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第8回 |赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!? 〜年譜・おしゃべり〜

The Clarinet vol.14より転載 (2004年1月20日発売)

本誌の創刊から1年を経過した2001年、7号より連載「赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!?」はスタートしました。クラリネットをはじめたきっかけや、師匠田中保人さんとの出会い、音大入学、留学からプロになるまでの道のりを、ご本人の趣味やおしゃべりを交えながら軽やかな口調で語っています。全10回の連載をどうぞお楽しみください。


あるひとつの助言「タツゾウ!人生は自由だ。でも…」

最初は少し上手に吹ければ良い、ぐらいに思っていたクラリネット。そのうち先生に叱られるのが嫌でしかたなしに練習して......それがとうとう演奏を職業とするための道に進むことになろうとは、誰が予測しただろうか? まったくの成り行きとしか言いようがないこれまでの経緯からでは、いったいどんな勉強をしていけばよいか、途方に暮れたものでした。
オーケストラに入りたいものはオーケストラスタディーを重点的に練習したり、またコンクールで優勝して脚光を浴びたいものは、ひたすら数々の楽曲を完成度を高くするためさらい上げる。学校に行けば、いつどこでどんなオーディションがあるか張り紙がしてあり、常にそれを見て学生はさまざまなものにチャレンジしており、「フェリスィタシオン(おめでとう!)」と「セ ドマージュ(残念!←みのもんた風に)」の二言が話せれば一年はいれるっちゅーの! なんて、のんきなことも言ってられず……私もあやかって、さまざまなコンクールやオーディションにチャレンジしていったのでした。

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赤坂 達三 (あかさか たつぞう)
1964年東京生まれ。国立音楽大学で学んだ後、渡仏。87年パリ国際音楽コンクール第1位、91年トゥーロン国際音楽コンクール第3位、日本木管コン クール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。テレビ、ラジオにも多数出演、99年春のNHK連続テレビ小説『すずらん』主題曲を吉田美奈子とデュエット、大きな反響を呼ぶ。CDにはゲーデ・トリオと録音した『ブラームス、モーツァルト:クラリネット五重奏曲』(02年)など多数リリース。世界的に演奏活動を展開。元エリザベト音楽大学教授。

次回更新もお楽しみに!

毎月、15日頃更新




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