The Clarinet 連載

千花音のクラリネットで演奏してみた vol.7 「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」

こんにちは、千花音です。
昨年の5月から始まった連載。未だに自分が連載をやらせていただけている事が信じられないですが、これからも見ていただいている皆さんに自分の言葉でたくさんの事を発信していけたらなと思います。
2020年もよろしくお願いします。🐭

「良い音色」になるきっかけ…?

音色が良くなるにはどうしたら良いのか、練習法などたくさん質問をいただくことが多く、クラリネットに限らずどの楽器でも音色を重視する方はとても多いのではないかなと思います。

今、思い返せば私も中学生の頃は耳が痛くなるようなキンキンした音色でした。当時の音を皆さんにお聞かせしたいほど本当に酷かったです。笑 

そんな酷かった音色が良くなった一番のきっかけは、プロのクラリネット奏者の音を生で聴けたことです。初めて聴いたときは「クラリネットってこんなに暖かい音がするんだ」と衝撃的でした。
それまでは何もわからずにただただ吹いていましたが、自分の出したい音色が明確になり、常に頭の中で理想の音を鳴らしながら練習をするようになりました。

YouTubeをやっている私が言うのも少しおかしいですが、YouTubeよりも是非コンサートやCDを沢山聴いて欲しいです…!コンサートに行って生音を聴くということは、良い音色に近づける大事なきっかけになると思います。(*^^*)

前回のVol.6「千花音Q&A」で、千花音さんの好きなクラリネットアーティストを聞きました!
千花音:マルティン・フレストです。高校時代に生で聴いて、それからずっと好きです。音はもちろん、パフォーマンスも素晴らしくて、“見ても聴いても魅了される演奏”に憧れます。

マルティン・フレスト
マルティン・フレスト

今回の動画はこちら?

 

今回は、大ヒットしたアナと雪の女王2のエルサが歌う「イントゥ・ジ・アンノウン」を演奏しました。
この曲は、前作で“ありのまま”の自分を受け入れたエルサが、 “このままでいられない”と迷いを感じながら、自分の心に従って、未知の旅へと心のままに踏み出していこうとする彼女の想いが溢れた曲。
映画を観た方も観ていない方も色々な景色を思い浮かべながら聴いていただきたいです❄️

ちなみに、この曲を撮影した日に東京は雪が降りました…!タイミングが良すぎてびっくり!笑

 

イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに

『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』
2013年公開のディズニー映画『アナと雪の女王』の続編として、2019年に公開された『アナと雪の女王2』。日本では2020年1月19日までに興行収入125億円、観客動員980万人を記録、世界興収では前作を超えアニメーション映画史上歴代1位に輝くなど大ヒット中だ。
『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』は、本作のために書き下ろされた新曲。日本語吹き替え版アーティストには、新人の中元みずきが起用された。前作の『レット・イット・ゴー~ありのままで』からさらにスケールアップした壮大なフレーズで、主人公の心境と成長を表現している。

 

 

千花音(chikane)
北海道紋別市出身。常葉大学短期大学部音楽科卒業。同大学専攻科を首席で修了、福井巌賞受賞。同大学定期演奏会、卒業演奏会、修了演奏会に出演。常葉音楽教育センター会長賞ならびに学長賞受賞。第67回北海道北見市新人演奏会出演。第24回日本クラシック音楽コンクールクラリネット部門大学生の部全国大会1、2位なしの第3位。(最高位)第21回ブルクハルト国際音楽コンクール管楽器部門1、2位なしの第3位(最高位)。ヴェンツェル・フックス、小山昭雄、池辺晋一郎、ディルク・アルトマン各氏の公開レッスンを受講。これまでに、山本洋志、武田忠善、井上幸子の各氏に師事。現在、東京を拠点としフリーランスとして活動。様々な音楽ジャンルの演奏活動、YouTube等のインターネットでの活動も積極的に行っている。
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