2017年4月15日(土)『イパネマの娘』

大久保はるか ボサノヴァフルート ワークショップ|第7回レポート

昨年に引き続き開催された、大久保はるかさんによるボサノヴァワークショップ。 アンサンブルが楽しめて、1時間半でちょっとしたアドリブまで吹けるようになる……という気になるこのワークショップ、第7回目の様子をレポートします!

2017年4月15日(土) a-note+ MUSIC SCHOOL
課題曲「イパネマの娘」

昨年は先生と参加者が向かい合うかたちでレクチャーを受けながら進んでいきましたが、今回は車座になってスタート。最初はちょっと緊張気味だった皆さんでしたが、大久保さんのリードもあって、だんだんと打ち解けた雰囲気に。

大久保はるか ボサノヴァフルート ワークショップ7th

まずはレクチャー。ボサノヴァの拍のとり方から始まりました。
「横揺れで、1・2・1・2…」
というのが、基本的なリズムのとり方なのだそうです。

今回の課題曲だった「イパネマの娘」をご存じの方は、メロディを頭に思い浮かべて横に揺れながら1・2・1・2…とリズムをとってみてください。
……そう、それがボサノヴァの第一歩なんです、というお話でした。

その後、「イパネマの娘」の背景になったエピソードなどの解説(「イパネマの娘」のモデルは実在の女の人! だそうです)やスケールの練習に続き、いよいよ「アドリブにチャレンジしてみよう!」のコーナーとなりました。(そんなタイトルは付いていないのですが……イメージは伝わったかと思います)

さっき練習したスケールの中の音を使えば、あとは自由に吹いてOK。それがいわゆる“アドリブ”になっていきます。
アンサンブルで演奏しながら、フレーズごとに順番にアドリブを吹くという形式で、一人ずつチャレンジ。とはいえ、言うほど簡単じゃない! ということで、参加者の皆さんは自分の番が回ってくるまでドキドキ半分、ワクワク半分だったのではないでしょうか。(全部ドキドキだったよ!!という方もいるかも……)

大久保はるか ボサノヴァフルート ワークショップ7th

大久保さんからは、こんなふうに吹くとカッコよく聞こえますよ!といったアドバイスが、ところどころに入ります。
また、アドリブのコツとして

● 1・2・1・2…のリズムを忘れない

→音に夢中になってリズムが疎かになると、スイング感がなくなってしまう。リズムに乗れているか、確認しながら吹きましょう。

 

● 音符を詰め込みすぎない

→音を吹きすぎず、いかにマイナスにしていくかということを意識するのも大切。休符をうまく使い行間に意味を持たせましょう。

というアドバイスもありました。

 

大久保はるか ボサノヴァフルート ワークショップ7th

最後には、自由にいろいろ質問できたり、お茶を飲みながら先生ともお話ができたり、という時間も用意されていました。
ドキドキしたあとにはホッと一息( ´Д`)=3 そんな土曜日の午後のワークショップ。
まだ参加したことのない人も、これまでに参加したことのある人も、ぜひ一緒に楽しみましょう!


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