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最後になにする? これでキマる! 仕上げ力&PR力

THE FLUTE 138号 Special Contents

136号から3号連続でお届けしている「ステージを成功させる3つの力」。
今回は最終回として、“仕上げ力”と“PR力”をピックアップします。
緊張を上手く味方につけて良い精神状態でステージに上がるための本番力と、早く曲の完成度を上げるための読譜力を高めて、いよいよ演奏!……という前に、もう少し曲の表現力を高め、その演奏をより多くの人に伝えるPR力を備えませんか?
きっとステージでの完成度もぐっと高くなるはず。
いよいよ最後の大詰め。仕上げ力とPR力を学んでいきましょう。

 

THE FLUTE 138号 仕上げ力対談 吉岡次郎 中山広樹

今回のトピックスの柱である“仕上げ”は、プロ・アマ問わず永遠のテーマ。
奏者としても指導者としても活躍中のお二人に、両方の立場から“仕上げ力”とは? について、 侃々諤々、語っていただきました。

吉岡次郎 中山広樹

“仕上げ” いえ、初めて曲に取り組む段階からのつながりになると思いますので、まずお二人が初見のときに気をつけていることを教えてください。

吉岡
僕はまず雰囲気を捉えます。最初は、それ以外はあまり気にしない。難しそうなところのチェックだけして。これはあとあと大変そうだな、というところなど。あとは本番とか目標までのスパンによりますよね。時間的に差し迫ってるのか、余裕があるのか。それによって譜読みの仕方も変わってきますね。
中山
うん、それはある。あとは4/4が6/8になったり、そういう変わり目を最初にチェックするかな。だいたい初見で、僕はそれが落ちる傾向があるから(笑)。あとは調が変わるところ、拍子が変わるところは最初にチェックしておくかな。
吉岡
オーケストラで例えば4分の2拍子の場合、指揮が4つ振りなのか2つ振りなのかが結構重要で、何小節か休みの場合に数え間違えるとか、そういうのがいちばんコワいよね。ましてや、初めての曲だったらなおさらね。

他にも138号では“仕上げ”、“表現をつける”ということについてアドバイスをいただいています! 続きは誌面でお楽しみください。

THE FLUTE 138号 プロの表現力を知って仕上げよう

最後の仕上げに必要となるのが……表現力! 表現を付けたくても付けられない、どう表現したらいいかわからない……という人は多いと思います。そこで、プロ奏者が考える表現力を知り、自分の演奏に新たな表現を取り入れてみませんか?

クラシック編 J.S.バッハ 無伴奏フルートのためのパルティータ 第一楽章 仕上げ方の解説は三上明子と藤井香織
J.S.バッハのフルート作品の中でも比較的初期に作曲されたこの『パルティータ』は、18世紀に作られた無伴奏フルート作品の中でも人気の高い作品です。 出版社によっても違いますが、今回使用するベーレンライター版は、アーティキュレーション、ダイナミクス、ブレスなどがほとんど書かれていません。 この何も書かれていない楽譜から、フレーズ感を作り、アーティキュレーションを付け、さらにブレスの位置を決めていきます。 愛好家にはハードルが高いと感じるかもしれませんが、仕上げに向けた解説をしてくれるのは三上明子さんと藤井香織さんです。バッハをはじめとするバロックの作品には演奏指示が少ないため、「これが正解」というのはありません。お二人の解説を見て、仕上げの参考にしてください。

 

ボサノバ編 A.C.ジョビン イパネマの娘 仕上げ方の解説は坂上領と大久保はるか
ボサノヴァの名曲『イパネマの娘』は、鬼才アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した作品です。世界中で多くのアーティストにカバーされた作品で、フルートでも人気No.1のボサノバ作品です。
ジョビンは20世紀のブラジル音楽を代表する作曲家で、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ヂ・モライスなどと並ぶボサノバの始祖と言われています。
この楽曲をフルートでカッコ良くおしゃれに吹くための仕上げ方を解説してくれるのは、坂上領さんと大久保はるかさんです。

 

ポップス編 一青窈 ハナミズキ 仕上げ方の解説は沢野茜
2004年に発売された一青窈の『ハナミズキ』は、アメリカ同時多発テロ事件発生当時、ニューヨークにいた友人からのメールをきっかけに一青自身が歌詞を書きました。当初の歌詞は挑戦的な内容であったものの、その部分を取り除いていった結果、現在の歌詞に落ち着いたそうです。
発売から10年たった今でもこの曲の人気は健在で、結婚式などでもフルートをはじめ、器楽で演奏されることの多い曲です。
今回は『ハナミズキ』を素敵に吹くための仕上げ方を沢野 茜さんが解説してくれます。


表現には正解がありません。ですが、センスの良さを問われるのが表現力です。 プロの演奏や解説を参考にして、より素敵な音楽を奏でられるようにしましょう!
138号の誌面では、楽譜を載せてアドバイスをもらっています。同じ曲でも違った表現のアプローチがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

次のページでは“PR力”をご紹介します!

THE FLUTE 138号 自分の演奏を世界に発信!PR力を身につけよう PR力
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