大谷淳子コンサートシリーズ vol.6

【告知】大谷淳子 おしゃべりコンサートシリーズ Trio Saphir & Beda Mast

 
 

スイス・バーゼル交響楽団クラリネット奏者として、またアレクサンダー・テクニーク(AT)教師として、主にヨーロッパを拠点に活動されている大谷淳子さん。彼女が主催している「大谷淳子コンサートシリーズ vol.6」が、2024年3月15日に東京・紀尾井ホールで開催される。
今回はピアニストの柴田かんなさん、打楽器奏者&パフォーマーの池上英樹さんと大谷さんの3名からなるユニット「トリオ・サファイア」に、ビール・ビエンヌ・ゾロトゥルン交響楽団に長年籍を置くフルーティスト ベーダ・マストさんをゲストに迎えての公演。本邦初演となるウンスク・シン『いもむしの忠告』や大谷さん渾身の『ロミオとジュリエット』など、独自性の高いこだわりのプログラムになっている。音楽の可能性を探るこのコンサートは必見だ!

大谷淳子コンサートシリーズ vol.6
トリオ・サファイア & ベーダ・マスト

【日時】
2024年3月15日(金)19:00開演 18:30開場

【出演】
トリオ・サファイア
大谷淳子 Junko Otani クラリネット、バスクラリネット
柴田かんな Kanna Shibata ピアノ
池上英樹 Hideki Ikegami マリンバ
ゲスト
ベーダ・マスト Beda Mast フルート

【Program】
『リゴレット・ファンタジー』:F&K.ドップラー
『ロミオとジュリエット』:S.プロコフィエフ
『「不思議の国のアリス」より いもむしの忠告(日本初演)』〜バスクラリネットソロとパフォーマンスによる〜:ウンスク・シン
『深い河』:黒人霊歌 arr.池上秀樹
『ラプソディー・イン・ブルー』:G.ガーシュウィン arr.池上秀樹
 ※新たに打楽器とジャズ要素をたくさん取り入れた斬新なアレンジ。

【会場】
紀尾井ホール

【全席指定】
S席 ¥6,000 A席 ¥5,000 B席 ¥4,000(税込) 学生 各席¥2,000割引

【チケットのお申し込み・お問い合せ】
スタジオK 03-3320-9834 studio.k.concert@gmail.com

【協賛】
株式会社ビュッフェ・クランポン・ジャパン、株式会社ル・ベカール、株式会社ニュー・オータニ

【後援】
一般社団法人日本クラリネット協会、在日スイス大使館

【協力】
ミリオンコンサート協会

【主催・マネジメント】
スタジオK

トリオ・サファイア

2017年ドルチェアーティストサロン«Dolce»東京、2018 年白寿ホールにてコンサートを開催。毎回趣向を凝らした独自のアレンジ作品に取り組み、このアンサンブルならではの可能性、創造性を追求している。

大谷淳子 Junko Otani(クラリネット)

国立音楽大学在学中に渡欧。パリとジュネーヴにて研鑽を積む。第1回日本ヤングクラリネッティストコンクール第1位、第5回日本クラリネットコンクール第3位、第18回日本管打楽器コンクール最高位、2004年Marco Fiorindo国際コンクール(イタリア)第1位、その他数々のコンクールにて上位入賞。2003年東京文化会館でのデビューリサイタル(ピアノ・柴田かんな氏)を皮切りにコンサート活動を開始。ソリストとして東京交響楽団、 東京シティ・フィルをはじめ、日本、スイス、オーストリア、チェコにて数々のコンチェルトを共演。フォンテックよりパトリック・ジグマノフスキー氏とのデビューCD「わたしのお気に入り~フランス音楽集~」をリリース。チューリッヒ歌劇場の研修生として多くの貴重な経験を積んだ後、契約団員としてビール/ビエンヌ交響楽団とベルゲン管弦楽団では首席クラリネット奏者、続いてルツェルン交響楽団バスクラリネット奏者、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団エスクラリネット奏者を務める。2022年バーゼル交響楽団に入団。クラリネット・バスクラリネット奏者として活動中。
使用楽器:Buffet Crampon Tosca ホームページ www.junko-otani.com

