フルート記事
2016年6月11日 開催

参加申込み受付中! 第5回 大久保はるか ボサノヴァフルートワークショップ

テーマ曲「おいしい水」、そこに込められた意味とは…?

次回取り上げられる「おいしい水」について、ちょっとした知識が身につくコーナー(今回限りですが)です♪
原題の「Água de beber」は、そのまま歌の中にサビの歌詞として登場します。
Água de beberは直訳すると、“飲み水”という意味ですが……
「飲み水は、生きるためになくてはならないもの。私にとって、“愛”はそれと同じくらい必要なもの」
この歌の中では、そんな意味で使われています。
曲調は、ボサノヴァの中でも癒し系・爽やか系とはちょっと違う、神秘的で大人のムード漂うイメージ。ふわっとした“愛”ではなく、オトナの恋愛を歌っているのですね。

↓こちらから試聴ができます。この曲の作曲者で、ボサノヴァの生みの親、アントニオ・カルロス・ジョビンもフィーチャーされています♪

おいしい水

【ECM Records UCCU-99151】
アストラッド・ジルベルト

ちなみに、大久保はるかさんが以前に「THE FLUTE」で連載していた“ボサノヴァレッスン”では、 この曲についてこんなふうに解説しています。

単なるラブソングにしては、マイナーキィでどことなく怪しげな雰囲気、―中略― 水はドラッグを示しているという説がある、ということを知ったときにストンと腑に落ちるものがあり、それからは曲の理解度が高まり演奏がラクになりました。キケンな匂いにズルズルと惹きこまれてしまう人間の心理を表現した曲と解釈しています。

大人っぽいボサノヴァの名曲、いろんな経験を重ねてきた“オトナ”なあなたも、そっちの修業はまだ足りないけれど……というあなたも。それぞれに楽しめるのが、ワークショップの醍醐味です! これまでに参加された方も、今までの曲とちょっと違うテイストをぜひ味わってみてください。

 

第5回目「ボサノヴァフルート ワークショップ」予約受付中!
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「ボサノヴァフルート ワークショップ」
今後の開催日程
6月11日…第5回 ボサノヴァフルート ワークショップ
7月23日…第6回 ボサノヴァフルート ワークショップ (最終回)

各回とも《1回完結》《それぞれ別の内容》になっているので、これまでのワークショップに参加した人・していない人、どちらもどの回からでもご参加いただけます!


フルート奏者カバーストーリー