新連載 「岩崎花保のハッピーフルートライフ♪」がはじまります！
皆さまはじめまして！
この度、ザ・フルート・オンラインで連載をスタートさせていただくことになりました、フルーティストの岩崎花保と申します。
これから月に1回～2回のペースで、私が普段から交流しているフルーティストの方々へのインタビュー（あんな人やこんな人……いろんな人が登場します。お楽しみに！）や、イベントのレポート、フルート吹きの皆さんに紹介したいグッズ……などなどを投稿させていただく予定です。
また、読者の皆さまからのタレコミやリクエストも随時募集しております！
練習や仕事の合間に読んで、楽しんでいただけるような記事が書けるよう頑張ってまいりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます♪
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さてさて、皆さまはゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたでしょうか？ 私はレッスンをしたり、演奏会に出演したりと、フルートとたくさん一緒に過ごした10日間でした。
その中でも一番楽しみにしていたイベントがラ・フォル・ジュルネです。
「ラ・フォル・ジュルネ」とは…
1995年、フランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。2005年「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として東京に上陸しました。2007年には来場者数100万人を超え、2018年より音楽祭のネーミングを「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」から「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」とし、さらに進化する音楽祭に生まれ変わりました。2018年までに延べ823万人の来場者数を記録。世界最大級の音楽祭に成長しています。
※公式ホームページより
https://www.lfj.jp/lfj_2019/history/article_01.html
毎年パワーアップしているラ・フォル・ジュルネですが、今年も5月3日から5日までの3日間で124公演、お客様は42万5千人ご来場になったそうです！すごい!!
ここ数年で、認知度も一気に上がってきたように感じます。
今回私は、有楽町の東京交通会館で行なわれたエリアコンサートに、フルートカルテットで出演させていただきました。
街中のちょっとしたスペースで行われる「エリアコンサート」は、最初から最後まで聞いても良し、途中で抜けても良しと、とても自由度の高い公演です。
また無料で楽しめるので、たまたま通りがかった街の方や、普段クラシック音楽を聴かない方、そして小さなお子様連れのご家族でも気軽にフラッと立ち寄っていただくことができます。
特に小さなお子様連れのご家族は、演奏会に行きたくても子どもが泣いてしまう可能性や、飽きてしまって走り回ってしまったらどうしよう……と心配事が尽きないかと思うのですが、そういうことを気にせず、生演奏を間近で感じることができる素敵な機会だと思います！
演奏家側からしても、普段のコンサートホールでの演奏会とはまた違った客層の方々に聞いていただくことができるので、とても嬉しいです♪
2019年のラフォルジュルネはメインテーマが「旅」でしたので、たくさんの旅を経験した作曲家を中心にプログラムを決めました。
ハイドン『ピアノソナタ第37番』より1楽章
メンデルスゾーン『夏の夜の夢』
ヘンデル『調子のいい鍛冶屋の変奏曲』『水上の音楽より アラ・ホーンパイプ』
チャイコフスキー『くるみ割り人形より マーチ』『葦笛の踊り』『金平糖の踊り』『花のワルツ』
すべてフルート4本用に編曲されたものです。
ご来場くださった皆様ありがとうございました！
中川彩、岩崎花保、大竹菜緒、高橋なつ美
タレコミやリクエスト募集！
ご意見はザ・フルートの公式SNSのダイレクトメッセージ、またはアルソ出版のお問い合わせアドレスまでお送りくださいませ。
岩崎花保 Kaho Iwasaki
愛知県豊田市出身。
第15回日本クラシック音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。
第61回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位。
第13回万里の長城杯国際音楽コンクール管楽器部門第1位をはじめ、様々なコンクールで入賞。
2012年豊田市文化振興財団より文化新人賞受賞。
小澤征爾音楽塾、浜松国際管楽器アカデミー、ロームミュージックファンデーション音楽セミナーに参加。
NHKのクラシック音楽番組「ららら♪クラシック」や「スコラ」などに賛助出演し、人材派遣の協力もしている。
学生時代から古楽の世界にも興味を持ち、トラヴェルソ奏者としても活動しているほか、朝♪クラ音楽ディレクター、コラムライター、コンサートの企画運営など、演奏以外の仕事もボーダーレスに行っている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業。
同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻を修了。
2019年より東京藝術大学管打楽科の非常勤講師として藝大ウィンドオーケストラの授業を担当している。
岩崎花保