柴田かんな Kanna Shibata(ピアノ)

桐朋学園大学演奏学科卒業。同大学アンサンブル・ディプロマコース修了。ルーマニアに於てディヌ・リパッティ交響楽団とショパン「ピアノ協奏曲第2番」、豊島区民管弦楽団とラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」、奏交響楽団とシューマン「ピアノ協奏曲」を共演。ソプラノ佐藤美枝子氏と「香淳皇后をお偲びする会」に於いて桃華楽堂の御前演奏を務める。生島 繁、赤坂達三、千葉直師、大谷淳子、コッラド・ジェフレディ、ファブリツィオ・メローニ各氏他、数多くのクラリネット奏者と共演。富士山河口湖音楽祭、NHK-FM名曲リサイタル、イーストマン音楽学校夏季セミナー、浜松国際管楽器アカデミーのピアニストを務めるなど、アンサンブルピアニストとして国内外の著名なソリスト共演。常盤平学園音楽教室講師。Owl Piano Quintet のメンバーとしても活動を続けファーストアルバム「ステファン・シェーファ ー作品集」を発売。https://owl-piano-quintet.jimdofree.com/profile-1/

池上英樹 Hideki Ikegami(打楽器・マリンバ・パフォーマンス)

第46回ミュンヘン国際音楽コンクール打楽器部門で最高位入賞。パリ国立高等音楽院、カールスルーエ音楽大学などで学ぶ。第16回日本管打楽器コンクール打楽器部門第2位入賞。2004年度青山音楽賞、2005年度文化庁芸術祭音楽部門新人賞などを受賞。世界各国の音楽祭の他、富士山河口湖音楽祭、ラフォルジュルネジャポン、東京春音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、サントリーサマーフェスティバル、軽井沢音楽祭、ロームミュージックフェスティバル等に出演。テレビ朝日<題名のない音楽会>で「パーカッショニスト・池上英樹登場!」「反田恭平の音楽会でのデュオ」「音楽家の筋肉を知る音楽会」が放送される他メディアへの出演も多い。サントリー音楽財団25周年記念公演でクセナキス<オレステイア>の打楽器ソロを務める。東京春音楽祭にて全曲バッハプログラムで公演を行なう。2018年坐高円寺にて全曲自作自演のモザイクを成功させる。唯一無二の世界観を追求する打楽器界の鬼才。

ゲスト

ベーダ・マスト Beda Mast(フルート)

スイス・ベルン出身。13歳よりフルートを始め、ベルン国立高等音楽院にて学び、バーゼル国立高等音楽院にてペーター=ルーカス・グラーフ、オレール・ニコレに師事。青年時代の吹奏楽ではトロンボーンも担当し、のちに色々な吹奏楽団で指揮者、指揮指導者としても活躍。1993年国際シドニー音楽祭に指揮者として参加。ビール/ビエンヌ・ゾロトゥルン交響楽団でフルート・ピッコロ奏者として37年間活動しており、また、2012年よりビール/ビエンヌ室内管弦楽団の指揮者・音楽監督に就任。常に新しい可能性と音楽の伝統を追求し、団員からも観客からも好評を博している。様々な室内楽でも定期的にコンサートを行なう。
使用楽器 Sankyo Flutes14K-3

 

大谷淳子コンサートシリーズ

vol.1 2015 年 アーティストサロン «Dolce»東京
生島繁(Cl)、大谷淳子 パトリック・ジグマノフスキー(Pf)
vol.2 2016 年 アーティストサロン «Dolce»東京
大谷淳子、出羽真理(Pf)
vol.3 2017 年 アーティストサロン «Dolce»東京
大谷淳子、柴田かんな(Pf)池上英樹(Perc&Mari)
vol.4 2018 年 白寿ホール
トリオ・サファイア(大谷淳子、柴田かんな、池上英樹)
vol.5 2022 年 アーティストサロン «Dolce»東京
大谷淳子、ベーダ・マスト(Fl) 柴田かんな(Pf)


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