世界初！ 弦楽器のいないオーケストラ

オーケストラと言えば、弦楽器がいるのが当たり前のはず。でも、それを覆すオーケストラが誕生します。その名も“Non Strings Orchestra（以下NSO）”。
このオーケストラを作ったのは、本誌でもおなじみのクラリネット奏者であり、東京セレーノクラリネットオーケストラなどを主宰している藤井一男氏です。11月にはNSOの初公演が大阪にて行なわれます。
このNSOとはどんな集団なのか？　主宰する藤井一男氏をはじめ、ソリストを務めるピアニストの藤井裕子氏、そしてNSOのメンバーとして藤井氏を支える有吉尚子さんと、石崎かえでさんにも参加してもらい、NSOがどのように作られていったのか、またメンバーの集め方や、弦をクラリネットで演奏する魅力などの話を訊きました。

Concert Information

Non Strings Orchestra vol.1

［日時］2014年11月21日（金）　18：45　開演
［会場］クレオ大阪中央ホール
［出演］藤井一男（Cond）、橋本眞介（コンサートマスター）、藤井裕子（Pf）
その他、この趣旨に賛同して関西、東京、広島、四国、九州からボランティアとして集まる有名奏者たち〈橋本眞介（広響首席Cl）、タラス・デムチシン（九響首席Cl）、飯塚一郎（元東フィル首席Tp）、阿部竜之介（Tb）、東佳樹（シエナ W.O. Perc）など総勢73名〉
［曲目］ベートーヴェン：序曲「レオノーレ」第3番、ガーシュイン：ラプソディー・イン・ブルー、ベートーヴェン：交響曲第7番