THE FLUTEオンライン記事:【第2回】齋藤寛Presents 録ってもデュエッツ「風の谷のナウシカ レクイエム」
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【第2回】齋藤寛Presents 録ってもデュエッツ「ナウシカ・レクイエム」

THE FLUTE ONLINEレッスン動画連動企画

 

第2回(166号連動)

第2回目の曲目は『ナウシカ・レクイエム』。「風の谷のナウシカ」に登場する、哀愁を帯びたメロディが忘れられない1曲です。
セルフレコーディングのやり方は、第1回の動画「準備編」でおさらいできますよ。

 

Chapter01

 

とってもコラム 齋藤寛

この行き場のない情熱を…

8月4日に昭和音楽大学にてP.L.グラーフ先生のインタビューが行なわれました。前日までは浜松にて国際管楽器アカデミーに参加され、当日は朝からマスタークラス、翌日はリサイタルと多忙を極める中、貴重な時間を拝借してお話を伺いました。私がグラーフ先生に心酔して30年、教えを請うようになって8年、生徒である前にひとりのファンとして公式に質問ができることは大変喜ばしいことでした。
質問原稿をつくるにあたって、普段あまり聞けないことやウヤムヤになんとなく理解していることなど、せっかくの機会にと思って書き連ねました。このインタビュー原稿の依頼は、雑誌の編集上の都合もあり「質問事項10個程度、文字数4000字程度」というものでしたが、ひとまず質問を書き終えた段階で、質問項目が20個オーバー、文字数8000字!編集さんには、「雑誌に載り切らなかった分はwebで公開しますから!」と言われていたので、意気揚々と資料と合わせてA4で20枚程原稿を送ったところ、「ちょっと分量が多すぎですね…吟味して削ってもらえますか?」… …同じタイミングで通訳をお願いしていたピアニストの田原さえさんにも送っていましたが、メールの返信に、「あなたの気持ちはわかりますが、長すぎです」…バッサリ……なんでー!!いいって言ったじゃない!!この行き場のない情熱をどうしてくれよう!
ハァ~深呼吸…冷静に…考えて…やってしまった。。思いばかりが先走って暴走してしまいました。

  その後、何回かの打ち合わせを経て質問10項目が決まっていきました。
インタービュー当日。ワクワクドキドキしながら臨みます。私のミッションはこの原稿項目にあるコメントをいただくことです。しかし、心の中では「余裕があれば、カットされた質問もしてしまおう、ヘッヘッヘッ」なんて思いながら。
お話が始まり、説得力のある言葉を聴いていると、(小さな悪巧みなど一切忘れて)夢中で話をしていました。長年の胸の支えがとれていくような妙に清々しい気分です。先生のお話は上手でユーモアがあって本当に楽しいのです。あっという間の1時間半。
「Are you satisfied?(満足したか?)」と先生。「Yes! Thank you very much!(はい、もちろん!)」とお返事。あ!思い出した。「 今日のところはね、スーパーロングインタービュー諦めてませんよ。」内心の言葉を飲んで。
「カカオ~ココア~ショコラーデ~のどが渇いたから休憩しよう」とグラーフ先生。「氷無しでたのむよ、喉は冷えるといけないからな。」
クーラーが利いているとは言え、蒸し暑い真夏の猛暑日。飲み物のたのみ方一つにさえ関心してしまいます。真似して私も同じココアを。

自宅へ戻り、編集作業です。録音を聴きながらとりあえず文字起こし。中間地点で、既に4000字!この金言ばかりのインタビューを残らずお伝えしたいと思いながら編集しました。素晴らしい内容なので是非ご一読ください。
「大麦~麦芽~ビール~」
仕事終わりはこれに限りますね。残暑の太陽に火照った身体が欲している!キンキンに冷えたビールに喉が鳴ります……はぁ。

 

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第1回:準備編(録音方法)&「ハトと少年」天空の城ラピュタより

 


齋藤 寛 (さいとう・かん)

齋藤寛
齋藤寛

東京芸術大学卒業。フルート奏者、作編曲家。2011-2014年ザルツブルクモーツァルテウム音楽院マスタークラスにてP.L.グラーフ氏に師事。京都フランスアカデミーおよびパリにて室内楽をクリスチャン・イヴァルディ氏に師事。2013年「あまちゃんスペシャルビッグバンド」参加。フルート四重奏「宵待小町」主宰。主な著作「フルートデュオ名曲集25」、「ディズニーソング・デュエットコレクション」、「ジブリメロディー集」等。

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