クラリネット アンサンブルコンクール第一位受賞をきっかけにキングレコードからメジャーデビューし、ユニバーサルミュージック他、これまでにアルバムを7枚リリースし全曲タイアップ楽譜も出版される。TV/CM 出演、 吹奏楽、レコーディング、 ライブやツアーで活動中。個人レッスンほか、全日本吹奏楽コンクールにて審査員を務めるなど後進の指導にも力を入れている。ビュッフェ・ クランポン契約講師。AKAI professionalエンドーサー。『 木管五重奏カラフル 』リーダー 、 ヴァイオリン天野恵とのユニット『Megumi ♡ Kei』、『JPCO』などのメ ンバーとしても活動中。

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質問項目

Q1.
使用楽器(お気に入りのポイント)
Q2.
セッティング(お気に入りのポイント)
Q3.
理想とする音色のクラリネットプレイヤー
Q4.
 上記プレイヤーの音色や魅力について
Q5.
上記プレイヤーの音色に近づけるために行なったこと

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