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スウィングしよう♪ ジャズクラリネット 超初心者のための手引

第3回 ジャズクラリネットの偉大なプレイヤーの音を聴く

Hey Guys!! ジャズクラリネット奏者の熊倉未佐子です。ジャズに挑戦されている皆様に、よりジャズに親しんでいただけるよう、楽しくわかりやすい情報発信をして参ります。お付き合いのほどよろしくどうぞ。

熊倉未佐子

Misako Kumakura

ジャズを子守唄に、6歳でピアノ、9歳でクラリネットに出会う。クラシックを小山裕子に師事。
洗足音大ジャズ科2013年卒業。谷口英治、中村誠一に師事し、Evan Christopher、Anat Cohenのレッスンも経験。
第35回浅草ジャズコンテストバンド部門銀賞、ソリスト賞受賞。
北村英治米寿記念コンサートで北村英治と念願の共演を果たし、以後も共演を重ねる。
日本のジャズ史上初の女性クラリネット奏者として活動する傍ら、企業が運営するYouTubeチャンネルのパーソナリティーを務め、同社のテレビCMにも出演する等多彩な活動を展開。

 

さて、第3回の内容は、“ジャズクラリネットの偉大なプレイヤーの音を聴く”です! 前回までの内容ではジャズの起源から脈々と受け継がれている比較的古いスタイルに焦点を当てて、ジャズ発祥の地ニューオリンズから始まり、ニューオリンズジャズ、ディキシーランドジャズ、スイングジャズ……、各スタイルで活躍した歴代奏者もご紹介しました。
今回は、歴代奏者をご紹介しつつ各プレイヤーの聴きどころや楽しみ方を探ってみましょう。ぜひ最後までお楽しみください。

 

ニューオリンズ&ディキシーランド・ジャズ

この時代のプレイスタイルは後のプレイヤーに影響を与えていることが多いので、ぜひ1度は聴いてみて頂きたいですね。

シドニー・ベシェ
代表曲「Petite Fleur/小さな花」「Summer time」
1897年にニューオリンズで生まれ、19歳でシカゴへ出た後、ロンドン、ベルリン、パリで演奏し、時々アメリカへ戻っては録音を重ね、永住の地パリで亡くなったという珍しいキャリアの持ち主です。ヨーロッパに渡ってからはソプラノサックスも吹き始めています。
『Petite Fleur/小さな花』の作曲とオリジナルの録音はシドニー・ベシェですが、日本ではピーナッツ・ハッコーのクラリネットや、ザ・ピーナッツの「可愛い花」で大ブレークしました。
“ブルーノート”レーベルの最初のヒット曲が、シドニー・ベシェが1939年に録音した『サマータイム』というのも有名な話です。

 

ジョージ・ルイス
オススメのアルバム「George Lewis & New Orleans all-stars in Tokyo 1963」
【KICJ2077】キングレコード

1900年ニューオーリンズ生まれのアルバート式クラリネット奏者。日本にも演奏旅行で数度来日しており、アルバム「George Lewis & New Orleans all-stars in Tokyo 1963」が残されています。彼の奏法は後のニューオーリンズジャズ・クラリネット奏者の多くに影響を与えました。

 

エドモンド・ホール
代表作「SWING SESSION WITH EDMOND HALL」

ピー・ウィー・ラッセル
代表作「ASK ME NOW ! THE PEE WEE RUSSELL QUARTET」
1938年のカーネギーホールでのベニーグッドマン楽団のコンサートは、スウィングジャズの栄光をしらしめることになった大きな出来事として多くの人々に知られていますこの時代のプレイスタイルは後のプレイヤーに影響を与えていることが多いので、ぜひ1度は聴いてみて頂きたいですね。

 




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