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渡邊一毅 Kazuki Watanabe

The Clarinet vol.68 Zoom In 1

オブロークラリネットアンサンブル、ブリッツフィルハーモニックウインズ、バスクラリネットアンサンブル【木炭】、山本拓夫木管六重奏Haloclineなど、様々なクラリネットを使ってマルチに活動している渡邊一毅さんの1stアルバムが10月3日にリリースされます。今回は自身の名刺代わりとなるアルバム「トリプティーク」について話を訊きました。その一部を紹介します。

渡邊

 

─今回のアルバムのテーマを教えてください。

渡邊 :CD制作にあたりEbクラとバスクラは絶対に入れようと考えていました。Bbクラリネットのアルバムは数多くあるので、逆にEbクラとバスクラにスポットを当てたCDを作るのが自分らしいのかなと思ったところもありました。
中学・高校の吹奏楽部でも人口の少ない楽器であるし、どちらかというと肩身の狭い思いをしている楽器なので、そういう楽器でもこれだけ表現ができるという、楽器としての可能性を示せればいいなと思っていたところです。

─クラリネット奏者にとってのこのアルバムの聴きどころを教えてください。

渡邊 :やっぱりEbクラとバスクラの楽器の持っている可能性を感じ取っていただければと思っています。吹奏楽だとEbクラは、Bbクラと交ぜたら浮いてしまうし、フルートやオーボエと音程が合わない。担当している子たちが悲惨なくらい隠れよう、隠れようと吹いているので、そういうEbクラでもこれだけのことができるというところを聴いていただきたいです。バスクラは最近ソロで活動している奏者が増えているので、その中でもクラシック的なアプローチというよりは、様々なジャンルに対応できる楽器であるということ、そしてバスクラでこういう表現ができるというところを聴いていただきたいですね。

 

インタビューはまだまだ続きます。The Clarinet vol.68をチェックしてください!

 

「Triptyque」渡邊一毅

「Triptyque」渡邊一毅

2014年12月7日発売
【CACG-0282】¥2,800(税別)
[演奏]渡邊一毅(Eb-Cl、Bb-Cl、Bass-Cl)、大野真由子(Pf)
[曲目]ジャカ・プチハール:ソナタ第1番、小栗克裕:悲歌、マルティネス・ガレゴ:スペイン民謡変奏曲、フィリップ・スパーク:イーナの歌、三浦秀秋:ディヴァステイテッド・ノート、伊賀拓郎:3種のクラリネットのためのトリプティーク〈第1楽章「朝凪の舟航」、第2楽章「こぼれ落ちたかがり火」、第3楽章「燎原の火」〉

 

渡邊一毅 Kazuki Watanabe 
兵庫県立神戸高等学校を経て東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。これまでにクラリネットを藤井一男、延原弘明、村井祐児、山本正治の各氏に、室内楽を四戸世紀、小林裕、村井祐児の各氏に師事。また、Charles Neidich、大島文子、Richard Stoltzmanの各氏より薫陶を受ける。室内楽、吹奏楽、オーケストラなど多岐に渡り活動する一方で、指揮活動も含め、後進への指導にも積極的に取り組み、指導した団体は吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストなどで全国大会出場多数。スタジオワークも多く、アニメ、ゲーム、映画、TVドラマ、CM等録音多数。近年は編曲活動も多く、下記団体において数多くの編曲を手がける。オブロークラリネットアンサンブルEbクラリネット奏者。ブリッツ・フィルハーモニックウィンズコンサートマスター。東京セレーノバスクラリネットアンサンブル【木炭】、山本拓夫木管6重奏Halocline各メンバー。また、主宰するトリオユニット「Trymulty」では、ジャンルにとらわれず多種多様な音楽に挑戦している。東京藝術大学管打楽研究室助手、指揮科助手を経て現在、相愛大学講師。音楽教室「黒笛音楽塾。」主宰。
公式サイト「黒笛危機一髪。」

 






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